「OECDは8日、2022年の世界経済見通しを昨年12月出した4.5%増を3.0%増へ下方修正した。2023年は2.8%増へさらに鈍化する。インフレ見通しを9%へ倍増した。①ウクライナ戦争が成長を鈍化させた。インフレの長期化でサプライチエーンがダメージを受け高コストを余儀なくさせる。今年4月に予定していた見通し発表を見送り精査しての今回の発表となった。チーフ・エコノミストのローレンス・ブーン氏は「供給が完全に回復していない。これが長引けばサプライチエーンの混乱が続く。インフレが生活水準を低下させることで個人消費を冷え込ませる。中国ゼロコロナ政策が世界経済の見通しを圧迫する」と記者会見で話した。主な地域・国別の見通しは以下の通り。OECD:2.5%増、米国:2.5%僧(23年:1.6%増)、日本:1.7%増(23年:1.8%増)、中国:4.4%増(23年:4.9%増)」と8日、ブルームバーグ電子版が伝えた。
8日、NY市場はダウが32,910ドル、269ドル、0.81%安、S&P500は4,115と44ポイント、1.08%安、ナスダックは12,086と88ポイント、0.73%安で取引を終えた。個別銘柄では「中国政府が「滴滴」の審査終了と中国IT企業の米上場規制緩和を発表でアリババが15%高、ピリピリが6%高。香港ハンセン市場が3ケ月振りの高値を記録した」とブルームバーグが伝えた。恐怖指数VIXは23.96と0.25%低下、NY外為で1ドル=134.35円、1ユーロ=144.01円、1英ポンド=168.48円と対主要通貨で円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル122.41ドル、北海ブレントは同123.81ドルで取引された。米オクラホマのクッシング在庫の減少とガソリン在庫の減少が続いていることが原油相場の高値を支えている。NY金はオンス1,856.30ドル、前日比横ばい、ビットコインは3万327ドルへ2.57%下げた。
9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ガソリンの店頭売り値段がレギュラーで17年振りの高値のリッター2.04ポンドと2ポンド(336円)を超えた。②RMT(運輸関係労働組合)(組合員:7,500人)が賃上げ要求と人員整理反対で3日鉄道全面ストに突入する。会社側はコロナでの旅客減業績悪化で1,000人の解雇を発表している。」と伝えた。
シンガポールCNAは「①インド政府はISによる自爆テロ攻撃の警戒を発表した。預言者ムハンマドを侮辱した反イスラム発言の余波がエスカレートして来た。②中国政府の中国IT企業規制緩和の動きを好感、香港、NY市場での中国銘柄が値上がりしている。ハイテク関連での回復は見られ始めたが不動産セクターに改善の動きは見られない」と伝えた。韓国KBSは「①韓国の5月の貿易収支が大幅赤字を記録した。原油ガス輸入価格の上昇、一方、主力中国向けの落ち込みが響いた。②イヨンバク元韓国大統領が体調不良で刑期停止の話が出ている」と伝えた。③北朝鮮の核実験の8月15日の実施をIAEAが警戒している。」と伝えた。日本では黒田日銀総裁が8日国会で「家計の値上げ許容度も高まっている」との発言を撤回、謝罪した。日銀内部では黒田氏は日常的に使っていたそうだ。日本ではお上に逆らえないとの風土が根強い。今回の顛末は全てでないが一人前の国でない証だろう。(了)
8日、NY市場はダウが32,910ドル、269ドル、0.81%安、S&P500は4,115と44ポイント、1.08%安、ナスダックは12,086と88ポイント、0.73%安で取引を終えた。個別銘柄では「中国政府が「滴滴」の審査終了と中国IT企業の米上場規制緩和を発表でアリババが15%高、ピリピリが6%高。香港ハンセン市場が3ケ月振りの高値を記録した」とブルームバーグが伝えた。恐怖指数VIXは23.96と0.25%低下、NY外為で1ドル=134.35円、1ユーロ=144.01円、1英ポンド=168.48円と対主要通貨で円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル122.41ドル、北海ブレントは同123.81ドルで取引された。米オクラホマのクッシング在庫の減少とガソリン在庫の減少が続いていることが原油相場の高値を支えている。NY金はオンス1,856.30ドル、前日比横ばい、ビットコインは3万327ドルへ2.57%下げた。
9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ガソリンの店頭売り値段がレギュラーで17年振りの高値のリッター2.04ポンドと2ポンド(336円)を超えた。②RMT(運輸関係労働組合)(組合員:7,500人)が賃上げ要求と人員整理反対で3日鉄道全面ストに突入する。会社側はコロナでの旅客減業績悪化で1,000人の解雇を発表している。」と伝えた。
シンガポールCNAは「①インド政府はISによる自爆テロ攻撃の警戒を発表した。預言者ムハンマドを侮辱した反イスラム発言の余波がエスカレートして来た。②中国政府の中国IT企業規制緩和の動きを好感、香港、NY市場での中国銘柄が値上がりしている。ハイテク関連での回復は見られ始めたが不動産セクターに改善の動きは見られない」と伝えた。韓国KBSは「①韓国の5月の貿易収支が大幅赤字を記録した。原油ガス輸入価格の上昇、一方、主力中国向けの落ち込みが響いた。②イヨンバク元韓国大統領が体調不良で刑期停止の話が出ている」と伝えた。③北朝鮮の核実験の8月15日の実施をIAEAが警戒している。」と伝えた。日本では黒田日銀総裁が8日国会で「家計の値上げ許容度も高まっている」との発言を撤回、謝罪した。日銀内部では黒田氏は日常的に使っていたそうだ。日本ではお上に逆らえないとの風土が根強い。今回の顛末は全てでないが一人前の国でない証だろう。(了)