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おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  みよし in  東京都調布市・多摩川

2010年07月13日 | たい焼き

 東京都神奈川県の境を流れる大きな川の多摩川。その多摩川の近くに、たい焼き屋が有ると聞き訪れてみました。
 千葉県に住んでいる僕には、あまり馴染みのない京王線に乗り、調布駅京王相模原線に乗り換え、やっと京王多摩川駅に到着しました。小さな駅の改札を出ると、そこは静かな商店街。東京都とはいえ、この辺は千葉と雰囲気は似てますね。駅前に小さな広場があり、その先に今回のたい焼き屋 みよしがあります。お店の前には、おなじみの「たいやき」の赤い幟。そしてお店の上には「喫茶 みよし」の文字?外見はかざりっけのない古い作りのお店です。ガラス扉をガラガラと開けお店の中に入ると、外見と同様かざりっけのない狭いスペースに、テーブル席が置かれてありました。情報によると、みよしさんは40年以上この場所で営んでいるそうで、確かにお店の中に入ると、何か昭和の懐かしい雰囲気を感じます。

          みよし.jpg

 僕が訪れた時間が午後5時近く。お店の中に入ってみたものの、店主のおばさんがいません?「あれ~・・・お店終わってしまったかな」と一瞬思い、「すみませ~ん」と言ってみました。すると扉の奥のほうから返事がしました。少し間を置いて、おばさんが出て来てくれました。でも既にたい焼きを焼いている様子はなく、時間も時間なので少し諦め気分。「たい焼きありますか」と訪ねると、「焼きたてではないけれどありますよ」と優しく言ってくれました。見ると残り数匹のうちの一匹を、紙袋に入れて渡してくれました。残っていてよかったという安堵感と、焼きたてではない残念な気持ちと、どちらかといえば、やはり食べることが出来てよかったという気持ちです。
 130円を支払い、お店の扉をガラガラと閉め、来た道を駅に向かいました。早速みよしたい焼きを食べてみました。冷めてちょっと硬くなった皮をかじると、薄皮の中に餡子がぎっしり詰まっていました。写真を見てわかるように、餡子がのぞく程の皮の薄さです。その餡子が凄くこくがあり、甘さだけではない美味しさがあります。遠い昔、田舎で作る若干塩加減がする餡子にも似ています。この餡子の味を考えると、いつか焼きたての温かいたい焼きを食べてみたくなりました。

 

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