NY外為、1ドル=102.94円(学校で教えてくれない経済学)
英国がEU離脱を国民投票で決めた後、実態は何ひとつ変わっていない。ところが、29日のNY株式市場はNYダウが前日比284ドル高と続伸、17,694ドルと英国の国民投票以前の水準を上回るまでに回復した。NY外為市場ではドル買戻しから、1ドル=102.94円、1ユーロ=114.54円へ円安が進んだ。英国の国民投票で離脱確定と英BBCが速報を流した後、円は一時1ドル=99円へ急騰していた。NY原油(WTI)も買戻しの動きからバレル49.88ドルへ回復、NY金相場は小幅高オンス1,326.90ドルで取引を終えた。
30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはトルコ第3の空港、イスタンプール、アタチュルク国際空港での自爆テロで少なくとも41人が死亡、200人以上が負傷したとトップで伝えたあと「スコットランドはEUに残ることを決めた。スコットランド独立に向けて独立のための国民投票実施を検討すると語ったスコットランド、スタージェン首相にEUユンケル委員長は『あなたとは交渉はやらない。EUの手順に従って英国と交渉する』と語った。スペインのラホイ首相はスタージェン首相の行動を激しく非難した。」と伝えた。ドイツZDFもイスタンプール空港でのテロ事件を伝えたあと「英国抜きの27ケ国でEU首脳会議が開かれた。メルケル首相は「英国はEU離脱を決めた。引き返す道はない。今一番大事なことは現実をきちんと見ることだ」と語った。」と紹介した。フランスF2もトップで6月28日、午前3時28分過ぎ、イスタンプールの空港で実行犯3人がタクシーで空港に乗り付け、空港カウンター前で警官隊に発砲のあと銃を乱射した直後自爆した。ISの犯行とみられている」と伝えた後「英国ぬきの27国でEU首脳会議が開かれた。英国へEU離脱通知を早急に求める共同声明を発表した。いま、EUは分裂の危機に直面している。」と総括していた。
国営ロシアテレビもトルコ、アタチュルク空港テロ事件を伝えたあと「プーチン大統領はエルドアントルコ大統領に電話でお見舞いを伝えたあと、トルコとの関係正常化に向けたプロセスに入ると語った。」と紹介、メドベージエフ首相が「わかりました」と一言述べる場面を敢えて映像に映していた。ロシアテレビは続けて「ロシアからのトルコへの観光客が激減。トルコとの関係正常化に向かえばビザ制限解除も進む」と解説していた。一方、豪ABCは「キューバへ米国からの観光客が50%増加した」と伝えたあと「国際商品相場暴落の影響でモンゴルが深刻な不況に直面している。モンゴルは5人に1人が依然として貧困層である。ケリー米国務長官はモンゴルを積極的に支援すると語った」と伝えた。豪ABCは「リオ五輪まで2ケ月を切ったが28日、リオの警察官が待遇改善、武器不足を訴えるデモを行った。ブラジル財政が赤字に転落、警察官にペン、インク、用紙配給にも事欠く状態だ」と紹介していた。カタール、アルジャジーラは「トルコとイスラエルとの関係改善に向けて一歩踏み出した」と伝えたあと「イラク、ファルージャをISからほぼ奪還した。モスル奪還に向けてイラク政府軍は動き始めた」と解説していた。窮鼠猫を食む。追いつめられたISは自爆テロへ方向転換を余儀なくされて分散化しテロが多発する可能性が危惧される。(了)
英国がEU離脱を国民投票で決めた後、実態は何ひとつ変わっていない。ところが、29日のNY株式市場はNYダウが前日比284ドル高と続伸、17,694ドルと英国の国民投票以前の水準を上回るまでに回復した。NY外為市場ではドル買戻しから、1ドル=102.94円、1ユーロ=114.54円へ円安が進んだ。英国の国民投票で離脱確定と英BBCが速報を流した後、円は一時1ドル=99円へ急騰していた。NY原油(WTI)も買戻しの動きからバレル49.88ドルへ回復、NY金相場は小幅高オンス1,326.90ドルで取引を終えた。
30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはトルコ第3の空港、イスタンプール、アタチュルク国際空港での自爆テロで少なくとも41人が死亡、200人以上が負傷したとトップで伝えたあと「スコットランドはEUに残ることを決めた。スコットランド独立に向けて独立のための国民投票実施を検討すると語ったスコットランド、スタージェン首相にEUユンケル委員長は『あなたとは交渉はやらない。EUの手順に従って英国と交渉する』と語った。スペインのラホイ首相はスタージェン首相の行動を激しく非難した。」と伝えた。ドイツZDFもイスタンプール空港でのテロ事件を伝えたあと「英国抜きの27ケ国でEU首脳会議が開かれた。メルケル首相は「英国はEU離脱を決めた。引き返す道はない。今一番大事なことは現実をきちんと見ることだ」と語った。」と紹介した。フランスF2もトップで6月28日、午前3時28分過ぎ、イスタンプールの空港で実行犯3人がタクシーで空港に乗り付け、空港カウンター前で警官隊に発砲のあと銃を乱射した直後自爆した。ISの犯行とみられている」と伝えた後「英国ぬきの27国でEU首脳会議が開かれた。英国へEU離脱通知を早急に求める共同声明を発表した。いま、EUは分裂の危機に直面している。」と総括していた。
国営ロシアテレビもトルコ、アタチュルク空港テロ事件を伝えたあと「プーチン大統領はエルドアントルコ大統領に電話でお見舞いを伝えたあと、トルコとの関係正常化に向けたプロセスに入ると語った。」と紹介、メドベージエフ首相が「わかりました」と一言述べる場面を敢えて映像に映していた。ロシアテレビは続けて「ロシアからのトルコへの観光客が激減。トルコとの関係正常化に向かえばビザ制限解除も進む」と解説していた。一方、豪ABCは「キューバへ米国からの観光客が50%増加した」と伝えたあと「国際商品相場暴落の影響でモンゴルが深刻な不況に直面している。モンゴルは5人に1人が依然として貧困層である。ケリー米国務長官はモンゴルを積極的に支援すると語った」と伝えた。豪ABCは「リオ五輪まで2ケ月を切ったが28日、リオの警察官が待遇改善、武器不足を訴えるデモを行った。ブラジル財政が赤字に転落、警察官にペン、インク、用紙配給にも事欠く状態だ」と紹介していた。カタール、アルジャジーラは「トルコとイスラエルとの関係改善に向けて一歩踏み出した」と伝えたあと「イラク、ファルージャをISからほぼ奪還した。モスル奪還に向けてイラク政府軍は動き始めた」と解説していた。窮鼠猫を食む。追いつめられたISは自爆テロへ方向転換を余儀なくされて分散化しテロが多発する可能性が危惧される。(了)