今年も残すところ数時間になりました。12月のはじめ頃は結構暖かかったのに、それを挽回するかのように、このところ日本全体が寒気に包まれてます。そして寒くなるとたい焼きが一層美味しく感じる季節になりました。
そんな寒さが厳しい岐阜県で、たい焼きを食べる事が出来ました。 JR 岐阜駅の北口か、むしろ名鉄岐阜駅の方が数百メートル近いです。そこから歩く事10分弱くらいの商店街の角に、たい焼きの幟が立つ「薄皮たいやき 福丸」があります。大通りから一歩中に入ると人通りがグッと減りますが、ここの通りは昔ながらのお店が並び、きちんと整備された細い路地の雰囲気から、観光に力を入れている感じます。
今日お目あての薄皮たいやき 福丸さん。表にかかっている暖簾が大きく、いまひとつ店の中が伺えません。店の中から話し声がするので、お客さんがいるのはわかりましたが、でもなんだか賑やかです。ともかく大きな暖簾を手ではらい、一歩店内に足を踏み入れました。そこで聞こえてきたのが「いらっしゃい」の高い声。勿論この方が店主とすぐにわかりました。それにその声を聞いた瞬間、元気で好印象を受けけたのです。焼いている手先を見ると、一丁焼きの焼き型がずらり並んでいて、焼きあがったたい焼きが上の網に置かれてました。これは天然物ではないですか。期待大ですね。店内を見渡すと、壁際に長椅子がぐるりと置かれ、座布団の模様から昭和を感じさせます。決して広くはないけれど、これなら沢山のお客さんが座れます。それに湯飲み茶碗が置かれ、待ている間お茶が飲めるようでうす。
早速「すみません。たい焼き下さい」というと、「何個ですか?」と反されました。僕は「あっ1個お願いします」と言うと、「1個ならすぐに用意できます。すぐに食べますか?」と言われ、勿論YESと答えました。白い紙袋に入れていただき「熱いので気を付けてください」といいながら手渡してくれました。一瞬僕の指が紙袋に触れ、確かに熱いと確認出来ました。そのまま店を出ようとすると、店主が「お茶飲んでいって下さい」と声をかけてくれました。その言葉に半身湯のみ茶碗の置かれた方を見たのですが、「熱いので冷ましながら食べます」と言い、お店を後にしました。
さて数分歩いた所で、白い紙袋からたい焼きを取り出しました。まだ熱いけれど、これなら食べられる温かさです。見るとたい焼きの大きさが若干小さい!お値段が1匹100円なので、若干小さくてもいいかな。ではたい焼きの頭にがぶり。表面の皮がパリッとして、食べ応えGood。薄皮の中には、程よい甘さのなめらかな餡子が入ってます。あれ?もう食べてしまいました。この大きさと甘さなら、いっきに2匹3匹食べれますね?
情報によると、この薄皮たいやきの福丸さんは、岐阜県で人気が有るらしいです。勿論一丁焼きの天然物と言う事もありますが、それ以上に店主の人柄がお客をつかんでいると思います。
今年もお付き合いいただきありがとうございました。来年も頑張って更新したいと思います。それでは良いお年を。
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