ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

WHO,新型コロナウイルス感染拡大で「緊急事態宣言」発動のあとNY市場反発、ダウ124ドル高、一方、ドル売られ1ドル=108円台、NY原油続落、バレル52ドル台(学校で教えてくれない経済学)

2020-01-31 09:29:26 | 経済学
「WHO(世界保健機関)は30日、新型コロナウイルス感染拡大に「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」宣言を発動した。同時にWHOは「中国への旅行規制は勧めない」と発表した。[緊急事態宣言]に伴い世界各国における監視強化、感染防止措置拡充が促進されることから新型コロナウイルス感染拡大が早期収束するとの期待が高まり、30日、NY市場は、取引終了にかけて急速に値を戻した」と31日朝放送のNHKニュース電子版が伝えた。NYダウは28,859ドル、124ドル、0.4%高、ナスダック、9,298,0.3%高、S&P500、3,283、0.3%高と揃って反発した。30日ロイター電によれば「マイクロソフト、172ドル、2.8%高、ゴールドマン、244ドル、1.7%高がダウ反発をリードした」と書いた。

30日のNY外為市場では債券が買われ10年物米債利回りが1.56%へ低下、ドルが売られ、1ドル=108.99円で取引された。ユーロ、英ポンドはほぼ変わらず、1ユーロ=120.19円、1英ポンド=142.61円で取引された。一方、NY商品取引市場では、原油(WTI)が米国内原油在庫増と新型コロナウイルス感染拡大に伴い中国需要減少懸念を材料にバレル52.91ドルで取引された。一方、NY金はオンス1,572.30ドルと直近の高値圏を維持,同1,600ドルが視野に入ってきた。30日付けのWSJ紙電子版は「30日、NY銅相場が直近高値から12%下落した。NY原油(WTI)がここ一年での最安値を更新した。瞬間的に、バレル52ドルを割った。新型コロナウイルス感染拡大で中国経済減速がさらに進み、銅、原油需要減少が促進されるとの懸念が背景にある。」と書いた。

閑話休題。「日本人はお金の話をすると嫌がる」と昨日の当欄「経済学」で書いた。愛読者のおひとりが主催しておられるある会合で今年のテーマのひとつに「お金」を挙げた方がおられたとのメールをいただいた。日本人の多くは「お金は汚いものだ」と子供のころから刷り込まれた。日本人に「お金は汚い」と刷り込んだ人物は江戸時代に「お金の出入りを厳しくチエックしてインフレを抑え込もうとして結果デフレを招いた」とされる新井白石(1657~1725)だと昔聞いたことがある。大河ドラマは娯楽番組だから楽しめばいいが、戦国大名に限らず経済が破綻すれば没落する。戦に負けることをわかりやすく教えてくれる。

名優チャップリンは「人生に大切なものは愛とSomeMoney」という名言を残した。MuchではなくSomeといったところに味がある。2000年に介護保険法が施行され介護産業が俄かに脚光を浴び、次々と介護関連施設が建設された。そこへ、いま、人手不足倒産が襲っている。パートの回転でこなしているところがほとんどだが、時給1,000円の据え置きだ。過酷な仕事に耐えられず人が逃げるが、一方、新たに人も応募してこない。その結果、撤退を余儀なくされ倒産だ。保育所も似たようなもので待遇改善が望めず人手不足倒産危機に直面している。日本にはお裾分けという優れた伝統が昔あった。今は死語となって久しい。お裾分けを英和辞典で調べた。日本語の趣旨がそのまま伝わる英語が見当たらない。企業経営者に雇用者にお裾分けできるSomeMoneyが急速に枯渇してきた現実が背景にある。(了)

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パウエルFRB議長、FOMC後の記者会見で「新型コロナウイルス感染拡大を非常に慎重に見守っている」と発言後、NY株下げに転じ前日横ばいで取引終了(学校で教えてくれない」経済学)

2020-01-30 10:24:41 | 経済学
米FOMCは28~29日の会合で政策金利を年1.5~1.75%据え置きを全会一致で決めた。会合の後の記者会見でパウエルFRB議長は「①米大統領選挙までの金利政策に変更はない、②新型コロナウイルスの海外での影響について非常に慎重に見守る。長期的には世界経済への影響は懸念していない、③米国経済は内需主体である。堅調を維持する、④インフレ目標2%は変更しないがコミットしていない。」などと語ったと30日付のロイター電は伝えた。ロイター電によると「29日のNY市場でダウは28,734ドル、11ドル高とほぼ横ばい、ナスダック、9,275,0.1%高、S&P500,3,273,0.1%安 で取引を終えた。米企業業績発表を受けてアップル、2.1%高、ボーイング、1.7%高、GE,10.7% 高が相場を牽引した。アップルは売上、利益ともにナリスト予想を上回った。ボーイングは23年ぶり赤字を出したが、ボーイング737MAX損害額がアナリスト予想を大きく下回ったことから株価が反発した。ただ、パウエル記者会見後、取引終了にかけて全般、急速に値下がりした。」と書いた。

29日のNY外為市場では米債券買い、米10年債利回りが1.64%へ下落したが、パウエル記者会見後も大きな変化はなかった。1ドル=109.04円、1ユーロ=120.07円、1英ポンド=141.94円で取引された。ユーロは全般弱相場が継続している。英ポンドは英国のEU離脱を月末に控えて様子見。英国がフアーウエイとの関係維維持するとジョンソン英首相が英議会で答弁、一方、米国は一貫してフアーウエイ排除をダボス会議でもトランプ大統領は明言した。英国はEU離脱後、2国間取引に軸足を移さざるを得ない。米英間で溝ができることは好ましくないとの見方が出ている。一方、NY原油(WTI)は小幅安のバレル53.16ドルと中東情勢緊迫あと急騰、鎮静化のあと急落したが、その後落ち着いた。NY金は小幅高のオンス1,576.16ドルと堅調相場を維持している。相場の世界で言う「上に用がある」姿を示している。

閑話休題。日本人は相場の話をすると嫌がる人が多い。面白いことに競馬や魚釣りの話になると目がない。人それぞれでいいが日本人は一般にお金の話を忌避する傾向が強いことは当欄でもしばしば書いた。NHK大河ドラマでは経済が命取りになることがしばしば出てくる。安倍総理が日本の人口減少に対して危機感を露わにするが女性が安心して子供を育てられる保育所確保が出来ていない。職場での女性職員に対する会社全体としての冷ややかな目は改善は見られると伝えられるが女性職員が子供の保育で急遽帰宅を迫られることがむつかしい現状は基本的に変わっていない。経済がしっかりしないと全てうまくいかない。

近くの喫茶店にほぼ日参している。昔は「老健施設」と呼ばれていた施設が今ではホームクラブと呼ぶ。そこで働いているある方が厳しいというか聞きようによっては悲惨な状況に利用者が置かれている。一方、働く方は時給1,000円では余りにも日々の仕事の中身が過酷なため人が集まらず、人手不足倒産が続発していると話していた。介護保険制度が2000年に実施された時、介護産業はバラ色の業種としてもてはやされたが今様変わりである。(了)

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神戸市内S病院玄関ホール風景パート2(スケッチ&コメント)

2020-01-29 19:46:47 | スケッチ



神戸市内S病院玄関ホール風景パート2

江嵜企画代表・Ken



昨年11月初めの耳下腺腫瘍手術で全身麻酔に使われた止血剤その他もろもろの薬剤の影響か分からないが、姿を消していた蕁麻疹が目を覚ました。今もって原因不明であるが、神戸市内のS病院皮膚科に週1の間隔で光線療法(紫外線放射)に通院している。

治療が終わるとお決まりのコースであるがその日の清算が控えている。時間帯にもよるが出来上がるまでに15~20分の待ち時間がある。病院の目の前に薬局がある。処方箋を持参して出来上がるまでこちらも20~30分の待ち合わせ時間がある。

小生にとって、それが格好のスケッチタイムとなり目の前の様子を電車の中同様、鉛筆を走らせ自宅に帰って彩色することがほぼ習いとなっている。

この日は当病院自慢の玄関ホール奥にあるステンドグラスを正面に清算機を使う客人を入れて仕上げた。以前気が付かなかったがステンドグラス越しに中庭があり親子を型どったと思しき銅像をガラス越しに描きこんだ。

診察治療が終わると病院カウンターへ清算表を提出する。診察券カードを挿入するとパーコードがついた番号を印刷した紙が出てくる。それを指定の場所に置くとその日の支払額が精算機画面に出てくる。「確認」ボタンを押す。

次に「診察明細書」は「要ります」、「要りません」の2種表示される。指定金額を入れる。「確認」のボタンを押すと診療明細と予約表がついた領収書が出てくる。

塗り薬として軟膏が処方されている。自宅で全身に塗り込んで下さいと担当医に指示されて2ケ月経過した。当初は全身に蕁麻疹が出た。最近は攻撃される個所が限定されてきた。勝手にかゆい場所だけ塗り薬をつけていたが、看護師さんに「全身に軟膏塗ってますか」と聞かれた。

当初の主治医の指示に反して「かゆいところだけ塗っています」と正直に答えた。何も症状が出ていないのになぜ全身に塗る必要があるのかと看護師さんに生意気にも答えた。I先生が光治療室に来られ「完全に治まるまで全身に塗って下さい」と改めて指示された。

蕁麻疹は身体の中に問題があり身体がたまらず外に出してくる「叫び」だと思っている。皮膚の表面から軟膏をぬったり紫外線を照射しても所詮は対症療法であることはI先生ご自身も承知しておられる。しかし、かゆみをとにもかくにも止めなければならない。そのための処方である。指示に従わないと治らないですよと言われた。おとなしく帰路についた。

大根スープが蕁麻疹に効果があると聞いて毎日継続している。血液検査の結果、少々亜鉛不足との結果が出た。I先生の指示で1月分、食後に一日3回飲んでいる。I先生によれば即効果は出ませんとのことだった。

余談ながら英語でpatientという言葉がある。(医者から見て)患者、病人のこと。ラテン語で「耐え苦しんでいる(者)の意。Patientとは「忍耐強い」、「辛抱強い」という意味とWeblio英和辞典に出ていた。言いえて妙だなとつくづく感心する。(了)

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NY市場、売られすぎの反動でほぼ半値戻し、企業業績が個別の株価は明暗、一方、中国の最貧層の出稼ぎ労働者に救いの手が差し延べなけば事態は改善しないいと近着NW紙(学校で教えてくれない経済学)

2020-01-29 10:17:50 | 経済学
「新型肺炎コロナウイルス拡散阻止に国際的動きが見られる。WHOテドロス事務局長が習近平主席と会談後「中国政府のコロナウイルス対応の成果を確信している」と語った。一方、
死者の数は106人に達したが未確認を含めるとそれ以上になる模様だ。感染者は5,000人を超えなお増加を続けている。一方、コロナウイルス発症元の武漢の市民は春節前に街を出た。市内は閑散としている。」と28日、ロイター電は伝えた。28日、NY市場は、コロナウイルスから米企業の2019年10~12月決算発表に注目した。ダウは28,722ドル、187ドル、0.7%高、ナスダック、9,269,1.4%高、S&P500,1.4%高と前日大幅下げ分のほぼ半分をそれぞれ戻した。

ダウ採用銘柄ではアップル株が317ドル、2.8%高と売られすぎの買い戻しからダウ平均を59ポイント押し上げた。一方、3M社株は売上、利益ともアナリスト予想を下回った。1,500人解雇を発表した。中国での販売低迷と全般、自動車部品販売不振が響いた。3M者の株価は165ドル、5.7%安、ダウを68ポイント押し下げた。「アップルは取引終了後、アナリスト予想を上回る収益918億ドルと発表のあとあと322ドル前後で時間外取引されている。アップルのiPhone利用者数は現在9億2,500万件ある。さらに4社が新たにiPhone進出する。アップルの5G対応機種が9月に発売見込みである。さらなる収益拡大が見込まれる。」とヤフー電子版は伝えた。

28日のNY外為市場では株反発、債券売り、米10年債利回り1.64%台への回復を受けてドル買い戻しの動きから1ドル=109.14円、1ユーロ=120.30円、1英ポンド=142.20円で取引された。「ユーロに勢いは見られない。ユーロは対ドルで1ユーロ=1.10ドル台を一時割った。」とロター電は書いた。NY原油(WTI)は株反発の流れ、売られすぎの反動からバレル53.92ドルは小幅戻した。一方、NY金はオンス1,566.15ドルと小幅下げた。「リスク逃避資金がNY金に流れている」と28日、WSJ紙電子版は書いた。

新型肺炎コロナウイルス関連情報として近着、2月4日号、ニューズウイーク(NW)紙は「新型肺炎の最大の犠牲者は貧困層だ(The Poorest Will Be Hit Hardest)と題してルイ・チョン氏、ジェームズ・パーマー氏連名記事を掲載した。「1月23日の夜明け、例年なら翌日からの春節の休暇を前に、多くの人でごった返しているはずの中国・武漢の駅と空港に人影がない。23日に武漢の交通機関がストップしたとき、出稼ぎ労働者は、既に故郷に向けて出発した後だった。問題のウイルスは、武漢の海鮮市場で、動物からヒトに感染したとみられている。海鮮市場はオオカミの子からヘビ、コウモリ(今回の感染源とみられている)など珍しい野生動物を幅広く扱っていた。動物を扱う不潔で危険な仕事は主に出稼ぎの労働者だ。彼らは命の危険が迫るまで病院に行けない。伝統的な民間療法に頼る。日常的に健康状態が悪くウイルスの影響を受け易い。風邪と勘違いしやすい。医療や検疫システムに見えにくい中国の労働者階級には既に手遅れだが彼らを救はないと事態は改善しない。」と書いた。(了)

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アジア、欧州、米国で株安進む、NYダウ、453ドル値下がり、世界経済押し下げ懸念からNY原油バレル52ドル台へ下落,一方、NY金、安全資産への資金逃避で値を保つ(学校で教えてくれない経済学)

2020-01-28 10:40:05 | 経済学
新型コロナウイルス感染拡大で世界の経済成長に打撃を与えるとしてリスク回避の動きからアジア、欧州、NY市場で株安が進んだ。一方、安全資産として債券が買われ、米10年債利回りが1.6%台へ低下した。安全資産への資金の流れは円買い、金買いに見られたと27日付けロイター電は伝えた。27日、NY市場でダウは28,535ドル、453ドル、1.6%安、ナスダック、9,139,1.9%安、S&P500、3,243、1.6%安と揃って値下がりした。欧州株ではロンドン、2.9%安、フランクフルト2.7%値下がりした。原油続落でロシア株が3.6%値下がりした。

27日、NY外為市場ではドル、ユーロがともに売られた。円買いが進み、1ドル=108.91円、1ユーロ=120.00円、1英ポンド=1142.84円でと取引された。英ポンド関連ではムニューシン米財務長官がジョンソン英首相と会談し米英二国間取引拡大を強調したとロイター電は伝えた。NY原油(WTI)はバレル52.83ドルとイラン中東情勢緊迫以前の株価水準に戻った。原油安はコロナウイルスの世界的感染拡大から原油需要減少懸念が材料視された。原油安と対照的にNY金が買われオンス1,581.20ドルと小幅ながら続伸した。

27日、NYタイムズ紙電子版は「CDU(米疾病センター)は米国国民に不必要な中国訪問を取りやめるよう勧告した。新型コロナウイルスによる死者が80人を超えた。感染者が増加を継続しているとの中国政府発表を受けた動きである。米国でコロナウイルス感染の疑いで110人を隔離した。カナダで2人目の感染者が確認された。」と伝えた。27日付けのWSJ紙電子版は「米、豪、フランスでコロナウイルス感染者が確認された。感染者拡大から世界経済への影響懸念から27日、NY株式市場でダウが453ドル大幅値下がりした。ここ4ケ月で最大の下げ幅を記録した。」と伝えた。27日のロイター電によれば「中国国営テレビCCTVは「中国国務院は27日、香港春節休暇を2月2日まで当初予定から3日間延長する。中国国内の団体旅行を1月24日にすでに禁止を決めていたが27日、海外への団体旅行を禁止する措置をとった。李克強首首相が27日、武漢を訪問、病院そのた関連施設を訪問しコロナウイルス感染拡大阻止に全力で当たるよう語った。習近平主席からの指示を受けた動きである。」と伝えた。

「27日、NYダウは453ポイント値下がりした。ダウ採用銘柄の多くが値下がりした。アップル株、308ドル、2.9%安と一銘柄で63ポイントダウを押し下げた。ここ1年で株価がほぼ2倍となっていた。28日に昨年10~12月決算が発表される。中国関連であることとここ一年での急騰銘柄にリスク回避の動きからが売りが広がった。中国関連ではキャタピラー、135ドル、3.3%安で31ポイント引き下げた。ウイルス拡大で航空機減便拡大の動きからボーイング、316ドル、2.0%安、ダウを43ポイント引き下げた。アメリカンエキスプレス株、130ドル、3.3%安、ダウを30ポイント引き下げた。感染拡大で海外旅行客の世界的減少が材料視された。」と27日、ロイター電は伝えた。銘柄別の動きは興味深い。(了)

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≪七星 特殊鍼法研究会体験セミナー≫ 1月26日の臨床実践塾

2020-01-27 09:46:08 | 診断即治療と虹彩学
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昨日の臨床実践塾風景



日曜日の臨床実践塾は、≪七星特殊鍼法体験会≫という形にしました。
良かった、ほんとに良かった。
こんなことを言うと、今まで参加された方々が気分を害するかも知れませんが、おそらく今までで一番良かったのではないかと思えるほどでした。

何が良かったかと言うと、七星鍼法の実技疲披露をしたときに、モデルになった方々がすごく良かったのです。
お一人は、1月4日に交通事故に遭い、頭の後ろから背中、腰まで痛く、「かなり辛い」と言っていました。

その方がモデルになり、1本鍼をしただけで症状が殆ど取れてしまったのです。
参加者の方が、
「最初が10だとすると、今はどれぐらいですか?」と聞いたら、すかさず

「0です」と答えたのです。

その表情を見ていても良くなっていることは分かったのですが、
「0です」の発言に、参加者の皆さんは、
「おおー!」とかなんとか声をあげていました。

もう一人は、20歳の女の子で、この子も交通事故をしたことがあるらしく、
「まだ完全に治ってない」と言っていましたので、どこに問題があるかを調べる方法から説明しました。
原因は左腸骨にあり、治療は、頭に鍼を1本しただけです。
それから、診断で見つけた腸骨の歪みを確認したのですが、それも消えていました。

参加者の皆さんは、ほんとに喜んでくれました。
そして、今度の臨床実践塾は「七星特殊鍼法研究会への参加呼びかけ」も兼ねていましたので、「興味のある方はご参加ください」と言ったら、ほとんどの方が参加を希望してくれたのです。

これには私も驚いたのですが、参加してくれる方々への「技術と運営」の指導(コンサル)があるので、私はこれから頑張らないといけないのです。(^_^;)
と言うことで、臨床の部分を編集してから動画で流す予定にしていますが、やることが多すぎるので、それらが済んでからになります。

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日高義樹氏大いに語る、新春恒例の講演会風景(スケッチ&コメント)

2020-01-26 23:47:01 | スケッチ



新春恒例の講演会風景

江嵜企画代表・Ken



日高義樹氏の新春恒例の講演会が1月25日(土)午後2時30分から大阪府社会福祉会館で開かれ、家族同道、出かけた。質問入れて4時までを堪能した。話は、イラン問題から始まった。「イラン現政権は事実上崩壊した。日本はなぜ用なしの中東に海上自衛隊艦船を派遣するのか」と切りだした。

話は中国問題へ進む。①昨年末からの香港問題、②台湾総選挙での蔡総督の大勝利、③ウイグル人権問題で中国が批判の矢面に立たされている。習近平は3連敗した。そんな状況下、なぜ安倍首相は、習近平を国賓で日本に招くのかと話はエスかーレートしていった。

日高氏は「オバマさんからトランプさんへ政権が移った。米国が一段と力をつけている。トランプ大統領への弾劾裁判が始まった。米国では誰もトランプさんが弾劾されると思っていない。秋の米大統領選挙ではトランプ再選はほぼ間違いないとの受け止めている。ところが習近平さんは「あとしばらく待てばトランプはいなくなる。それまで我慢しておけばいい」と信じている。米中貿易協議「第一段階」で一時休戦したが、その先は、人権問題、米国の知的財産問題という肝心の問題は手つかずのままだ。」と話を続けた。

「米国内では中国批判は厳しい。民主党、共和党を問わない。中国批判、中国警戒では一致している。2020年の米大統領選挙では接戦州含めトランプ再選が具体的に見えてきている。しかし、習近平さんだけでない。日本人も一部マスコミ報道にミスリードされていると思われるがアメリカ人が「トランプ大統領はアメリカのために仕事をしてくれていると思うようになった」ことは伝えられていない」と話した。

「イランのハメネイ政権は事実上崩壊した。イランは現状、アメリカに手も足も出せない。イランを含め中東情勢はじめ世界を取り巻く環境が一変してしまった。そのことを安倍首相は全く理解できていない」と嘆いた。「中国経済が人口減少を伴い、この先、停滞がはっきりした。一方、米国経済は堅調を続ける。今のNY株高が証明している。世界中は借金漬けになっているにもかかわらず、少なくともこの先10年は低金利政策は続く。その中で強いドルは維持される。「オンス1,500ドルのNY金は、今、お買い得ですよ。知り合いのヘッジファンドが年末にオンス2,000ドルの先物買いした。」とまで話が及んだ。

講演の最後に日高さんは、間違えるといけないのでと言いながら、この日初めて懐から紙切れを出した。「IMFは日本が消費税を10%へ引き上げたことを批判するレポートを昨年暮れ出した。日本のマスコミは取り上げなかった。アメリカの賃金は12月3.7%上昇した。EUは低いが2%台を継続している。EUを離脱する英国でさえ3%賃金が上昇した。ところが、日本の賃金は1%も満たない。マイナス金利になってから10年近い。にもかかわらず消費税を引き上げた。日本経済がこの先どうなるかとIMFがむしろ心配している。」と力を込めた。日高さんは「安倍さんは女性の活躍を口にするが女性が安心して子育てできる環境づくりも怠ってきた」と辛口コメントを続けた。

日高さんは、ペンス米副大統領と先日、食事をする機会があったと講演を始めた。ペンス米副大統領は知る人ぞ知る中国批判派というか中国警戒派の一人である。この日、中国に関して辛口コメントが多く出たが日本訪問の直前にペンスさんと言葉を交わしたことも影響したのかもしれない。なぜ安倍首相は習近平さんを国賓で日本へ招待するのかと複数回口にしたことも印象に残った。

「イラン現政権が崩壊寸前です」という冒頭の話も頭に残る。アメリカが石油の世界最大の生産国に昨年なったことが米国が中東政策に影響を受けなくても済むようになったことが背景だろう。このところNY原油(WTI)相場が続落し先週末バレル54ドル台まで値下がりした。その間NY金相場がオンス1,560ドルを維持し原油相場下落と好対照を見せている。日高さんがこの日NY金の話を初めて持ち出したが、実に興味深い。

人それぞれに見方がある。トランプ米大統領を高く評価する人は日本にも少ない。同時に、表立って口には出さないが、自由に物が言えない全体主義の国である中国を怖い国と思っている日本人は多い。ウイグルでの人権問題は日本のマスコミはほとんど取り上げない。中国の皇帝と自ら決めた習近平さんと天皇陛下が握手される日が近づいているが世界は日本に厳しい目を向けていることに日本人は気が付いていないと思いながら家路についた。(了)

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新型肺炎コロナウイルス感染拡大懸念からNY株続落、株安・ドル安・原油安(学校で教えてくれない経済学)

2020-01-25 20:54:22 | 経済学
米国で2人目、フランスでも新たに新型肺炎コロナウイルス感染者が出たと伝えられた後、24日のNYダウは一時300ドル以上値下がりした。あと堅調な米企業業績期待から買い戻されたが28,990ドル、0.6%安、ナスダック、9.314,0.9%安、S&P500,3,295,0.9%安と揃って値下りした。24日のNY外為市場では米債券が買われ、10年物米債券利回りが1.74%へ下落、ドルが売られ、1ドル=109.28円で取引された。一方、ユーロは対ドル、対円で続落、対円で1ユーロ=120.48円まで下げた。英ポンドも小幅下落、1英ポンド=142.88円で取引された。NY原油(WTI)はコロナウイルス感染拡大懸念から原油需要減退リスクから続落、バレル54.38ドルで取引を終えた。一方、NY金はオンス1,570.15ドルと値を保った。24日のロイター電によれば自動車排ガス用の触媒に使われるロジウムが品不足から昨年来2倍のオンス3,500ドルを突破したと伝えた。

24日付けのチャイナネット電子版によれば「中国CCTVテレビによれば周先旺市長は「1人1プラン」、「1人1チーム」体制をとる。院内感染を防ぐ。集散市場の管理監督を徹底する。特に野生動物の管理に重点に置く。関係者の低温チエックを行う。不要不急の集会を禁止する。備蓄と供給の拡大を図る。感染者、発病者に関する症状を早期に発見、迅速に報告する。航空機、列車の運航を一時停止する。」などと語ったと伝えた。ロイター電によれば24日現在,武漢市でコロナウイルス感染者は830人,26人の死亡が確認されている。

その他コロナウイルス関連記事として24日付のYahoo Finantial News電子版(英文)に掲載されたEthan Wulff-Man記者は「2003年SARSでは7,000人弱が感染、774人死亡した。対応する人員不足と医療体制が中央集権的で、かつ、公表が大幅に遅れた。経済への影響で今回のコロナウイルス感染とSARSとの違いは、今日では、オンラインショッピングが普及している。その分、小売りが受けるインパクトは軽減される。しかし大部分の小売りや観光、ホテル、出前、配膳事業への影響は避けられない。学校閉鎖、職場休業が長期化すれば被害は大きい。SNSを通じてフエイクニュースによる風評被害防止が求められる。SARSの際、400億ドルの被害が出た。習主席はメルケル、マクロン両氏に電話して理解を求めた。収束までいつまでかかるのかも含めて具体的な予測が全くつかない。」と書いた。

一方、21日からはじまったダボス会議は24日閉幕する。各国首脳はじめ政界財界2,000人が参加した。「環境問題」が主要テーマだった。トランプ米大統領は出席2020年秋の米大統領選挙を念頭に経済の成功を自らの成果とぶち上げた。同時開催の米上院でのトランプ氏弾劾裁判の影響を最小限に抑えたい思惑が伝えられる限りではありありと出ていた。米中貿易協議「第一段階」は終わったが「第二」、「第三」への道筋さえ決まっていないと伝えられる。英国のEU離脱や米国の対EU制裁強化でユーロ圏経済の先行きもおぼつかない。底辺を流れる中国経済減速の水音が耳から離れないからだろう。今年は暖冬で野菜の値段が例年より安いのは助かる。しかし、買い物客は脇を締めて飛びついていないようだ。(了)

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左の仙腸関節が硬くて股関節が開かない (1/26の臨床実践塾)

2020-01-25 06:09:27 | 診断即治療と虹彩学
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ここら辺が痛いです 



先日、治療の途中で左の股関節が開かない方がいました。
まるで「得意技見せてくれ」と言われているようなものです。
「あれ、左の股関節が開かないですね」と言うと、

「そうなんです。硬いですよね」と言う。

「どんなん。どんなん。やってみてくれない」と言うと、笑いながらこんなことを考えているように思えました。

「先生、喜んでいるんでしょう」

「いやいや、喜んではいないのだが‥‥。何か嬉しくてね!」

「あ、やっぱり喜んでる!」



「これ、すぐ治るんで、写真撮らせてくれない?」と聞くと、

「いいですよ。どうすればいいですか」

「向こう向きに寝て、痛みの出るところを触ってほしいんですが‥‥」

「そうそう、それでいいですよ」、、、パチリ!!!

で、
「これって、面白いですよ。10秒ですから10秒」と言いながら、横向けに寝てもらい、せんかん鍼をしました。
その日は、特に調子が良く、スーッと鍼が入ったので、サッと鍼を抜きました。

10秒もかかったかな、という感じです。
それから、仰臥になって両膝を立ててもらい、片足ずつ倒してもらったら、先ほどまで倒れ難かった足が、バタンと倒れるように開いたのです。

それにはご本人もちょっと驚いた様子で、
「あ、ほんとにスッと行きますね。あんな簡単な方法で、すごいですね」とか何とか言っていました。
(簡単じゃないんだけどなー・笑)

筋骨系の治療は、ほんとに「アッ」と言う間に変化させられるので、楽しいものです。
おっと、楽しいなんて言うと怒られるので、
「やりがいのあるもの」と言っておきましょうかね。

今度の臨床実践塾 は、久しぶりの方や初めての方も来られるので、ワクワクしています。(^_^;)

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むせるし、喉の奥に鼻汁が張ったような感じがする (1月26日臨床実践塾の準備)

2020-01-24 13:16:02 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




天突穴と雲門穴の位置



先週から、下記のような症状があると訴えて来た方がいました。

1、 鼻が詰まる感じがする
2、 鼻水が喉お奥に張り付いた感じがする
3、 肩甲骨間が凝る
4、 左胸がシクシク痛む
5、 むせる感じがする時がある

こういう場合、鍼灸では、「天突」への刺鍼をすることもあるのですが、天突を使うのは対症療法的で、私はあまり好きじゃない。

ちなみに、天突の治療効果としては、いびき、過呼吸、呼吸困難、喘息、気管支炎、咽頭炎などと書かれており、風邪で喉がやられたときなどにも使います。
しかし、実際には、天突よりも恥骨上部への刺激の方が治療効果は高いものです。

そこで私は、雲門を使いますが、雲門の効能は、「肩こり、五十肩、肺の異変で反応が出ている場合に用いるとよく効きます。
つまり、咳や喘息、胸痛といった呼吸器疾患の治療ですが、最近時々使うのは、大腸や肛門の異変にも使っています。

これは、「肺・大腸」という表裏肝経を利用したものですが、大腸経のツボを使うよりも治療効果は高いものです。

そして、この方の症状にも、「雲門に千年灸」を使うことにしました。
「前回の、雲門への千年灸で、だいぶ楽になった」と言われたからです。

治療が済んでから、鼻やのどの状況を聞いたら、
「ほとんどいいようです」と言ってくれたので、それで治療を終了しました。
本人もそのように言ってるし、六臓診をしても大丈夫そうでしたので、多分これでOKだと思います。

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