ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY原油相場、休み明け28日、10%安、一時バレル65ドル台へ急落、一方、米英ブラックフライデー

2014-11-29 10:22:27 | 経済学
激安商品売り場で買い物客乱闘騒ぎ(学校で教えてくれない経済学)


NY外国為替市場で、28日、ドル指数が5年ぶりの高い水準を記録したと28日付、ブルームバーグニュース電子版でRachelEvans記者が書いた。同記事によれば「OPEC(石油輸出国機構)の生産目標据え置き、原油安が米国経済を下支えする、資源国通貨を圧迫するとの見方強まった。ドルは対円で0.8%高、1ドル=118.63円、対ユーロで0.1%高、1ユーロ=1.2452ドル、円は対ユーロで、1ユーロ=147.72円で取引された。NY原油(WTI)は28日、10%下げバレル66.15ドルで取引を終えた。一時、65ドル台まで値下がりした。『原油価格がここまで下がると、金融市場を混乱させる。中期的には地政学的混乱につながる。そうなればドル保有が好ましい』とモントリオール銀行、世界為替戦略責任者、グレッグ・アンダーソン氏は話した。」と書いた。

エヴァンス記者は「ルーブルは3.6%安、1ドル=50.408ルーブルと最安値を更新した。月間で5年ぶりの安値を記録した。ロシアのシアノフ財務相は『経済制裁と原油安の影響で1年間1,400億ドルを喪失している』と語った。ブラジルレアルは1.4%,豪ドルは0.5%,ノルウエークローネは1.5%それぞれ下げた。ノルウエークローネは、一時5年ぶりの安値をつけた。『原油安の消費者や経済にとっては一助となる。しかし、同時に、物価がさらに抑制される。米FRBの初回利上げ時期をめぐる議論に影響するだろう』とソシエテ・ジェネㇻル、グローバルストラテジスト、キット・ジャックス氏は話した」と書いた。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」が紹介したロシアRTRはフランス石油メーカー、トタル(TOTAL)新社長との会談でプーチン大統領が『ロシアとサウジアラビアなどとのOPEC総会前の会合で今回の原油値下がりは予測していた。市場が判断した結果だ。驚いていない。これから冬になる。石油需要は回復する。値下がりは一時的だ。フランスTOTAL社とロシアとの友好関係はゆるぎない』と語る様子を画面に映していた。中国CCTVは「石油価格の値下がりによりインド、インドネシアが恩恵に浴する。中国は外貨が節約できると世界のメディアが伝えた。」と第三者的に冷静に紹介していた。

一方、米感謝祭明けの金曜日、ブラックフライデーの様子を米ABC,米CNN,英BBCが入店前は静かに列を作っていた買い物客が入店後、激安商品、特にテレビ売り場で掴み合いの乱闘になった。英BBCは「ここまでの騒ぎになるとは予測できなかった」とロンドン警察責任者が語る様子を映していた。28日付のWSJ紙電子版は「米消費者の出費動向は、年末商戦が試金石になる」とJeffreySparshott記者が書いていた。

28日、NY市場では、エネルギー株が大幅安、ガソリン安から小売関連が買われ、NYダウは前日比横ばいの17,827ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.173%へ低下したがドルが買われ、原油は4年半ぶりの安値、NY金相場はオンス1,175.20ドルへ下げた。
一方、世界規模で火山活動が活発化している。原油相場急落に浮かれていると危ない。(了)

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オオカミが羊を襲う事故が多発している、絶滅危惧種のオオカミ駆除を求めて羊飼い組合がデモ:

2014-11-28 09:51:49 | 経済学
28日朝放送のフランスF2(学校で教えてくれない経済学)


ロシアルーブルがOPECが減産見送りを決めたあと過去最安値を更新したと27日付けブルームバーグニュース電子版でVladimirKuznetov記者が書いた。同記事によれば「モスクワ時間午後8時現在、ルーブルは前日比2.6%下げ1ドル=48.655ルーブルと過去最低、一方、ドル建て株価指数RTS紙数は2.1%安の1,006.43へ下落、北海ブレントオイル価格は前日比6.5%急落、バレル72.68ドルと、2010年8月来安値を付けた。北海ブレントは今年6月つけた高値から35%下落,経済制裁と景気鈍化で既に痛手を蒙っていたロシアにとって原油安はさらなる打撃となる」と書いた。27日付けWSJ紙電子版は「OPEC生産枠据え置きで合意」のタイトルで「OPEC(石油輸出国機構)は、27日、生産枠を日量3,000万バレルに据え置くことに合意した。最近の実際の生産量は生産枠を上回って居るため、今後の生産が減ることを暗示している。世界的な原油安の反転に向けて積極的な方策に踏み込まなかった。」と伝えた。

27日付のブルームバーグニュース電子版でPaulDobson記者は「WTI原油相場は、6.3%安、バレル=69.05ドルと2010年5月以来の安値、北海ブレント原油価格は5.1%安、バレル72.58ドルと、10年来の安値を付けた。カナダのエネルギー株はNY時間午後3時現在、11年来最大の値下げとなった。一方、欧州株はドイツの失業率が過去最低を好感、軒並み上昇、ロシアルーブルは過去最低、フランスの10年物国債利回りは1%を割り込んだ」と書いた。NHK/BS「ワールドニュース」28日朝放送のドイツZDFは「OPEC加盟12ケ国の内11ケ国(イラクを除く)は、生産枠据え置きに合意した。OPECの原油生産量は世界の原油生産の40%を占めるため今回の決定で大きな影響が出る。内1/3を占めるサウジアラビアが減産に反対した。ハドリOPEC事務局長は「生産枠据え置きで合意されてハッピーだ」と記者会見で述べた。サウジアラビアは減産は割に合わないと考えている。ガソリンの値段が下がり市民は上機嫌である。」と伝えた。

「ブラックフライデーが世界に、ロンドン市民も買いまくる準備」のタイトルで、27日付のブルームバーク電子版でTomBeardsworth記者は「ロンドに住むハナ・リオンズさんは『七面鳥とかぼちゃのパイは食べないがもう一つの儀式金曜セールでは買い物ざんまいを楽しむ』と話した。皆が買い物に繰り出して小売店の帳簿が黒字になるとして「ブラックフライデー」と呼ぶようになった。インターネットの普及でクリック一つで大安売りを利用できるようになリ、ブラックホリデーが世界的な現象になってきた。米国では大幅な値引き合戦が始まっている。」と書いていた。

28日朝放送の「ワールドニュース」ではフランスF2が「野生のオオカミが羊を襲うケースが急増してきた。絶滅危惧種のオオカミ駆除を拡大してくれとデモをした。」と伝えた。フランスF2は来年がアジアでは未年だという解説はなかった。原油相場のさらなる下落で腹をすかし窮地に立つロシアが、オオカミにならなければいいなと勝手に危惧している。(了)

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阪神なんば線(難波→魚崎)車内風景(スケッチ&コメント)

2014-11-28 07:42:29 | スケッチ


阪神なんば線(難波→魚崎)車内風景

江嵜企画代表・Ken


上本町に所用があり、難波から阪神なんば線で三宮行きの快速急行で帰宅した。10
両連結の車両が尼崎で後ろ4両が切り離される。その間3~4分待たされることが
難点だ。難波からの乗客の半分は尼崎で降りる。

いつもながらの光景であるがドアのそばに立った乗客いれて7人中4人がスマホに熱
中していた。真ん中は学校帰りの女生徒と思われるが、運動部だろうか、大きな
バッグを抱え込んだまま難波から乗るなり睡眠状態に入った。彼女の右隣の女性は
楽しそうに本を読んでいた。

最近は本を読んでいる人はたまに車内でみかける。しかし、新聞を読んでいる人は
まずいない。時代が変わったといえばそれまでだが、スマホオンパレードで子供の
時から大人になると思うと末恐ろしい気がする。

いつものように客は次々降りる。そのためスケッチは尼崎までの12~3分が勝負で
ある。おそらく描いている姿を目撃されたら口をとがらせてエンジン全開でスケッチ
しているから,とてもひとさまにお見せできるような御面相ではないに違いない。

この日魚崎まで乗っていた客は左端の学生風の青年一人だった。阪神なんば線が開通
した当時は客もまばらだった。三宮行きの快速急行も難波でほとんどの人が降りた
から必ず座れた。ところが現在は時間帯にもよるが座れないときもあるから様変わり
である。(了)

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神戸市立住吉幼稚園を望む:紅葉風景(スケッチ&コメント)

2014-11-27 10:28:32 | スケッチ


神戸市立住吉幼稚園を望む:紅葉風景(スケッチ&コメント)

江嵜企画代表・Ken


自宅マンション5階窓から神戸市立住吉幼稚園の紅葉風景をスケッチした。春の桜も
いいが、紅葉の桜も見事だ。桜の木の奥に銀杏の木が見える。桜の木の左はモミの木
だろう。正面の2階建ての建物が神戸市立住吉幼稚園である。

画面左奥の青い屋根は阿弥陀寺である。寛永14年(1637)、典牛和尚が開基した
というから由緒ある寺である。明治6年(1873)、住吉小学校が阿弥陀時本堂に
開設された。明治22年(1889)、町村制施行で阿弥陀寺茶堂に村役場が出来た。

住吉幼稚園は大正12年(1923)に現在の場所に開設された。第二次世界大戦時
神戸大空襲で村役場が全焼、住吉幼稚園に仮設した。昭和25年(1950)、住吉
村、魚崎町、御影町とともに神戸市と合併、神戸市立住吉幼稚園となった。

画面正面のビルの屋上にLivの文字看板が見える。平成元年(1989)、JR住吉駅が
改築、駅ビルリブ住吉が完成、コープこうべ(COOP)、灘生活協同組合が移転した。
灘生協の前身のひとつ、購買組合は大正2年(1921)に住吉に誕生した。住吉駅は、
明治7年(1874)、東海道線が神戸まで開通した年に開設された。

平成2年(1990)、JR住吉駅と六甲アイランドを結ぶ神戸新交通六甲アイランド
線(六甲ライナー)が開通した。六甲ライナーは阪神電鉄、魚崎駅と接続している。

平成7年(1995)、阪神・淡路大震災が発生、住吉界隈も甚大な被害を受けた。
筆者の住んでいたマンションも全壊、平成11年に再建され今日に至っている。
昭和20年(1945)、神戸は米軍に空爆された。筆者が生れた昭和13年(1938)には
阪神大水害に見舞われた。76年の人生で3回,災害に遭ったなと思うと、感慨深い。
(了)

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26日、 NY原油(WTI)バレル73.59㌦、「新たな形の石油危機の始まりか?」:12月2日付NW誌日本版

2014-11-27 10:19:44 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「新たな石油危機の始まりで、地政学的大変動の兆しが見えてきた」と近着二ユーズウイーク(NW)誌日本版でリア・マグラス・グッドマン記者が書いた。同記事によると「経済が原油輸出に大きく(あるいは全面的に)依存している国々とっては、厳しい時代だ。原油価格が現在の水準のままだと、イラン、ヴェネズエラ、ナイジェリア、イラク、リビア、ロシア、サウジアラビアの国家予算は赤字に転落する」「ウラジミール・プーチンは『我々はあらゆるシナリオを検討している。その中にはエネルギー価格のゆわゆる壊滅的下落も含まれる。そうなる可能性があることは認める』と国営タス通信に語った。」「イランも6ケ国協議が決裂すれば、経済制裁、インフレ、通貨レアル下落の上に原油下落がのしかかり、イランは経済的にさらに苦しくなる」と書いた。

一方「原油価格下落が続けばWTIがバレル75~80ドル以上でないと国内のシエールオイル生産者は採算が取れなくなる。」「米国内の原油生産は増え続けている。EIA(米エネルギー情報局)の推定で、アメリカの8月の生産量は日量890万バレル、来年は日量940万バレルになる。890万バレルのうち原油輸出は44万バレル、つまり、ほとんど全部を国内で消費している。」「原油価格が持ち直さない限り、例えばイラクは、原油を増産しても財政赤字が解消しない限り、大勢の国内避難民には確実に痛手となる。イスラム過激派ISIS相手の戦費にも当然響く。避難民は200万人を超え、巨額の費用が掛かってくるとブルッキングス研究所、ドーハセンター、アルハティーブは云う。」結論として「原油価格下落による産油国の窮乏は必ずしも人ごとではない。」とグッドマン記者が書いていた。

26日、NY市場で、ガソリン、ナフサ、灯油などに使われるWTI相場は続落、バレル73.59ドル、電力用なま炊き用などに使はれるブレント相場はバレル77.60ドルへ続落した。27日、OPEC総会が開催される。先のNW誌日本版は「サウジアラビアはアメリカの顧客向け値段を既に引き下げている。サウジアラビアにとってもっとも重要なのは市場シエアを維持することだ。」と書いていた。26日のNY原油相場はOPEC総会で減産合意なしを見越している。27日朝放送のブルームバーグニュースに出演したエコノミストの一人は「原油値下がりはエネルギー株の値下がりを助けるが、アメリカのGDPの70%を占める個人消費が、ガソリン代の値下がりで恩恵を受ける効果の方がはるかに大きい。原油相場値下がりはNY株価にマイナスに影響しない」と解説していた。日本でも原油がバレル100ドルを超えた時、漁業組合がむしろ旗掲げて政府に陳情した。特に空運、海運、陸運会社は原油安の恩恵を受けるからほくそえんでいるに違いない。

26日、NYダウは木曜日の感謝祭を控えて商い閑散の中、前日比12ドル高,17,827ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.245%へ低下した。NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=117.65円、1ユーロ=147.09円で取引された。NY金相場はオンス1,196.60ドルと小動きだった。原油安の最大のリスクはプーチン大統領の暴発かもしれない。(了)

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OPEC閣僚会議で原油減産見送り、NY原油(WTI)バレル74.09ドル、4年振りの安値

2014-11-26 10:27:09 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「石油ブームでカウボーイ不足、給与格差で人材流失、カナダで」の見出しで25日付のブルームバーグニュース電子版で、JenSkerritt記者は「ガソリン価格が3年ぶりの安値をつけ、リグ(掘削装置)やパイプ操業関連の労働者の給与が上がり、カウボーイや牛肉処理施設で働く人が石油業界へ移っていく。世界8位の牛肉輸出国カナダで、牛肉供給がひっ迫、米国産牛肉輸入が増加している。高額の給与を払ってくれる業者があらわれたら農場を売りわたしたいという声が出てきた。原油と牛肉のカナダ最大の産地アルバータ州では、畜産農家の従業員の平均給与は4万4,870カナダドル(約470万円)、石油業界の7万3,105カナダドルより63%安い。ガソリン価格がどこまで下がるかと騒いでいるが、石油ブームでハンバーガーやステーキの値段があがっていることに気づいていない。」と書いた。

同じく25日付のブルームバーグで、RyanChilcote記者は「ロシア、サウジアラビア、ベネズエラ、メキシコ4カ国は1年間の価格監視で合意した。しかし、減産では協調しない。」とロシア国営石油会社ロスネチフのイゴール・セチンCEOがウイーンで開かれていた産油国会合後語った。ロシアでは原油価格が年初来30%下がったことを受けて、ロシアが産油国に同調し、価格てこ入れのために減産に踏み切る可能性を示唆していた。」と書いた。「
これを受けて25日、NY原油(WTI)が4年ぶりの安値バレル74.09ドルへ下落した。ロンドンICEのブレント先物価格もバレル78.33ドルへ前日比1.7% 下げた。2010年9月以来の安値だ」と25日付のブルームバーグでDavidMarino記者が書いた。

25日付のWSJ紙電子版でAlexanderKolyandr記者は「ロシア人の対米感情、今世紀最悪の水準に」の見出しで「モスクワを拠点とする世論調査機関,世論基金によると、米国によくない感情を抱いているロシア人の割合は37%となった。今年3月の33%,2001年は17%だった。良い感情を抱いているとの答えは11%だった。2001年は35%だった。ウクライナ問題で西欧諸国が経済制裁を実施したことが影響している。と書いた。一方、NHK/BS「ワールドニュース」が伝える26日朝放送のロシアRTRは米ミズリー州、フアーガソンで黒人青年を射殺した警官に大陪審が不起訴と決めたことに怒った住民が放火、略奪事態に発展したと伝えたあと「アメリカはウクライナと軍事協力を強化、航空機、戦車、ミサイル含む高性能武器を供与していることが分かった。」と詳しく報道していた。ロシアRTRは「
フランスオランド大統領はロシアと契約済みの軍用艦引き渡しを年末まで延期を決めた。フランス企業は喜んでいない。全てアメリカの圧力によるものだ。」と解説していた。

25日、NY市場で、NYダウは前日比ほぼ横ばいの2ドル安、17,814ドルで取引を終えた。7~9月期の米GDPが3.9%増と上方修正されたが消費者信頼感コンフェレンスボード指数が予想を下まわったことと感謝祭休日を木曜日に控えて様子見気分が強まった。米10年債利回りは2.2559%へ低下、NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=117.87円、1ユーロ=147.01円で取引された。一方、NY金相場は小動きオンス1,197.10ドルだった。(了)

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ヘーゲル米国防長官、事実上の更迭、米国の安全保障政策の混乱は良いことではない:

2014-11-25 10:00:07 | 経済学
25日朝放送のドイツZDF(学校で教えてくれない経済学)


「プーチン大統領(62)が、18年選挙に出馬の可能性、再選ならスターリン以降最長」と24日付WSJ紙電子版でAlexanderKolyandr記者が書いた。WSJ紙は「イラン核協議、合意に至らず、来年6月まで協議延長を決めた」と伝えた。同紙は「ヘーゲル米国防長官辞任、後任はフルーノア氏有力」と伝えた。イラン核協議延期については25日朝放送のドイツZDF,,シンガポールCNA、中国CCTV、カタール,アルジャジーラが詳しく伝えた。シンガポールCNAは「イランはウラン濃縮規模で欧米と意見の隔たりが大きい。一方、イランは一刻も早く制裁解除を求めているが欧米側は段階的解除を求めている。」と伝えた。中国CCTVは「王外相がイランとの協議取りまとめに当たり積極的に関与した。」と伝えた。

ヘーゲル米国防長官辞任に関して英BBCは「イラク、アフガニスタン撤退、イスラム過激派組織シリア国への対応をめぐってオバマ大統領との意見の相違から対立していた。」と伝えた。ドイツZDFは「イスラム国へのオバマ大統領の対応に非難が集まっていた。ヘーゲル国防長官は地上軍派遣をかねてから主張していた。オバマ大統領による事実上の更迭だ。アメリカの安全保障をめぐる政策での内部対立を露呈した。ヘーゲル長官はアサド政権崩壊を主張した。ヘーゲル長官は現政権でただ一人、共和党出身だ。議会共和党は今回のヘーゲル辞任を利用するだろう。米国政治の混乱が少なくとも数週間は続く。必ずしも良いことではない。」と解説していた。

25日朝放送の英BBCは英国議会にテロ対策法案としてテロの危険があるとされる人物にパスポート発給を停止する。保険会社に対して身代金支払いを禁止するなどの条項が含まれているなどと伝えた。豪ABCはイギリスのニュースとして嬰児の下水道遺棄事件が起こったが5~6日経過していると見られる。今のところ奇跡的に命をとりとめていると伝えていた。ニュースの中で赤ちゃんは生後4~5日に母乳を飲めなくても生きられる。下水管だったので外的から襲われこともなかった。しかし、重篤状態が続いている。母親は逮捕された。」と伝えていた。フランスF2はフランスの競争力強化を目的として今後3年間給与凍結法案を内務相が提案した。労働組合からは労働意欲を失わせるなどの理由で反対している。」と伝えた。フランスF2はパリの大気汚染が深刻化している。正常値の30倍に達している。車の排気ガス、暖房機器、工場発煙などが原因しており、車の通行規制が検討されていると伝えていた。

週明け24日、NY市場では、目新しい材料のない中、NYダウはほぼ横ばいの7ドル高、17,817ドルで取引を終了した。米10年債利回りは2.305%と小幅下げ、NY外国為替市場では1ドル=118.35円、1ユーロ=147.18円で取引された。NY原油はバレル75.78ドル、NY金はオンス1,195.50ドルと共に小幅値下がりした。三井住友銀行、山下えつ子氏は「ガソリン価格が低下しており、米年末商戦は良好だろう。」と珍しく楽観予測していた。(了)

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水仙&小菊(スケッチ&コメント)

2014-11-25 08:10:19 | スケッチ


水仙&小菊

江嵜企画代表・Ken


 早咲きの水仙が元気よく咲き始めた。数日前にスケッチしていた絵を彩色した。
10月にはいってすぐに、球根から芽をだしはじめていたが日当たりのいいところ
からどんどん茎を伸ばしていた。これからお正月にかけて次々花をつけてくるだろう。
小菊を露払いにして一枚の絵にまとめた。

 水仙の花ことばをヤフーで検索した。うぬぼれ、自己愛、気高さなどと出ていた。
色別に花言葉が違う。白は高貴な美人、飾らない心、素朴。黄色はもう一度愛して
ほしい、気高さ、感じやすい心、ラッパ水仙は尊敬と出ていた。

 今年は11月初めから咲き始めた。早いなと思っていたが、開花期は10~4月と
出ていた。原産地はスペイン、ポルトガル、北アフリカとあった。花持ちは2~5日
とあるから咲いてからの寿命は比較的短いようだ。

 水仙をスケッチしていると、花の方から、見て、見てと呼びかけてくるような気が
する。花も人も同じで見つめられると輝いてくることだけはたしかなようだ。花から
いつも元気をもらっている。(了)

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ルーブル美術館はガラガラ?!,安くておいしいレストランを楽しみました:友達のKさんからのパリ便り

2014-11-23 08:45:40 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「エボラ熱の影響か、例年、秋のパリは混んでいますが、ルーブル美術館はじめどの美術館もがらがらにすいており、ゆっくり鑑賞できました。おいしい安いレストランにも入れました。今までで一番良いフランス旅行になりました。」などと先週フランスから帰国した友達のKさんから昨日いただいたメールにありました。一方、こちら日本では、高校同窓のHさんから昨日いただいたメールでは今年の京都は人、人、人、中国語、韓国語が飛びかっていますとありました。本日、これから大阪日本橋にある猪熊桂子日本画教室に出かけますが、電気街の一角に教室がありますので、中国、台湾、韓国のお客様でごった返していることでしょう。閑散としたパリはエボラ熱の影響もさることながら、ヨーロッパ景気の冷え込みが底流を流れているのではないかと思います。

経済の話で朝から恐縮ですが、21日付のブルームバーグニュース電子版に「NY外国為替市場、ユーロが対円で1年ぶりの大幅安、ECB総裁発言で」という見出しが躍っていました。NY時間午後5時時点でユーロは対円で1.5%下げて1ユーロ=145.99円、2013年6月以来の最大の落ち込み、ユーロは対ドルでは1.2%下げて、1ユーロ=1.2391ドル、円は対ユーロドル高につられて1ドル117,79円へ対ドルで0.4%上昇した。ブルームバーグが作成した10ケ国加重平均為替指数によると、ユーロは過去1ケ月間で0.3%,円は7.8% 下落、一方ドルは2.7%上昇した。」とありました。ドラギECB総裁は金融を一段と緩和して景気浮揚を図る構えのようですが、ユーロ下げて輸出回復の助けも狙っていのかも知れません。しかし、ユーロが安くなれば、パリだけでなくヨーロッパを訪れる観光客の足を遠ざけることになりそうです。

ドラギ発言に伴うユーロ安に加えて、先週、中国が予想外のタイミングで利下げを発表しました。中国の経済成長率は目標年間7.5%ですから立派なものです。しかし、当局は足元の住宅相場の値下がりなど踏まえて、現状、目標達成が難しいと判断したのでしょう。ブルームバーグによれば、中国の利下げに素直に反応した豪ドル、NZドルが反発、豪ドルは対米ドルで0.6%高、NZドルは対米ドルで0.2%上昇とありました。先週は習近平主席が豪、NZ訪問し、大歓迎を受けた様子を豪ABC,中国CCTVが詳しく紹介していました。特にタスマニア訪問ではよくぞタスマニアに来てくれたと天にも昇る喜びように見受けられました。

足元の神戸では先週、北野異人館にサンタの大人形がお目見えしました。本日は神戸マラソンも行われます。何とか観光客を呼び戻そうと必死の努力が続きます。神戸は、阪神淡路大震災から来年1月17日で20年目を迎えます。人口は150万と回復しましたが、九州の玄関口福岡に間もなく抜かれるとの噂でもっぱらです。表向き復興したかに見えます。しかし、神戸市のお台所は安心できる状態ではなさそうです。東灘区でも国道2号線沿いにはマンションが次々建設されますが、六甲の山間部の空き家率が20%と聞きます。パリから寂しい便りでしたが老齢化の波と災害の爪痕が厳しく神戸も安閑としておれない状況です。(了)

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ECBドラギ発言、中国利下げサプライズで、債券利回り低下、欧州株、NYダウ共に上げる

2014-11-22 07:48:22 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ドラギECB総裁は、21日、「インフレ率が余りに長い間、過度に低い水準にとどまる兆しがある場合には、資産買い入れプログラムを拡大する準備ができている」と銀行関連会合で語ったと21日付WSJ紙電子版で伝えた。21日付ブルームバーグニュース電子版は「ECB総裁は、インフレ率とインフレ期待をできるだけ早く高めるためにしなければならないことをする。そのためには必要であれば資産購入を拡大する。短期的なインフレ期待は低すぎる水準まで下がっている。」と語ったとPaulGordon記者は書いた。ブルームバーグによれば「欧州市場で、ユーロ参加国の国債相場が軒並み上昇、アイルランド、イタリア、オーストリア、フランスの国債利回りは過去最低、スペインの10年物国債の利回りは過去最低の2.01%へ低下した。ドイツ10年物国債利回りは0.77%へ低下した。」と書いた。欧州株式市場も軒並み上昇、ドイツ2.6%,英国1.1%,フランス2.7%それぞれ値上がりした。

「中国人民銀行が21日、市場の意表を突く形で利下げに踏み切った」と21日付WSJ紙電子版でGraceZhu記者が書いた。同記事によると「1年物の貸出金利を0.4%下げて5.6%,預金金利は0.25%引き下げ2.75%となる。市中銀行が設定する預金金利の柔軟性を拡大し、基準金利の1.2倍までを許容範囲と定めた。貸出し金利の引き下げは,減速が見られた中国経済にとってカンフル剤になる。エコノミストの間では、今年の成長率は目標の7.5%前後に到達しないと見る向きが多い。」と書いた。

21日のNY市場は、ドラギ発言を受けての欧州債券利回り低下、欧州株上昇と予想外の中国の利下げを受けて、NYダウは上昇、前日比88ドル、0.5%高の17,807ドルで取引を終えた。米10年債利回りは2.31%へ低下した。NY外国為替市場では1ドル=117.72~74円、1ユーロ=145.87~88円で取引された。NY原油(WTI)はバレル76.64ドル、NY金はオンス1,200.91ドルへそれぞれ反発した。ブレントオイルもバレル82ドル台へ戻した。OPEC総会でサウジアラビアが減産に踏み切るかどうかで見方が分かれている。22日朝5時台放送に出演したディーラーの一人はバレル65ドルへの値下がりの可能性があると指摘した。

22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、ロシアRTRが「22日ロシア議会で2015年予算が歳入15兆ルーブル、歳出15.5兆ルーブル、赤字5,000億ルーブルで承認された。国外環境と国内経済の悪化が影響した。ルーブル相場が原油相場と連動して動いている。ブレントオイルが21日反発、つれてルーブルが1ドル=45.79ルーブルへ回復した。OPEC総会でのサウジアラビアの減産合意が期待される。」と伝えたあと「ロシアプーチン大統領が中小企業団体ロシアサポート総会に出席「ロシアの雇用の70%は中小企業が占める。中小企業の頑張りにより経済制裁を乗り切ることが出来る。」と演説したと伝えていた。
インドNDTVは「オバマ米大統領のインド共和国記念日祝典に参加が決まった。これはインド米国両国の関係強化の証だとモディ首相は語った。」と特報として流していた。日本では「ワールドニュース」への関心は希薄だ。レコードの「裏面」にも目を向けて欲しい。(了)

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