ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY原油がバレル14ドルで下げ止まり、NY株、2~2.8%反発、一方、世界でコロナ感染者、261万人突破、死者数、1万2,000人とジョンズホプキンス大調べ(学校で教えてくれない経済学)

2020-04-23 09:29:36 | 経済学
「原油相場がバレル14ドルでとりあえず下げ止まった。コロナ感染者、死者数は出ているがピークを付けた兆しが見られる。米企業決算発表が継続しているが、コロナ感染拡大をビズネスチャンスと捉える可能性があるとしてハイテク株に見直し買いが入った。22日、NY株式市場は、ダウ、ナスダック、S&P500揃って2%~2.8%値上りした。一方、原油市場の崩壊で相場復帰に数年かかるとの見通しからメキシコ湾掘削にストップがかかった。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。22日、ブルームバーグ電子版は「①原油相場下落に一定の歯止めがかかり市場に落ち着きが生まれNY株は反発した、②米国のコロナ感染者増加率が先週の4.4%か増加から3.3%増に鈍化した、③NY州ではコロナ禍によりレストラン、小
売り、ホテル産業が壊滅的打撃を受けている。」と伝えた。

22日、NYタイムズ電子版は「①コロナウイルス世界的流行(パンデミック)によりコロナ禍を利用して自らの政権強化に利用とする動きがハンガリー、ポーランドで見られるが、EU委員会に反対する動きが出てきた、②世界180国自由度調査では1位ノルウエイ、2位フィンランド、3位デンマーク、米国は45位、北朝鮮180位だった、③原油相場が一時マイナス価格を記録したが、原油相場の早期の回復は見込めない。長期間デフレ時期が継続すると専門家は見ている」と伝えた。

22日、ロイター通信電子版は「22日、NY市場ではダウが23,475ドル、456ドル、2.0%高、ナスダック、8,495,2.8%高、S&P500,2,799,2.8%高と揃って値上がり下。恐怖指数VIX42.09%と7.3%下落、債券が売られ10年債利回りは年0.62%へ8.4%上昇した。NY外為市場ではドルは小動き、1ドル=107.73円、1ユーロ=116.55円、1英ポンド=132.72円と対ユーロ、対英ポンドで円相場じり高が継続している。NY原油(WTI)は一時16ドル台をつけたあとバレル14.04ドルで取引を終えた。NY金は引き続き安全資産として買われオンス1,737.15ドルと2.3%値上りした。」と伝えた。22日、ロイター電はジョンズホプキンス大調べで22日時点でのコロナ感染者死者数は世界で感染者261万1,182人(死者数:1万1,992人)、米国:感染者:83万4,858、死者:4万5,894、スペイン:20万8,389(同2万1,717)、イタリア:18万7,327(同2万5,085)と伝えた。

22日、ヤフーファイナンスによれば22日米格株個別ではアップル、276ドル、2.9%高、ダウを52ポイント押し上げ、マイクロソフト、173ドル、3.4%高、同38押し上げ、ハイテク株高がNY株をリードした。米航空会社株が冴えない。ユナイテッド航空、25.88ドル、7.2%安、アメリカン航空、10.27ドル、6.6%安と1月高値から70%安の水準で低迷している。クルーズ船、カーニバル、11.64ドルと1.7%小幅安も1月高値50ドルから80%近く下げた。百貨店メイシーズは昨年4月高値25.76ドルから80%強安い4.82ドルと7.7% 安で取引を終えた。22日のNY原油は産油国平均コストバレル15ドル前後に近い。米シエールのコスト50ドルまで道は遠い。相場は全てでないが下手な説明より分かり易い。(了)

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