ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

2月24日の臨床実践塾は ≪鍼灸上達のための基本≫

2019-01-31 12:29:17 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



刺鍼法の一例 



何かを学ぶときには基本から学びます。
「基本」ができてないと伸びないからです。
「基本」の話をすると耳を塞ぐ人がいます。
しかし、「基本」ができてない人は、応用も利きません。

七星鍼法には多くの「特殊鍼法」がありますが、特殊鍼法を学ぶにも基本があります。
たとえば、上の写真を見てください。
これは刺鍼法の一例ですが、叩いて刺鍼するのではなく、押し込むように刺入する方法です。

何故そんなことをするのかと言いますと、眼窩への刺鍼などには、この方法を使うと、痛くなく、スムーズに刺入できるからです。
頭皮に刺鍼するときもこのテクニックが必要です。
痛みなく刺鍼するためです。
頭皮鍼をするときに、叩いて刺入すると、かなり痛いのです。

私はよく頭皮鍼を使いますが、患者さんから痛みを訴えられることは、ほぼありません。
小学生にも鍼をすることがありますが、小学生からも痛みを訴えられることは、ほぼありません。
と言っても、小学生に鍼をすることはほとんどないのですが……。

鍼を怖がる人には、基本的に鍼は使わないようにしているのですが、
「これは絶対鍼がいい!」
と思う時は、鍼をします。
ただし、その時の鍼の打ち方は普通の打ち方ではなく、痛みを感じさせない鍼の打ち方をします。

七星鍼法には「頚椎鍼」なんていうのもあるのですが、これは顔面に鍼をするので、鍼に慣れた人でも、痛みが出ないような鍼の打ち方をします。
そのほうが治療効果がいいからです。

上の写真を見ると簡単なように見えるかも知れませんが、こんな簡単なことでも練習してない人がすると痛いです。
試しに、自分の足にでも打ってみてください。
いつも鍼管を使っている人なら、ちょっと難しいかも知れません。

そういえば、「生理痛を1~2分で治す鍼」というのがあるのですが、2月24日には、それもやる予定にしておきます。
というのは、潜伏した歪みの検出法や矯正法も行いますので、ついでに骨盤の捻れとも関係のある「生理痛の治療法」もやったほうが覚えやすいと思うからです。

生理痛の鍼もすごいですよ!

生理痛がひどくて、脂汗を流している人でも、1~2分で治まってケロッとするので、こちらのほうが笑ってしまいます。
非常にやりがいのある鍼です。(^_^;)

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パウエル米FRB議長、米追加利上げ終了示唆と見てNYダウ434ドル高、一方、ユンケルEU議長、英国との再交渉拒否(学校で教えてくれない経済

2019-01-31 11:56:13 | 経済学
「米FRBは30日、追加利上げにブレーキをかけると踏み込んだ声明を30日に出した。米FRBは「米経済は堅調(Solid)、今後も持続する」と併せて書いた。」と30日付NYタイムズ電子版は伝えた。ワシントンポスト電子版は「米FRBは追加利上げに忍耐すると述べた。これはトランプ政権を支援する。同時に米国経済は堅調だと指摘した」と伝えた。30日付英フィナンシアルタイムズ(FT)電子版はトップで「①米FRBは追加利上げ見送り、②資産縮小計画見直しに弾力的に対応すると発表の後あと市場はリスクオンの姿勢を強めた」と伝えた。一方、FT電子版は「ユンケルEU議長は「英国との再交渉はEUの規律を乱す。再交渉は応じられない」とEU議会で明言した。」と伝えた。30日付のWSJ紙電子版はトップで「米FRB利上げ終了示唆のあとNY市場は値上がり幅を拡大した。」と書いた。

30日NY市場は朝方発表の民間調査機関の米雇用数増加発表後高く始まったあと午後2時半発表の米FRB声明後、パウエルFRB議長が利上げ見送りを明言したあと一段高となり、NYダウは434ドル、1.8%高、25,014ドルで取引を終えた。ナスダック、2.2%高、S&P500、1.6%高と共に値上がりした。米債券が買われ10年物米債券利回りは2.677%まで下落した。NY外為市場は米景気堅調持続、好調な雇用データ、株急反発を受けてドルが買われ、1ドル=109.00円、1ユーロ=125.17円で取引された。NY原油(WTI)はバレル54.23ドルと反発、NY金はオンス1,315.50ドルと小幅に値上がりした。

31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「30日、2日間の米中貿易閣僚級協議が始まった。3月1日期限までに両国間に妥結がなければ米国は2,000億ドル規模の中国製品に25%関税を上乗せする。米側が固執する米国知的所有権確保及び米国からの技術移転懸念で中国側からどこまで妥協案が示すれるかが課題である。フアーウエイ副会長を米国が起訴したことも重しとなる。一方、中国GDPが2018年、6.6%へ数年来最低の伸び率に低下した。中国の新車販売数量が過去28年で最低に落ち込み中国経済減速を鮮明にさせた。協議に出席する王岐山副首相は「中国経済の減速を懸念していない。中国の主権はあくまで守られなければならない。中国の発展は中国のみのためではない。その他の国のためでもある。」と語った。米中貿易協議の成り行きが注目される。」と伝えた。

31日朝放送のスペインTVBは「ヴェネズエラ、マドゥル大統領に対してホワイトハウスは制裁を課すると声明を発表した。一方、グアイド国会議長が陣頭に立ちマドゥル大統領反対デモ行進に参加、トランプ大統領から支援するとの電話をもらった。国際社会は我々を支援している。正当な大統領を決めるために再選挙が必要だ」と語った」と伝えた。31日放送のフランスF2は「マドゥル大統領はヴェネズエラ国内では特に貧民層の支持を受けている」と特派員報告を伝えた。31日放送のドイツZDFは「英国のEUとの再交渉に応じられないとメルケル首相は報道官を通じて声明を出した。」と伝えた。31日朝放送の韓国KBSは口蹄疫病が複数の農場を往来するトラックを経由して感染が拡大している」と伝えた。(了)

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NY市場、FOMC米中貿易協議再開控え様子見、NYダウ51ドル高、米情報当局、北朝鮮の核廃棄の可能性すくないと証言(学校で教えてくれない経済学)

2019-01-30 20:00:54 | 経済学
米FOMC会合、米中貿易交渉再開を控えて29日NY市場は様子見、NYダウは51ドル高、24,579ドルで取引を終えた。ナスダック0.8%安、S&P500,0.2%安と共に値下がりした。NY外為市場もFOMC待ち、1ドル=109.35円、1ユーロ=124.94円でほぼ横ばいで推移した。一方NY原油はバレル53.31ドル、NY金はオンス1,308.90ドルと小幅上げた。

29日付英フイナンシアルタイムズ(FT)紙電子版は「メイ英首相、英国のEUからの離脱代替案で英議会に勝利、EUと対立する道を選んだ。」と伝えた。FT紙は「ムニューシン米財務長官は「米中貿易協議にファ―ウエイ問題は持ち込まない」と発言した」と伝えた。FT紙は「米情報当局は28日、米上院情報委員会での証言で、北朝鮮及びイラン核開発でトランプ米大統領と異なる見解を述べた。」と伝えた。

29日付NYタイムズ電子版は「28日、シカゴはじめ米中北部が過去最大規模の寒波に襲われた。一方、豪州南東部が過去最高の熱波に晒されている」と伝えたあと「北朝鮮が核放棄する可能性は少ない。一方、イランは核爆弾製造に積極的でない。」とトランプ政権内部の外交トップと異なる見解を米FBI,ジーナ・ハスパル情報トップが米上院で証言した。」と伝えた。29日付WSJ紙電子版は「米情報当局はロシアと中国が連携を深めていることは米国に脅威だ」と証言した。北朝鮮の核開発及びイスラム国(ISIS)に対してトランプ政権と異なる見解を示した。」と伝えた。29日付のWSJ紙は「中国の2018年の米不動産投資が大きく減少した。中国は売却資金を中国本国に送り中国国内テコ入れに使っている。中国の米不動産市場からの撤退は米住宅市場を冷やしている。」と伝えた。

30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英議会はメイ首相の代替案を
賛成317反対301で承認した。北アイルランドとアイルランドとの国境問題でいわゆるバックストップ条項を手直しした。今回の結果に伴いコービン労働党首とメイ首相との会談が行われる。EUが受け入れるかどうかは待って別の問題だ。」と伝えた。30日朝放送の韓国KBSは韓国で口蹄疫拡大が進んでいると伝えたあと「米情報当局者が米上院で証言し北朝鮮は核開発を継続しているとトランプ米大統領と見解を異にしていることを示した」と伝えた。30日朝放送のスペインTVBは「ベネズエラ、マズール大統領の権限を認めない。ベネズエラに制裁発動するとホワイトハウスが声明を出した」と伝えた。30日朝放送のフランスF2は「フランス縫製組合連合会がバーゲン制度廃止を呼びかけた。ネット通販の急増で店頭でのバーゲンも売り上げが減る店が増えてきた。特徴ある商品を開発する。レンタル増加の傾向に乗るなどバーゲン廃止に伴う具体的な対策に乗り出した。」と伝えた。

NHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で「先に開かれた安倍プーチン会談で領土問題での具体的な進展はなかった。日露間で余りにも見解に隔たりが大き過ぎる。ロシア国内で領土返還に反対する動きが国民、与野党双方で高まりを見せている。」と伝えた。(了)

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N病院眼科病棟から六甲山を遠望(スケッチ&コメント)

2019-01-30 08:33:18 | スケッチ


N病院眼科病棟から六甲山を遠望

江嵜企画代表・Ken



N病院眼科病棟から手術前、六甲連山を遠望してスケッチ、退院後自宅で軽く彩色した。画面左に西宮郵便局、左手ビルの奥にNTTの塔がかすかに顔を覗かせる。画面正面に某信用金庫、ビルの足元に国道2号線とビルを隔ててJR神戸線が共に東西に走る。山すそにかけて日増しに宅地開発が進んでいることもよくわかる。

N病院とは筆者42歳の後厄の年に網膜剥離手術で入院して以来のご縁だから長い。病室が決まり廊下を歩いていたら後ろから筆者の名前を呼ぶ声がした。ある看護師さんだった。「Fです。お久しぶりです」という。きょとんとしていると「あの時スケッチをいただきました。今も持っています。もう定年を迎えました」と一言、二言声をかけて、足早に駆け抜けていかれた。退院の日、Fさんに眼科病棟からのスケッチと今年の干支猪の色紙のコピーを届けた。

手術の予定時間は午後3時20分だった。4人部屋の病室のベット頭の位置に「絶食」の張り紙があった。係の看護師さんは「半分くらいはOKだと先生から聞いています。」と説明した。昼食に出されたカレーライスとスープを「半分、半分」と言い聞かせながらおいしく頂いた。今回の手術は左眼白内障レンズ脱臼、摘出、レンズ挿入、縫着、2時間とあった。車イスが病室に運ばれた。別室でまつ毛の切り落としが始まった。20分はかかったように記憶している。看護師さんが「前の方の手術が遅れているようです。9時半から手術は始まりました。13人の手術が予定されており3人先生が当たられます」と教えてくれた。

筆者が「「離陸」が遅れているのですね」とおどけて言うと「そうですね。今の様子では4時40分の「離陸」になりそうです。」と筆者の話に看護師さんは見事合わせて答えてくれた。2時間ドラマが手術台の上で始まった。局部麻酔だから執刀医のM先生と助手の先生看護師入れて計5人とのやり取りが否応なしに耳に入る。「上の方を見て下さい。」「右下の方を見てください」などと、その時々のメスの位置に合わせてであろうM先生から「指示」が出た。

白内障レンズを挿入する手術は最近簡単とされ日帰り手術が一般化しているが、筆者のケースは脱臼したレンズを取り出したあと新たにレンズを挿入、縫着する手術である。簡単には済まないなと、あらかじめ覚悟していた。「離陸」が遅れていたことと2時間の長丁場だからと自分なりに大事を取って看護師さんの了解をもらいトイレに2回行った。ところがである。手術開始ほぼ1時間ほどで哀れコントロールが効かなくなった。やむなくM先生に白旗を上げた。

「看護師さんが手配しますからお待ちください」とのそば付きの看護師のことばの後、くだんの用具が装着されるまでの時間の長さに往生した。事なきを得てさっぱりしたのはいいが手術はそれからが本番だった。M先生の「予定より30分余計かかった」という声が耳に届いた。「病室に着いた時間は午後7時でしたね」とあとで看護師さんから聞いた。手術を受けた左眼から頭部にかけて熱の塊に取り囲まれたような猛烈な痛みに襲われた。28日(月)退院後初めての検診があった。2本抜糸された。あとまだ抜糸が残っているそうだ。次回の検診日は2月4日(月)と決まった。M先生に「白内障のレンズの直径はどれくらいですか」と聞くと「一般的には直径7ミリです。今回は8ミリレンズを使いました」と答えられた。

話を手術中の出来ごとに戻す。手術の様子を反芻するとこうだ。今回の手術の原因は挿入したレンズの脱臼。M先生と助手の先生とのやり取りのなかで「レンズが外れないようにする。」というM先生の強い意志のようなものがビンビン伝わった。8ミリレンズという少し大きめのレンズが選ばれたのもそのためだったかもしれない。

音は聞こえるが見ることは出来ない。自分で見て来たように言えば、M先生は挿入レンズが眼の中心部分に完璧に収まるようにじっくりと時間をかけておられたことが助手の先生とのやり取りからわかった。先の術後検診日に診察室でのM先生の最初の言葉が「先日はお疲れさまでした」だった。今回の手術は一つ間違えば再手術というとんでもないリスクを伴う。出来ればやらないに越したことはない。そのため、M先生は手術をいつ行うかレンズ脱臼の徴候を指摘後、2年近くかけて手術のタイミングを見計らっておられた。それが今だと、昨年末の検診の際に「1月21日に手術をやりましょう」と日時を設定されたのであろうと想像している。

手術台では全てお任せの身ながらもいろいろなことを考えていた。手術の過程で、人間一生、真剣に生きるとはどういうことかという、とんでもないご縁をM先生からいただいたことに感謝している次第である。(了)

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宮川様へ(フォームズから連絡してくれた方)

2019-01-29 17:10:44 | 情報や案内及び雑談
2019年01月29日 09時28分ごろ、フォームズを使って当方へ連絡された方へのお詫び。

宮川様のメールアドレスに返信を2度送ったのですが、どちらも跳ね返されてきました。

大変申し訳ございませんが、一度電話で連絡していただけないでしょうか。

本日は休診日ですが、留守番電話に録音して頂くと、私の携帯に転送されてきますので、

再度、こちらから連絡させて頂きます。

よろしくお願い致します。

新城三六

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中国経済減速懸念からNYダウ一時400ドル安、一方、ハリス駐韓アメリカ大使、韓国国防長官と28日会談と韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2019-01-29 10:02:23 | 経済学
米重機メーカー、キャタピラー、電子部品チップメーカーNVidicが業績下方修正を週末相次ぎ発表した。両社が中国経済の先行きを占う指標メーカーであることから中国経済減速を改めて印象づけた。28日付英フィナンシャルタイムズ(FT)は電子版トップで「キャタピラー、2018年10~12月収益,予測下回る。ここ10四半期初めて。中国減速、ドル高、製造・輸送費コストアップが背景。」と伝えた。FT電子版は「ECB,ドラギ総裁、ユーロ圏経済の先行きを警戒的に見ていると発言した。中国市場依存の大きいドイツ経済指標が冴えない。ロンドン、フランクフルトはじめ欧州市場は全面安。」と伝えた。

欧州株安は英国の合意無きEU離脱に伴う大混乱を市場は憂慮している。株式市場は先行きが不透明なことを特に嫌がる。場立の人間に落ち着きがなく、なんとなくざわざわしている様子がCNBCテレビ画面を通じてだが、伝わって来るから怖い。週明け28日のNY市場はキャタピラー株の9%安がリード、NYダウは一時400ドル以上値下がりした。あと戻して、208ドル、0.8%安、24,528ドルで取引を終えた。

Nvidic株下げが昨年来のアップル同様、中国経済減速が背景にあるためハイテク株安を連想させ、ナスダックが1.2%下げた。S&P500も0.8%と値下がりした。米中貿易交渉の先行き不透明もマイナスに作用した。NY原油(WTI)が世界的な需要減退を材料に売られ、バレル51.99ドルへ下げた。ブレントオイルが再び同70ドルを割った。NY金はオンス1,303.10ドルと小幅上げた。NY外為市場では29~30日開催の米FOMC会合を控えて様子見、1ドル=109.34円、1ユーロ=124.95円と小動きに終始した。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「メイ英首相は自らのEU離脱修正案を英議会に提出する。アイルランドと英国領北アイルランドとの国境税の扱いが最大の焦点だが、議会が修正案を承認する見通しは全くない。一方、EU議会は当初のメイ首相の代替案でさえ一度も審議していない。」と伝えたあと英BBCはドーバー海峡をはさみEUとの最大の貿易港カレーを取材「英国は野菜、果物、生鮮食料品の70~80%をEUからカレー港から輸入している。EUから英国がEUと合意無し離脱となれば現在の関税ゼロからEU加盟の個々の国との個別の関税交渉が始まる。10年かけてもまとまるはずがない。通関はストップ、大混乱は避けられない」と語る様子を映していた。

29日朝放送の韓国KBSは「韓国の農家で口蹄疫病が今年初めて確認され26頭の牛が処分された」と伝えたあと「28日、ハリス駐韓米国大使がチョン・ギョンドウ韓国国防部長官と会談した。韓国の米防衛費負担問題に加えて日本の哨戒機問題についても話し合はれた模様だ」と伝えた。29日朝放送の米ABCは「スターバックス前CEOのハワード・シュルツ氏が2020年米大統領選に無所属で出馬する見通しだ。民主党の票を奪う可能性が出て来た。立候補すると見られるトランプ大統領に有利に働くだろう。」と伝えた。(了)

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日高義樹さん、大いに語る、ワシントン発緊急レポート講演会at大阪社会福祉会館(スケッチ&コメント)

2019-01-27 10:16:51 | スケッチ


日高義樹さん、大いに語る

江嵜企画代表・Ken



21日(月)入院、左眼白内障レンズ脱臼、摘出、新レンズ挿入、縫着手術のあと26日(土)午前退院、視力は0.3と完全復帰いまだしだが、主治医から外出OKが出た。この日は午後2時半から日高義樹さんの最新ワシントンレポート講演会がある。会場の大阪谷町6丁目の大阪社会福祉会館へ、日高さんがどんな話をしてくれるのか、ワクワクしながら出かけた。日本画の本画は気力、体力が充実して来ないと、正直描けない。本日午前予定の日本画教室は猪熊佳子先生に電話し、欠席ご了解いただいた。

日高さんは「中国経済がいつ崩壊するかでしょう。これからの日本を見ていく上でも、今後の世界を見ていく上でも中国の動向は見過ごしできません。トランプ米大統領が中国製品に関税を上げたあと悪くなったのではありません。最大の理由は数年前に既に中国の人口増加がピークを打ったからです。さらに一人っ子政策により高齢化人口が数年の内に4億人を超えます。いままで中国は安い労働力で安く作り世界に輸出していました。リーマン危機も中国は乗り切りました。しかしその弊害が出てしまいました。中国は呼吸が出来なくなるほど空気が悪い。水も安心して飲めません。中国には老後安心して暮らしていける十分な社会保障制度がありません。それが大きな社会不安の原因です。米シンクタンクによる衛星写真では中国の800ケ所で何らかの暴動の様子が記録されています。」と講演の口火を切った。

日高さんは「中国政府は昨年暮れの経済減速データは一時的と発表しました。中国の自動車輸出が減少に転じました。景気の先行指数が昨年初めて50を切りました。中国はこれからますます悪くなります。そのあたりを日本の政治家も財界人も理解しようとしないことが問題です。安倍さんも日中友好に力を入れると言っています。問題は中国経済崩壊にいかに具体的に準備するかです。中国経済が崩壊の瀬戸際に立っているということでは、ライトハイザーSTR代表、ペンス米副大統領もほぼ同じ見方をしていることを昨年訪日した際、口にしています。」と話を続けた。

日高さんはトランプ大統領弾劾問題に話を進めた。「ワシントンポストもNYタイムズもサンフランシスコに事務所を置く中国系資本の傘下にあります。アメリカのメディアの多くはオバマ前大統領の手足となって働いたひとが多く今もいます。ワシントンDCは大統領が変わると前政権に携わっていたおよそ10万人がそっくり入れ替わってきた。オバマさんは政府機関の職員の多くをそのまま残した。トランプ大統領の基本スタンスは、オバマ前大統領のやったことをことごとくつぶそうと動いている。メキシコの壁の問題もその一つです。トランプ大統領にはいま弾劾問題をメディアが取り上げています。大統領弾劾は過去3回ありました。いずれも職務期間中での出来事でした。」と「ロシア疑惑とセックススキャンダルも大統領就任以前の問題です」と弾劾によるトランプ辞職はないだろうと示唆した。

1時間半の講演を紙一枚に書き切れないことを白状する。講演の後5人が質問した。印象に残った日高さんの答えの中で「2月に米朝首脳会談が予定されている。トランプさんはキム委員長に「あなたの体制はアメリカが責任をもって守ります」と言うのではないか。これは「米朝同盟」です。いま、日本と韓国が哨戒機問題での対立が表面化してきていますが韓国軍部の内部で分裂が起こっている。アメリカが北朝鮮との間でうまくいけば韓国軍は不要になるからです。」と話した。北朝鮮関連では「北朝鮮は米ソ弾道弾ミサイル停戦協定後も核の能力を拡大してきた。現在50発の核爆弾を保有している。専門家は北は世界で最新の核保有国である。北が核を放棄するとは誰も思っていない。そのなかでトランプさんはキムさんと会談することを決めた。」と話した。

日高さんは別の質問に答えた際「トランプさんは中国国営企業をつぶす。習近平を追っ払おうとしている。習さんはまだそのことに気づいていないようだ。そうなれば中国と戦争になる。それはないだろうが、アメリカにとって横須賀の基地はじめ日本は最前線になる。そういうことも頭に入れておくことが必要だ。ボルトン補佐官がホワイトハウス入りしたあとより鮮明になった。」と話した。石油関連の質問に「米国はシエーエルオイルの放置設備を再利用で生産能力が急増した。バレル35ドルでの生産が可能になった。余った石油を中国に出さないのかの質問だが、アメリカは中国には輸出しない」と明快に答えた。

「70年前、日本はサンフランシスコ平和条約を締結した。その時アメリカは日本に経済は任した。軍と政治は許していない。同盟国と言う意味は属国の別名かもしれませんね。」とにゃりとして日高さんは講演を終えた。(了)

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米中貿易協議で一部進展と伝えられNYダウ336ドル高、一方、ホワイトハウスは18日「米朝首脳会談を2月末開催」、「米政府機関閉鎖問題でトランプ大統領、19日に重大声明」と発表

2019-01-19 11:06:45 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)

18日のNY市場では米中貿易協議で一部進展が見られたこと、NY連銀総裁が金利政策でハト派的発言をしたと伝えられ、NYダウは336ドル、1.4%高、24,707ドルで取引を終えた。ナスダック1.0%高、S&P500は1.3%高と4営業日続伸した。米国債が売られ利回りが上昇、ドルは株上昇がドル買いを支援、1ドル=109.78円、1ユーロ=124.71円で取引された。NY原油(WTI)は米中貿易協議進展期待を材料に3.3%高、バレル53.80ドルで取引を終えた。一方、NY金は1,282.60ドルへ反落した。19日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」出演の三菱UFJ,栗原浩史氏は「ミシガン大学米消費者信頼感指数は予想以下。米中貿易協議も不透明。米政府機関閉鎖が28日目に入り米国経済への影響が出始めている。21日には中国の昨年10~12月期GDP発表が予定。」と解説した。

「ホワイトハウスは、18日、米朝首脳会談が2月末に開催される。場所及び日時は公表されなかった」と18日付NYタイムズ電子版がトップで伝えた。19日朝放送の米ABCは「サンダース、ホワイトハウス報道官は、キム・ヨンチョル北朝鮮労働党副委員長とトランプ米大統領との会談で「2月末に、第2回目の米朝首脳会談が行われる。北朝鮮の非核化が討議される。」と語った」と伝えた。19日朝放送の韓国KBSは「キム・ヨンチョル北朝鮮労働党副委員長と1時間半の会談で2回目の米朝首脳会談開催が決まった」とサンダースホワイトハウス報道官が語った。日時場所等詳細は明らかにされなかった。ポンぺオ米国務長官はキム副委員長と昼食を共にした。一方、スエーデンでは、チェ北朝鮮次官と米リーガン代表との会談が18日開かれた。19日も会談は継続されると見られる。」と伝えた。

19日朝放送の米ABCは「コーエン元トランプ大統領顧問弁護士はトランプ大統領に議会で虚偽の証言を求められたと米ABCとのインタビューで答えた。トランプ大統領に関するロシア疑惑捜査に関連して検察当局はトランプ大統領とのメール交信記録など複数の証拠資料を確保,分析を始めた。ジュリア―ノホワイトハウス弁護士は「事実だとすれば信じられないことだ」と語った。上院で開催されたバー新米司法長官承認公聴会でバー氏は「コーエン氏による偽証疑惑を取り調べるか」と聞かれて「はい」と答えた。ロシア疑惑捜査の進展はトランプ大統領弾劾に発展する」と伝えた。18日付のNYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ紙電子版は「トランプ大統領は政府機関閉鎖に関連して19日、土曜日、重大声明を発表する」と伝えた。「メキシコ国境の壁建設問題は共和党、民主党との間で2020年米大統領選挙の争点になっている。トランプ大統領は2020年大統領選挙を見据えて壁問題で明らかに圧力を受けている。」と解説した。

19日朝放送のシンガポールCNAは「18日、アセアン外相会議が開かれ、ミヤンマー、ドヒンギャ問題、東シナ海、南シナ海での領有権問題が討議された。領有権問題では改めて航行の自由が確認された。インドネシア、フィリピン、タイで議会選挙が予定されている」と伝えた。日本人で「ワールドニュース」をどれほどの人が見ているのか教えてほしい。(了)

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米中貿易協議再開期待からNYダウ162ドル、0.6%高、ドル買われ1ドル=109円台、一方、ペロシ米下院議長とトランプ米大統領軋轢収まらずと米ABC(学校で教えてくれない経済学)

2019-01-18 11:54:52 | 経済学
ムニューシン米財務地長官が「中国製品に対する関税引き上げ品目の一部を削除する」と語ったと伝えられて17日、NYダウは一時270ドル上げたがライトハイザー特別通商代表部代表が「変更は予定にない」と発言のあと急落したが、米中貿易戦争緩和期待からあと戻して162ドル,0.7% 高、24,370ドルで取引を終えた。ナスダック0.7%高、S&P5000.8%高とそれぞれ値上がりした。クオールズ米FRB副議長が「米国経済は依然強い状態を続けているがインフレ率は低いままだ」と語ったあと利上げ警戒感が後退したことも株高を支えた。NY外為市場では株高を受けてドルが買われ、1ドル=109.19円、1ユーロ=124.40円で取引された。NY原油(WTI)はバレル52.07ドル,NY金は1,292.30ドルと共に小幅安だった。原油関連ニュースではOPECの12月原油生産が前年比2.3%減少、一方、米国の原油生産が増加、2018年、1010万バレルを記録したと米エネルギー機関が発表した。

18日朝として放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米国国防省は17日、国防白書を発表した。その中で「新ミサイル防衛システムとして超音速ミサイルを配備した。敵ミサイル発射直後に場所を測定撃破する能力を持っている」と発表した。アメリカは中国の策定した「Made in China 2025」を警戒している。なかでもロボット技術が中国側にスパイされていると神経をとがらせている。アメリカ企業に対してファ―ウエイへのロボット部品販売禁止法案を米下院に提出した。米検察当局は既にファーウエイによるスパイ行為を調査中である。中国外務省、華報道官は「いわれなき中国に対する誹謗中傷は行うべきでない。中米両国は相互に貢献できる間柄にある。未来に向かって一層の協力が求められる」と語った」と伝えた。18日朝放送の米ABCは「シリア北部マンビシでの爆弾テロで米兵2名をふくみ米国人4名が死亡した。17日、一部共和党議員は「トランプ大統領によるシリアからの完全撤退宣言が招いた。」と激しく非難した。」と伝えた。一方、18日朝放送の米ABCは「ペロシ下院議長はトランプ米大統領による米議会での一般教書演説の「延期」を発表した。トランプ大統領と米議会指導者との対立の余波が収まりを見せていない。壁建設予算での双方の対立の影響で米政府機関一部閉鎖は4週間目に入る」と伝えた。

18日朝放送の韓国KBSは「イ・ヨンチョル北朝鮮労働党副委員長は間もなくワシントンに到着、ポンぺオ長官と会談する。トランプ米大統領との会談も予想される。今回イ副委員長はアメリカの航空機を利用した。一方、北朝鮮の外交特使がスエーデンでのリーガン米特別大使との会談に向かった。ワシントン、スエーデン2ケ所で米朝が同時に会談を行うことは大いに注目される。」と伝えた。

18日朝放送のフランスF2は「2018年のフランスを訪れた外国人観光客が9,000万人を超えた。17年は8,700万人だった。1億人突破を目指す。フランスでの週末のデモは10週目にはいるが、ルーブル訪問客数は1,000万をこえた。」と伝え、フランスF2は「デモがなければさらに増えただろうよ」と語るパリのレストラン店主が語る様子を映していた。(了)

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米金融企業好調決算受けてNYダウ141ドル高、メイ英首相に対する不信任決議案を英議会否決、安心感広がり英ポンド戻す(学校で教えてくれない経済学)

2019-01-17 10:13:53 | 経済学
英BBCは17日朝の放送で「16日英議会は英労働党が提出したメイ英首相不信任案を賛成306反対325で否決した」と伝えた。不信任案否決は当初より予測されていたが予測通りになり、16日のNY外為市場で、1英ポンド=1.2898ドル(140.71円)まで買い戻された。16日、モルガンスタンレーが好決算を発表、米株式市場にドル買戻しの動きから1ドル=109.06円、1ユーロ=124.27円とドル高・円安が進んだ。NYダウは141ドル、0.6%高、24,207ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル52.31ドル、NY金はオンス1,293.80ドルと共に小幅続伸した。

17日付の英フィナンシアルタイムズ電子版は「メイ首相、不信任投票に生き残る。21日に新たなEU離脱案提出と述べた。一方、ウイリアム・ヘイグ元英蔵相は総選英国の総選挙EU離脱は大きなリスクである。総選挙で信を問う非庁がある」と述べた。17日朝放送の英BBCは「メイ首相不信任投票の10票差による勝利は保守党314票に閣外協力したDUP10票の支持の結果である。メイ首相は「支持をうけたことを重く受け止める。21日に修正案を議会に提出する」と述べた。一方、EU側は英議会で230票の大差でEUとの協定案が否決されたことは重大だ。ボールは英国の手にある。英国は何が出来るかを具体的に行動しなければEUは対応のしようがないと受け止めている。メルケル独首相は「次に動くのはEUではない。英国だ。」と述べた。」と伝えた。17日朝放送のスペインTVEは「スペインTVEは「スペイン、アンダル州知事は極右VOXと組んで当選した。カタルーニア州独立に次いでスペインからの新たな分離独立に向けた動きであるとサンチェ、スペイン首相は語った。英国はEUを離脱する。スペインでも極右と組みした政党がEUからの離脱に動けばEU分裂の危機は一層高まる。」と伝えた。

17日朝放送の韓国KBSは「キム・ヨンチョル北朝鮮共産党副委員長は北京を発って米国行きの飛行機に間もなく搭乗すると米有力関係者が語った。米朝首脳会談の準備に入ったと見られる。しかし、心配事項はペンス米副大統領が北朝鮮の人権問題での対応を厳しく非難している。さらに「北朝鮮に具体的な非核化の行動を起さなければ全く無意味だ」との立場を全く変えていないことだ。」と伝えた。17日朝放送のカタール、アルジャジーラは「シリア北部、マンビジ市内で爆発が起こり米兵4名を含む10名が死亡した。トランプ大統領はシリアからの米軍2,000人の撤退を明らかにしているが今回の事件は先行きを益々不透明化させている。」と伝えた。

17日朝放送のロシアテレビは「ラブロフロシア外相は日本では北方四島と呼び自国の領土と主張しているが第二次世界大戦後、そのようなことは具体的に何も取り決めていない。国際顕彰にも明記されていない。日本は相変わらず第二次世界大戦の結果を認めようとしない。それでは交渉は前へ進められない。」と語った」と伝えた。ロシアの交渉上手は今に始まったことではないが、希望的観測だけでは事が前に進まないことだけは確かだろう。(了)

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