もう一つ面影橋の話になりますが、都電荒川線面影橋駅の近くにも、たい焼き屋があります。 この面影橋駅の通り(多分 新目白通り)に、赤いたい焼きののぼりだけが風に揺れています。しかしたい焼き屋らしきお店は見当たりません?とにかくそのたい焼きののぼりを目指し、歩いて行きました。近くに行って見ても、やはり二本ののぼりがあるだけです・・・・?お店は何処だろうと思い、側の細い路地に入って見ました。するとそこには大きな公園があり、子供達が元気に遊んでいました。都会の交通量が多い通りを一本入ると、静かな空間が存在しています。その静けさの中に、子供達の遊ぶ声が響き渡り、都会のど真ん中に子供達の世界が有りました。
その公園の前に小さなたい焼き屋あり、騒がしい大通りを避けるかように、たい焼きを売っていました。お店の名前は たい焼 カタオカ といい、知る人ぞ知る有名店です。そしてカタオカのたい焼きを買い、目の前の公園のベンチに腰掛食べました。皮はふわふわでほのかに甘く、中の餡は普通に甘くよくある味です。そう聞くと何の特徴の無いたい焼きと思われますが、僕もそうですがたい焼きを食べる人のこだわりは、パリパリとかモチモチという表現をします。これだけいろんなこだわりの たい焼きが存在すると、昔食べたたい焼きの食感と味が、意外に新鮮に感じてしまいます。このカタオカのたい焼きは、そんな昔食べたたい焼きを思い出させてくれます。カタオカのたい焼きを食べていて感じたのですが、何処と無くなの甘いホットケーキの風味がしました。大人になると、ホットケーキを全くといっていいほど食べません。ここのたい焼きには、その子供の頃の懐かしさが隠れていました。
この公園で遊んでいる子供達が大人になった時、カタオカのたい焼きを懐かしく思える日が来るでしょう。
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