31日朝放送のフランスF2 (学校で教えてくれない経済学)
ドイツ、メルケル首相は、30,31日両日、北京を訪問、中国首脳と会談すると8月30日付けの CNBC電子版が伝えた。メルケル首相にとって、今年2回目の訪中の目的は、欧州はユーロ危機をコントロール出来ると中国に伝え、かつ、ユーロ債購入を中国に強く薦めることである。しかし、中国はギリシャ国債買いで巨額の損を出した。買うとしてもドイツ国債に限られるだろう。さらに言えば、国債を買うことは中国の政治目的にはない。中国は安全ネットを張る助けは出来るが、彼らが転落することを止めることは出来ないと、語る専門家の言葉を30日付けのCNBC電子版でDharaRanasingha記者が書いていた。
31日朝6時台のワ―ルドWaveMorningでドイツZDFは「温家宝首相は、メルケル首相との会談の後の記者会見の席で、ヨーロッパ経済の現状を懸念している。速やかに断固たる対応を取るようメルケル首相に要請した。この日の会談にはドイツの閣僚の半数が参加した。中国はエアバス50機購入を発表した。メルケル首相は、ジャーナリストに対する嫌がらせを止めるべきだなどと人権問題についても言及した。次期中国首脳をベルリンに招待したい。」などと紹介していた。一方、30日付けのWSJ紙電子版は「温首相はメルケル首相に、ユーロ危機の重大性は十分認識していると語った。しかし、ヨーロッパ国債購入に関しては言葉を濁した。」とLinglingWei記者が書いていた。
WSJ紙は「30日のNYダウは前日比106ドル安、ジャスト13,000ドルで取引を終えた。ユーロ圏のセンチメントが2009年末以来最低となった。スロバキア首相がユーロ圏破綻の可能性は50%と語った。スペイン、ラホイ首相が、EUによる救済措置がはっきりするまでスペイン国債購入時期を延期すると語った。8月のドイツ失業保険申請件数が増加した。ドイツ株筆頭に欧州株が軒並み値下がりした。NY原油(WTI)は0.8%下げバレル94.70ドルで取引を終えた。NY金相場はトロイオンス1,658ドルで取引を終えた」と書いた。
ワ―ルドWaveMorning(経済情報)で米ブルームバーグのMattMillerキャスターは「投資家はバ―ナンキ演説が早く終わって欲しいと思っているのではないか。この日も4.6億株の薄商いだった。NYダウ106ドル下げは、バ―ナンキは量的金融緩和には触れないと決め利益確定の動きに出た。」と解説していた。大和証券、キャピタルマ―ケッツアメリカ、山口秀宣氏は「スペイン首相発言とバ―ナンキ演説での金融緩和期待が後退してNYダウは下げた。ただ、米新規失業保険申請件数が予想以下だったことから買い戻された。バック・ツー・スクール{新学期}需要でアパレルの売れ行き好調や7月の個人支出が0.4% 増加した。目立たないが米景気は堅調に推移している。」と前向きに捉えていた。
フランスF2は、米共和党がオバマ攻撃を開始したと伝え、ライアン副大統領候補の演説後登壇した元米国務長官ライス氏がこどものころ大きくなればアメリカの大統領になるのだと母親から励まされたと次期米大統領に意欲示したと紹介したくだりが面白かった。(了)
ドイツ、メルケル首相は、30,31日両日、北京を訪問、中国首脳と会談すると8月30日付けの CNBC電子版が伝えた。メルケル首相にとって、今年2回目の訪中の目的は、欧州はユーロ危機をコントロール出来ると中国に伝え、かつ、ユーロ債購入を中国に強く薦めることである。しかし、中国はギリシャ国債買いで巨額の損を出した。買うとしてもドイツ国債に限られるだろう。さらに言えば、国債を買うことは中国の政治目的にはない。中国は安全ネットを張る助けは出来るが、彼らが転落することを止めることは出来ないと、語る専門家の言葉を30日付けのCNBC電子版でDharaRanasingha記者が書いていた。
31日朝6時台のワ―ルドWaveMorningでドイツZDFは「温家宝首相は、メルケル首相との会談の後の記者会見の席で、ヨーロッパ経済の現状を懸念している。速やかに断固たる対応を取るようメルケル首相に要請した。この日の会談にはドイツの閣僚の半数が参加した。中国はエアバス50機購入を発表した。メルケル首相は、ジャーナリストに対する嫌がらせを止めるべきだなどと人権問題についても言及した。次期中国首脳をベルリンに招待したい。」などと紹介していた。一方、30日付けのWSJ紙電子版は「温首相はメルケル首相に、ユーロ危機の重大性は十分認識していると語った。しかし、ヨーロッパ国債購入に関しては言葉を濁した。」とLinglingWei記者が書いていた。
WSJ紙は「30日のNYダウは前日比106ドル安、ジャスト13,000ドルで取引を終えた。ユーロ圏のセンチメントが2009年末以来最低となった。スロバキア首相がユーロ圏破綻の可能性は50%と語った。スペイン、ラホイ首相が、EUによる救済措置がはっきりするまでスペイン国債購入時期を延期すると語った。8月のドイツ失業保険申請件数が増加した。ドイツ株筆頭に欧州株が軒並み値下がりした。NY原油(WTI)は0.8%下げバレル94.70ドルで取引を終えた。NY金相場はトロイオンス1,658ドルで取引を終えた」と書いた。
ワ―ルドWaveMorning(経済情報)で米ブルームバーグのMattMillerキャスターは「投資家はバ―ナンキ演説が早く終わって欲しいと思っているのではないか。この日も4.6億株の薄商いだった。NYダウ106ドル下げは、バ―ナンキは量的金融緩和には触れないと決め利益確定の動きに出た。」と解説していた。大和証券、キャピタルマ―ケッツアメリカ、山口秀宣氏は「スペイン首相発言とバ―ナンキ演説での金融緩和期待が後退してNYダウは下げた。ただ、米新規失業保険申請件数が予想以下だったことから買い戻された。バック・ツー・スクール{新学期}需要でアパレルの売れ行き好調や7月の個人支出が0.4% 増加した。目立たないが米景気は堅調に推移している。」と前向きに捉えていた。
フランスF2は、米共和党がオバマ攻撃を開始したと伝え、ライアン副大統領候補の演説後登壇した元米国務長官ライス氏がこどものころ大きくなればアメリカの大統領になるのだと母親から励まされたと次期米大統領に意欲示したと紹介したくだりが面白かった。(了)