たい焼きを探しに、東京は日本橋人形町に来ました。ズバリ今回は東京三大たい焼きの一つです。
水天宮から左に歩き、甘酒横丁の交差点を右に入ると、そこは甘酒横丁通りになります。そこの一角に、間口は狭いが奥までお客さんが並んでいる店があります。そこが大正時代から親しまれて来た鯛焼きの柳屋です。
僕も並んで見ましたが、お客さんが途切れる事無く、次から次へと並んできます。観光客は勿論の事、近所の常連さんや仕事途中のサラリーマンまでが、普通に並んでいました。通り沿いでたい焼きを焼いているので、並んでいる位置からその様子が伺えました。昔ながらの炭で焼き、手際よく次から次と型に流し込み、手早くひっくり返し、頃合を見計らってたい焼きを取り出す。お客さんが絶えないので、結構大変そうです。一枚の型で数個一気に焼くのではなく、一つ一つの型を炭火の上を転がしながら焼いて行く手法です。これも伝統なのでしょうね。
僕の順番になり、その場で食べる用一つと お土産用に数個買いました。店を出てアツアツのたい焼きを手に持ったまでは良かったけれど、熱くてすぐには食べれません。何とか冷ましながら食べて見ると、以外に甘さ控えめというか、少し甘さが足りないかも?以前 浪花屋さんのたい焼きを紹介しましたが、あちらの方がお新香が欲しくなるくらい甘かったです。それを考えると、柳屋さんのたい焼きは少し物足りないかも?でもこれなら味がしつこくならなくて、沢山食べられますね。多分あんこの量も、柳屋さんのたい焼きの方が少ないような?この柳屋さんのたい焼きは焼加減で、しっぽの部分が少し固くて、南部せんべいのあの歯ごたえに似ていました。
でもこれが昔ながらの味なのかと思うと、甘さ控えめも大変美味しいです。
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