新年を寿ぎ、年神様をお迎えできる喜びを
ささやかな幸せとして歩いていきたいと思います
人間の歴史の中で、
今ほど人間関係がぎくしゃくし、
心にゆとりのない生き方をしなければならない時代があったでしょうか
だからこそ、
今、私たちは、「ゆとり」の大切さに気づき、
物質文明の発達過程で失ってきた、
「心の充実」を取り戻そうと、「癒し」を希求している。
しかし、社会はあまりにも混迷し、
政治も経済も、
そして私たちの先行きも一向に先の見えない霧に覆われている。
私たち一人一人が「精神の自立」をはかり、自分を見つめ直し、
生きることの意味を真剣に考えなければ、
次世代を担う若い人たちに先人として責任を果たせなくなってしまう。
せめて今年は、
「ゆとり」の先に希望の光が瞬く社会で、
努力が報われるやさしい社会になって欲しいと願っています。
平成23年 正月
写真は「平家落人の里」・雪に埋もれる湯西川温泉のホテルの窓からとりました。
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