よく東京三大鯛焼きといいますが、それが麻布の浪花屋総本店、四谷のわかば、人形町の柳屋です。やはり個々に歴史があり、実際に僕も以前に柳屋さんに行き、並んでたい焼きを買いました。確かにその時の事をブログに書きましたが、少し甘さが控えめで 僕は物足りなさを感じましたが、あの美味しさは 皆さんが並ぶ意味がわかりました。
他の2つのたい焼き屋を制覇していませんが、別のたい焼き屋は無いかと調べていたら、たいやきひいらぎという店が出て来ました。やはり発見した以上、ここで終わらせる訳にはいきません。東京三大鯛焼きは、いつでも食べる事が出来ますが、もしかしたら この店は明日無くなる可能性も無きしも有らず・・・。ということで行って見ました。
こちらのお店は、恵比寿駅から数分の所にあります。とはいっても、表通りに面していないので、住所をたどって行きました。たこ公園商店街から斜めに路地を入って行きました。左側のビルの下にはラーメン屋さんが有り、そこを左に曲がるとたいやきひいらぎさんが有ります。なぜこんな所にと思いましたが、それは経営者の都合という事で・・・早速お目当てのたい焼きを買いました。お店の人が、たい焼きを紙袋に入れていただき。、「しばらく袋を開けておいてください」と言われて渡されました。3月の冷たい空気が、ちょうどよい食べ頃の温度にしてくれます。
近くに公園があり、そこのベンチに座って食べる事にしました。公園にはたこの形をした滑り台が有り、それを見た時 ここがたこ公園と知りました。早速 たい焼きを一つ取ろうと袋の中に手を入れた瞬間、僕は驚き身動きができませんでした(少し大げさかも) たい焼きは熱いのは勿論ですが、このひいらぎのたい焼きは、何かが違います。たい焼きの入った袋の中では、熱が放出していて、手に熱気がまとわり付いて来ます(これも言い過ぎかな?) 僕は一度入れた手を、引き出してしまいました。そ-と袋の中を覗きこみ・・・あたり前ですが、たい焼きが入っていました。
では早速食べる事にしました。熱いたい焼きを一匹に取り出し、まずは撮影・・・そしてひとかじりしました。このたい焼き、表面がパリッとしていて、今までに無い食感です。中は粒あんで、ギッシリ入っていました。甘さは少し控えめで、後味にしつこさが残りません。そして食べた断面を見ると、かわがとても薄くなっていました。正直言って、こんなたい焼き初めてです。勿論しっぽの先の先まで、あんこが入っていました。しっぽを食べてそこの部分を見たら、アイス最中を食べているような断面に思えました。
このたいやきひいらぎのたい焼きは、30分かけてじっくり焼き上げるそうです。場合によっては、出来るまで待つ事もあるらしいです。もしそうでも、待つだけの価値はありますね。
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