(学校で教えてくれない経済学)
「円反落で日本企業業績見通しに明るさ」と題して30日付けのWSJ紙がページを割いて紹介していた。「円安は輸出企業に追い風」とキャノン首脳は明言した。任天堂は30日、当決算期利益見通しの倍増を発表した。大和証券による日本企業主要200社の決算見通しによれば前年度3末決算でマイナス16%だった。今年3月末利益はプラス13%となる。昨年11月誕生した安倍政権による対デフレ政策発表後、円は対ドルで15%、対ユーロで22% 値下がりした。トヨタ社長は「行き過ぎた円高の修正局面にすぎない。理想を言えば1ドル100円」と昨年語っている。トヨタ、日産、ホンダの株価は昨11月以降35%以上値上がりした。サムスン、ヒュンダイとも日本企業にシエアを奪われると危機感を募らせている。ウオンは昨6月以降対円で27%値上がりした。一方、フクシマ事故以降、原油・ガスの輸入急増、円安は逆風となっている。円高を武器に進めていた企業買収や海外投資の勢いにブレーキがかかかっている。しかし、高齢化が進む日本経済は、海外投資が一時的に影響は受けるが、手控えてはならないと指摘する専門家の見方を紹介して記事を結んでいた。
30日、NY外国為替市場で、1ドル=91.09円と小動きだった。しかし、ユーロが対ドルで1ユーロ=1.3572ドルまで買われ、対円でもユ-ロは上昇、1ユーロ=123.56円で取引された。一方、30日、NYダウは、前日比44ドル安、13,910ドルへ反落した。NY原油{WTI}はバレル97.94ドル、NY金は1,679.90ドルと反発した。ワ―ルドWaveMorning 「経済情報」に出演した米国野村証券、後藤祐二朗氏は「米10~12月期GDPが予想1.2%増が0.1%減でサプライズでダウは反落した。しかし、米国経済の実態はそれほど悪くない。週末発表の1月雇用統計を注目している。当社は雇用17人万増、失業率は7.7%へ0.1%ポイント減ると予測している。」と楽観的だった。
31日朝5時45分放送のモーニングサテライトに出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「米GDPマイナスは予想外だったが米FOMCの声明文は予想の範囲内だった。米企業決算発表が続いているが54%の企業が増益予想である。潮目が変わった。安全資産投資からリスク資産へ資金がシフトするとみている。2,013年、NYダウは15,000ドル達成と見ている。」と晴れやかな表情で氏の持論を展開していた。アメリカで生活していると、アメリカ経済の力強さを肌身で感じるのだろう。日本人の体質であろうが、いい話でも決して口に出さない。素晴らしいですね、と一言褒めればどれだけその場の空気が明るくなろうかと思うが、ハシタナイとばかり、男も女も押し黙る。
31日朝放送の韓国KBSは韓国初の人工衛星打ち上げ成功に国を挙げて喜びを爆発させている様子を詳しく報じていた。一方、中国CCTVは韓国の衛星打ち上げ成功は明らかに「北」核ミサイル打ち上げ予告のタイミングを狙った政治的思惑がある。極めて危険だと深刻に警戒していた。ドイツZDFはモルシ、エジプト大統領がドイツ訪問、メルケル首相との記者会見の様子を、英BBCは英キャメロン首相アルジエリア訪問の様子を紹介していた。(了)
「円反落で日本企業業績見通しに明るさ」と題して30日付けのWSJ紙がページを割いて紹介していた。「円安は輸出企業に追い風」とキャノン首脳は明言した。任天堂は30日、当決算期利益見通しの倍増を発表した。大和証券による日本企業主要200社の決算見通しによれば前年度3末決算でマイナス16%だった。今年3月末利益はプラス13%となる。昨年11月誕生した安倍政権による対デフレ政策発表後、円は対ドルで15%、対ユーロで22% 値下がりした。トヨタ社長は「行き過ぎた円高の修正局面にすぎない。理想を言えば1ドル100円」と昨年語っている。トヨタ、日産、ホンダの株価は昨11月以降35%以上値上がりした。サムスン、ヒュンダイとも日本企業にシエアを奪われると危機感を募らせている。ウオンは昨6月以降対円で27%値上がりした。一方、フクシマ事故以降、原油・ガスの輸入急増、円安は逆風となっている。円高を武器に進めていた企業買収や海外投資の勢いにブレーキがかかかっている。しかし、高齢化が進む日本経済は、海外投資が一時的に影響は受けるが、手控えてはならないと指摘する専門家の見方を紹介して記事を結んでいた。
30日、NY外国為替市場で、1ドル=91.09円と小動きだった。しかし、ユーロが対ドルで1ユーロ=1.3572ドルまで買われ、対円でもユ-ロは上昇、1ユーロ=123.56円で取引された。一方、30日、NYダウは、前日比44ドル安、13,910ドルへ反落した。NY原油{WTI}はバレル97.94ドル、NY金は1,679.90ドルと反発した。ワ―ルドWaveMorning 「経済情報」に出演した米国野村証券、後藤祐二朗氏は「米10~12月期GDPが予想1.2%増が0.1%減でサプライズでダウは反落した。しかし、米国経済の実態はそれほど悪くない。週末発表の1月雇用統計を注目している。当社は雇用17人万増、失業率は7.7%へ0.1%ポイント減ると予測している。」と楽観的だった。
31日朝5時45分放送のモーニングサテライトに出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「米GDPマイナスは予想外だったが米FOMCの声明文は予想の範囲内だった。米企業決算発表が続いているが54%の企業が増益予想である。潮目が変わった。安全資産投資からリスク資産へ資金がシフトするとみている。2,013年、NYダウは15,000ドル達成と見ている。」と晴れやかな表情で氏の持論を展開していた。アメリカで生活していると、アメリカ経済の力強さを肌身で感じるのだろう。日本人の体質であろうが、いい話でも決して口に出さない。素晴らしいですね、と一言褒めればどれだけその場の空気が明るくなろうかと思うが、ハシタナイとばかり、男も女も押し黙る。
31日朝放送の韓国KBSは韓国初の人工衛星打ち上げ成功に国を挙げて喜びを爆発させている様子を詳しく報じていた。一方、中国CCTVは韓国の衛星打ち上げ成功は明らかに「北」核ミサイル打ち上げ予告のタイミングを狙った政治的思惑がある。極めて危険だと深刻に警戒していた。ドイツZDFはモルシ、エジプト大統領がドイツ訪問、メルケル首相との記者会見の様子を、英BBCは英キャメロン首相アルジエリア訪問の様子を紹介していた。(了)