今回はたい焼きを探しに、雑司が谷を訪ねてみました。
都電荒川線の鬼子母神前駅の近くに、ひなの郷という甘味処があります。目白通りから細い路地を入り、都電荒川線の踏み切りを越え、少し行くと右手に鬼子母神があり、そして左手にひなの郷があります。ここは電車で来る事をお薦めします。車で行ったのはいいのですが、道は狭くひなの郷の前から一方通行になり、そのまま明治通りに出てしまいます。車を停めるにしても、なかなかコインパーキングが有りません。なんとか細い路地の奥にパーキングを見つけ、そこから歩く事にしました。
全般にたい焼き屋のお店は、裏通りなどの目立たない所にあるように感じます。あの東京三大たい焼き屋にしても、大通りから少し入った所にお店が有ります。ここひなの郷も本当に路地の一角にあり、狭い通りという事もあり、表に赤いたい焼きの暖簾を出すのが難しい様です。その為鬼子母神前駅の方向から来ると、たい焼き屋が有るのかわかりません。唯一「氷」の旗が揺れていたので分かりましたが・・・
そんなひなの郷の店に入って見ました。店内はたい焼き屋にしては広く、奥にカウンターが設けられていて、そこでお酒なども飲める様になっていて、ちょっとした喫茶店&カウンターバーの感じです。そして店内も明るく、何より女将さんが明るい?なんとなく話し好きの陽気な感じの女性店主でした。詳しくはひなの郷のホームページを見て下さい。
そんな明るい女将さんが作る たい焼きは、あずき・子宝たいやき・ひなのこころ・鬼っこたいやきの4種類で、その詳しい中身はホームページに載っています。折角ここまで来たので、選ぶ事無く4種類買って見ました。鬼っこたいやきの中身は、これまた珍しいエビチリが入っています。それ程辛くはありませんが、プリプリの海老が入っていました。これがたい焼きに合うかというと・・・・斬新ながらも中々美味です。次にひなのこころですが、こちらも今まで食べた事の無いバナナクリームと白玉が入っています。こちらもいいアイデアですが、たい焼きを食べている感じではありませんが、結構美味しいです。そしてあずきですが、こちらは普通に甘いたい焼きです。そして最後に子宝たいやきを食べることにしました。中にあんこと豆乳クリームが入っていて、爽やかで滑らかな舌触りが凄くいいです。そして子宝という事なのか、白玉が2個入っていました。
いや~何かいい物を食べた感じがしますね。オーソドックスなたい焼きのバリエーションを他所に、これほどアイデアがいっぱいのたい焼きを食べれた事が凄く満足です。これからもいろんなたい焼きを期待したいと思います。陽気な女将さん、頑張ってください。
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