昨日に続き、もう少し栃木県の名物をご紹介します。
JR 宇都宮駅のお土産屋さんで、小さな魚の形をした最中を発見?最中自体それ程珍しくなく、和菓子屋さんに行けば売っています。けれど何故かこの小さな魚の最中が気になり、手に取ってみました。するとそこには、「無病息災」と書かれていました?えっ!この最中を食べると、無病息災で居られるの?まあそんなはずが無い事はわかりますが、何か縁起がいい物に出会えた気がして、一つ買うことにしました。
この最中は「黄鮒」といい、宇都宮にあるたまきで製造されています。ここのホームページを見ると、意外な事にたまきさんは和菓子屋でなく、器と工芸品のギャラリーです。最中を製造した経緯は、たまきさんのページで見ていただくとして、この黄鮒とはいったい何でしょう?その昔、宇都宮で疫病が流行り、田川で釣った黄色い鮒を食べたところ、病気が治ったという伝説があるそうです。実際に黄色い鮒が居るか疑問ですが、 JR 宇都宮駅のすぐそばに田川があります。という事で、宇都宮周辺では、黄鮒の張子を飾り、無病息災を祈る習慣があるそうです(写真左の内容文より)
黄鮒最中を食べてみると、中の餡の甘さが抑えられていて口当たりも良く、この大きさなら2~3個食べても、口の中が甘くならないでしょう。和菓子屋でないから、この餡の美味しさを出せるのかも?この甘さ加減が、僕は好きですね。最中をこんなにあっさり食べたのは初めてです。
宇都宮に行っ際、是非買って見て下さい。箱入りをお土産にしても、喜ばれると思います。
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