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新しい診断法
9月23日の臨床実践塾は「即効的な特殊鍼法」を公開するつもりですが、昨日、ひょんなことから新しい診断法を見つけてしまった。
新しいと言っても、診断法が新しいというよりは、診断をするときの患者さんの姿勢の問題です。
年齢75歳の方で、初診は6月1日。
初診のときの主な症状は、
右腰から足にかけて痺れる。
歩くときにふらつきがある。
肩が凝って頭痛がする。
脈を診ると「洪脈」のような感じがしたので、
「脳梗塞か脳出血のような感じがするので、脳神経外科へ行ってMRIで検査してもらえませんか」と告げ、とりあえず症状を緩和させる治療をしてお帰りいただいた。
そして脳神経外科で行ったらしいのですが、検査の結果は「脳出血」で、すぐに手術をしたそうです。
次に来られたのが、6月の30日で、前回の手術の話などを聞かせてもらいました。
しかし、まだ右腰から下腿外側と右前腕に痺れがあり、「だるい」と言う。
脳出血したのは、右なので、右に痺れが出るというのもおかしな話だと考えていたのですが、脳神経外科で検査を受けているので、こちらとしてはその検査に従うより仕方がありません。
私としては、とりあえずこの方が訴える症状を取り除くような治療として、頭皮鍼や巨鍼などをすると、その時は症状が軽くなるのです。
特に、七星論での頭皮鍼やYSNAの手法を使うと楽になるらしく、それをした次の治療日には、「前回と同じようにやってほしい」と言います。
しかし、あまりに治りが悪いし、「右半身の痺れ」という症状からして、やっぱりまだ脳梗塞があるのではないかと思い、近くの脳神経外科を紹介して行ってもらいました。
結果は、「脳は問題ありあません。腰の骨が歪んでいるのではないかと思います」と言うことでした。
その結果を聞いたときには、「年齢的にラクナ梗塞(隠れ脳梗塞)があっても不思議じゃないから、そのような回答を出したのではないかな?」と考えていました。
そして16回目の治療のときに、ふとしたことから、体に変な歪みのあることがわかりました。
それを見た瞬間に「これかもしれない」と思い、ご本人にそのことを伝えて、そこを中心に治療することにしました。
刺鍼の方法も、最近考えた方法でしましたが、かなり上手くいきました。
治療が済んで、
「どんな感じですかね」と聞くと、
「気持ちいいですわー。楽ですわー」と言っていました。
その方の治療が済んでからも、偶然に発見した診断法が気になり、スタッフ全員をモデルにして診断してみました。
すると、一人だけ「ん、ん?」と思うスタッフがいましたので、
「何かあるやろ」と聞くと、
「実は〇〇が時々痛いんですが、言いそびれていました」と言う。
「うん、わかった。そこに寝てみて」と、ベッドに寝てもらい、手技で異変を調整した後、
「どう?」と聞くと、
「不思議ですねー、あんな軽い力で症状が消えるんですね」と言う。
「グッとつかんだ感じ」でした。
何をつかんだかって?
「新しい診断法」です。
大阪では、「やったー!」と思うときは、拳を握り、「つかんだ!」と言いますので、そのことです。(^o^)
もう言いたくて言いたくて口がモゾモゾしているし、書きたくて書きたくて指がムズムズしているのですが、これは「秘伝の診断法」にしますので、残念ながらここには書きません。
新しい診断法
9月23日の臨床実践塾は「即効的な特殊鍼法」を公開するつもりですが、昨日、ひょんなことから新しい診断法を見つけてしまった。
新しいと言っても、診断法が新しいというよりは、診断をするときの患者さんの姿勢の問題です。
年齢75歳の方で、初診は6月1日。
初診のときの主な症状は、
右腰から足にかけて痺れる。
歩くときにふらつきがある。
肩が凝って頭痛がする。
脈を診ると「洪脈」のような感じがしたので、
「脳梗塞か脳出血のような感じがするので、脳神経外科へ行ってMRIで検査してもらえませんか」と告げ、とりあえず症状を緩和させる治療をしてお帰りいただいた。
そして脳神経外科で行ったらしいのですが、検査の結果は「脳出血」で、すぐに手術をしたそうです。
次に来られたのが、6月の30日で、前回の手術の話などを聞かせてもらいました。
しかし、まだ右腰から下腿外側と右前腕に痺れがあり、「だるい」と言う。
脳出血したのは、右なので、右に痺れが出るというのもおかしな話だと考えていたのですが、脳神経外科で検査を受けているので、こちらとしてはその検査に従うより仕方がありません。
私としては、とりあえずこの方が訴える症状を取り除くような治療として、頭皮鍼や巨鍼などをすると、その時は症状が軽くなるのです。
特に、七星論での頭皮鍼やYSNAの手法を使うと楽になるらしく、それをした次の治療日には、「前回と同じようにやってほしい」と言います。
しかし、あまりに治りが悪いし、「右半身の痺れ」という症状からして、やっぱりまだ脳梗塞があるのではないかと思い、近くの脳神経外科を紹介して行ってもらいました。
結果は、「脳は問題ありあません。腰の骨が歪んでいるのではないかと思います」と言うことでした。
その結果を聞いたときには、「年齢的にラクナ梗塞(隠れ脳梗塞)があっても不思議じゃないから、そのような回答を出したのではないかな?」と考えていました。
そして16回目の治療のときに、ふとしたことから、体に変な歪みのあることがわかりました。
それを見た瞬間に「これかもしれない」と思い、ご本人にそのことを伝えて、そこを中心に治療することにしました。
刺鍼の方法も、最近考えた方法でしましたが、かなり上手くいきました。
治療が済んで、
「どんな感じですかね」と聞くと、
「気持ちいいですわー。楽ですわー」と言っていました。
その方の治療が済んでからも、偶然に発見した診断法が気になり、スタッフ全員をモデルにして診断してみました。
すると、一人だけ「ん、ん?」と思うスタッフがいましたので、
「何かあるやろ」と聞くと、
「実は〇〇が時々痛いんですが、言いそびれていました」と言う。
「うん、わかった。そこに寝てみて」と、ベッドに寝てもらい、手技で異変を調整した後、
「どう?」と聞くと、
「不思議ですねー、あんな軽い力で症状が消えるんですね」と言う。
「グッとつかんだ感じ」でした。
何をつかんだかって?
「新しい診断法」です。
大阪では、「やったー!」と思うときは、拳を握り、「つかんだ!」と言いますので、そのことです。(^o^)
もう言いたくて言いたくて口がモゾモゾしているし、書きたくて書きたくて指がムズムズしているのですが、これは「秘伝の診断法」にしますので、残念ながらここには書きません。