おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

JR四国、アンパンマン列車の旅

2008年05月02日 | 旅行

 宇和島駅から東京に戻る為に、特急券&乗車券を買い改札をくぐると、こんな列車に出合いました。まさかこの列車に乗るとは思っていなく、物珍しそうに見ていました。けれど岡山行きの特急しおかぜの発車ホームに、この列車が停まっているではないですか?まさかこれ・・・・?というのも、四国に来る前に、前もって帰りの電車を調べて、その時には流線型の特急電車のはずだったのに、いま僕が乗ろうとしている特急電車がこれですか・・・・?

             宇和島駅.jpg

 まあ時間も押し迫っていたので、このアンパンマン列車に乗り込みました。通路の上にもアンパンマンのキャラクターが描かれています。シートは在来線とは違い、リクライニング付きのチョッとグレードの高い作りです。岡山まで4時間以上乗っているので、これなら長旅でも安心です。
 出発のアナウンスの後、列車が音を立てて動き出しました。あれ?この列車 ディーゼルだ~!僕はそんなに電車に詳しくないので、どこどこの線の何系の列車は・・・など、あまり関係なく乗っています。後で調べて見ると、宇和島から松山まで電化されていないとの事でした。宇和島駅を出て数分後、車内にアンパンマンのテーマ曲が流れました。なにかホットさせてくれる感じです。アンパンマン列車はゴーゴーと音を立てて、愛媛のみかん畑の中を通り過ぎていきました。
 JR四国予讃本線は、海を見渡す海岸線を走り、伊予そして松山へと向かいます。松山では高松行きの列車とドッキングの為、数分の休憩タイムです。しばらくして、岡山に向けて特急しおかぜは、瀬戸内海の海岸線を走り続けました。そして瀬戸大橋を渡り本州に入ります。途中の駅の反対ホームには、新型車輌の8000系が停まっていました。

 東京に戻って、旅におさらいに調べて見たところ、僕が乗ったアンパンマン列車は、タダの列車ではなかったです。松山から先の宇和島までは、山の中を走るのでカーブが多く、そのために「振り子式」の列車を使っているとの事です。それに非電化のためディーゼル車輌を使用していますが、この気動車2000系は時速120km/hくらいのスピードが出ます。そういえばこのアンパンマン列車、時々うなりを上げて走ってしました。 それにアンパンマン作者やなせたかしさん高知出身ということもあり、今回乗ったアンパンマン列車の他にも、違うカラーリングの列車が走っているようです。頑張れJR四国

 



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