お盆が過ぎ、もうすぐ秋の気配が感じられるようになります。秋といえば秋刀魚ですね。北海道・岩手・宮城にわたり、これから秋刀魚漁が盛んになります。宮城県では気仙沼と女川が秋刀魚の水揚げがもっとも多く、毎年ここから全国に届けられています。
そんな中で、ここ気仙沼に来ないと食べられないさんまがあります。先週8月16日にさんまやきのサンマミーアさんがオープンしました。こちらのさんまやきですが、皆さんがご存知の焼くと油が滴りモクモクと白い煙が立ちがる秋刀魚ではなく、ふわりと甘いさんま?なのです。つまりたい焼きのような焼き方で、秋刀魚の形をしたさんまやきなのです。
ある記事によると、サンマミーアの店主(オーナー)の菊地さんは、震災後地元の気仙沼に戻り、平成25年から現在の形のさんまやきを移動販売で売り始めました。菊地さんオリジナルの秋刀魚の形をしたさんまやきは、徐々に地元の方々に広まり、そして今年の夏にお店を開店しました。僕はこの内容をたまたま目にし、開店2日目にサンマミーアを訪れました。
気仙沼の市街地にある Big House の横に新装開店のお店を発見。小さな看板でちょっと目立たないけれど、オープン2日目でもお客さんが訪れているのを見ると、やはり地元では有名なんですね。入り口を入って左奥にテーブル席が設けられていて、さんまやきとドリンクを注文し、ゆっくりくつろげる空間がありました。そしてお会計の横のケースに、細長いさんまやきが数本?並んで有ります。僕が訪れた日は、あんこ・カスタード・レアチーズの3種類。その中からあんことレアチーズの2個というか2本を購入。若干忙しそうな雰囲気でも、にこやかな笑顔から人柄がうかがえる店主の菊地さんが手渡してくれました。
この日の気仙沼市は小雨模様で少し肌寒く、たい焼き・・・さんまやきを食べるには絶好の日和です。気仙沼の文字が大きくお腹に刻まれたさんまやきの頭をガブリ。やわらかく少し甘さを感じる生地がなかなかの美味。その中に細長くあんこが入ってます。この甘さが程よく、なんとも食べ易い形の為か、ペロリとたいらげてしまいました。もう一本はちょっと変わりダネのレアチーズです。こちらもちょっと甘い生地と独特なチーズの風味がうまくマッチして美味しいですね。レアチーズの味はそんなにパンチが感じられませんが、これ結構クセになるかも。この大きさと食べ易さなら、カスタードも食べられたかな・・・・?飲み物も数種類選べ、タピオカドリンクなどもあり、今度は店内でゆっくり味わいたいと思います。
日々更新されているサンマミーア!!@さんまやきのtwitterを見ると、新作メニューが増えているようで、今度お邪魔するのが楽しみです。
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