たい焼きを探しに、東京都品川区に来ました。品川は東海道の宿場として、古くから賑わっている町です。現在は品川駅周辺は高いビルやマンションが建ち、車の交通量も凄く多く、産業と居住が一体になった街だと感じます。そんな現代の品川の街に、昔の静かな空間を見る事が出来ます。
今回のたい焼き屋は南品川にあり、最寄り駅は京急の青物横丁です。そのたい焼き屋ですが、あの亀屋万年堂さんですが、東京都内に沢山の直販店を置き、代表的な有名な商品に「ナボナ」があります。その亀屋万年堂さんがたい焼き?と疑問がわきますが、南品川支店さんだけがたい焼きをその場で焼いて売ってます。
実は2013年に、亀屋万年堂・南品川店さんのたい焼きを食べました。そしてつい最近、2017年の春にもう一度食べました。というのも、あの亀屋万年堂さんが何故たい焼きを売っている?と、当時も疑問を抱いていました。あれから4年経ち、再度行ってみる事にしたのです。亀屋万年堂・南品川支店は現存していても、たい焼きはやっていないのでは?という気持ちでお店に行ってみると、ちゃんとたい焼きの幟が風になびいていました。
たい焼きは小倉あんとクリームがありましたが、僕は小倉あんを一匹買いました。既に数匹焼かれていて、110円支払いお店の小窓から手渡してくれました。するとほんのりとした温かさが手に伝わって来ました。
亀屋万年堂・南品川支店さんのたい焼きは連式で焼かれた物です。皮はふわふわで、昔ながらのたい焼きです。それを頭からガブリ。これぞたい焼きの基本のようなやわらかさです。中に入っているあんこは、場所によって量の違いはありますが、でもしっぽまでちゃんと入っているのがうれしいですね。そしてあんこの甘さが軽い感じです?これは亀屋万年堂さんの商品のあんこと同じなのでしょうか?癖がないおいしいあんこです。
すぐ近くに旧東海道があり、たい焼きを食べながら散策するのもいいかも。
※ 亀屋万年堂・南品川支店は、閉店になりました。
亀屋万年堂さんで、唯一たい焼きを販売していたのが、ここの店舗だけでした。
今後 別のお店で、たい焼きが再開される事を願います。
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