米DP2023年10~12月期:3.2%増、予想以下、ＮY株反落、一方、バイデンのイスラム支援批判票、ミシガン州予備選で増加（学校で教えてくれない経済学）

米2023年10~12月ＧDP確定値が3.2%増（予測：3.3%増・速報:3.3%増）と発表した。29日発表受けてＮY株は反落した。24日発表の米1月ＣPI指数発表待ちで様子見した。28日、ＮＹ市場でビットコインが一時6万4,000ドルと2021年11月来の高値を付けた。トークン化されて財務省短期証券ファンドへの道がつけられると伝えられた。インフレ鎮静化は長期化するとの思惑からリスク選好の動きがビットコイン急騰に見られると28日、ロイター電子版は伝えた。

27日、ＮＹタイムズ電子版は「①バイデン米大頭領はミシガン州予備選で81.0%獲得して勝利した。候補者該当なしが14%と批判票が増加した。バイデン大統領のイスラエル支援に特にアラブ系アメリカ人は「ノー」で答えた。②米つなぎ予算が成立した。政府機関閉鎖は回避される。一方、総額600億ドル、ウクライナ支援を含む予算は米下院議長の決断待ちが続いている。」と伝えた。29日、ロイター電子版は「共和党トップのマコネル共和党院内総務が辞任する意向を固めた。トランプ氏の影響力が更に強まる。」と伝えた。

29日朝放送のＮHK/ＢS[ワールドニュース]で韓国KBSは「2023年の韓国で一人の女性が生涯生む出生率が0.72と発た。前年より0.06ポイント低下した。」と伝えた。フランス２は「①3月からフランスは34%以上の値下げ禁止を憲法で明記した。②パリ五輪開催があと5か月に迫った。アパート住居人に部屋を出るよう大家が厳しく当たり始めた。」と伝えた。「①フーシ派による攻撃が収まらない。紅海警備にドイツ政府はフリゲート艦をはじめて出動させた。②ドイツ海運業の人手不足が深刻化している。デジタル化の一環として航行中の貨物船の一人へのリモート操作での運航実験が進められている。③ドイツ国防相がチェコを訪問、ウクライナへ弾薬供与で合意した。詳細は明らかにされていないが欧州以外の15か国からの現在ウクライナへ弾薬が供給されている。ＥＵ約束の30%も満たしていないとゼレンスキー大統領は弾薬供与を訴えている。チェコは武器弾薬の世界で有数の供給国である。」とドイツZDFが伝えた。「台湾が実効支配する海南島海域での中国と台湾の軋轢が高まっている。」とシンガポールＣNAが伝えた。

28日、ＮＹダウは38,949ドル、23ドル、0.06%安、Ｓ＆Ｐ５００は5,069と8ポイント、%安、ナスダックは15,947と87ポイント、0.55%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは13.84と3.05%低下した。米10年物債利回りは4.264 ％と%低下。ＮＹ外為市場で1ドル=150.60 円、0.02% %安。1ユーロ＝163.26円、0.07%安、1英ポンド＝190.68円、0.05%安。ＮＹ原油（WTI）はバレル78.29ドル、0.31%安、北海ブレント,同81.88ドル、0.44%安。ＮY金はオンス2,043.60ドル、0.02%安。ビットコインは6万1,257ドルと7.48%高と2021年11月来の高値を更新した。

問題は日本である。昨夜行われた女子サッカーアジア最終予選、北朝鮮との試合で日本1点リードで迎えた前半終盤、日本のゴールキーパーの山下李也加選手、神戸ＩＮＡＣ所属が右手を一杯伸ばして北朝鮮のシユ―トをはじき出したプレーに元気をもらった。

同点にされていたらゲームの流れは明らかに変わった。それぞれの人にそれぞれの人生がある。日本チームにとっても運命を変える好守だったが彼女自身にとっても生涯忘れられないプレーになるだろう。今日本全体が閉塞感に包まれている。災害対策でも遅々として進まない。それは何故か。いろいろ説明が多すぎる世の中になった。日本に小利口な人が増えたせいもある。せっかく生まれてきたた人生である。健康第一で乗り切りたい。（了）

七星論ってなに？

この本には、七星論の基本的なことが書かれています。

治療テクニックよりも先に原理を学ぶのがいいと考えています。

原理を学べば「応用」が利くからです。

たとえば、関節の痛みでどのツボを使うかがわかってきます。

そして、臓腑に異変があったら、どこにどのように症状が出てくるかもわかるようになってきます。

どこの臓腑に異変があるかが分かれば、経絡もツボも決まってきます。

いや、ツボは決まらなくても大丈夫です。

七星論の原理が分かれば、ツボの探し方もわかるようになってきます。

正直言って、「こんな簡単に教えてもいいのかな？」と思う気持ちもあります。

しかし、端々のテクニックばかりを覚えると、行き詰ってしまうので、こんな話をしているのです。

端々のテクニック行き詰ったら、また別のセミナーに参加することになり、無駄が出てきます。

それは人生の無駄になるかも知れません。

ですから無駄をさせたくないので、本を紹介しているのです。

これまで出したkindle本もそうです。

お勧めの本や最近出版した本は、

脈診に関しては：新城三六著『七日で学べる脈診』　

七星鍼法の原理：金井謙治先生の『七星論ってなに？』

筋骨系の治療は：中西奎介先生の『筋腱鍼は効く』

捻れの矯正には：神田清嗣先生の『回旋鍼と足関三穴』

早い上達には：新城三六著『鍼灸が素早く上達』

『回旋鍼と足関三穴』神田清嗣著が売れている

神田清嗣著

神田先生の本が売れています。

たとえば、行きつけの喫茶店のママさんや易学をやっている先生などが、「買います」と買ってくれるそうです。

これは神田先生の人柄なのかと考えるのですが、この本の中に神田先生の

①　生い立ち

②　鍼灸大学に進学した理由

③　全国学生実戦空手道連盟で副会長も務めた

④　大学を卒業後大学で研究生となる

⑤　大阪の内科医院や京都の八幡中央病院に勤めた

などの経歴が書かれているのです。

神田先生と知り合って、ずいぶんになるのですが、私が聞いてない話がいくつもあったのです。

それを読んでから、私も神田先生を見る目が違ってきました。（^o^）

つまり、神田先生の歴史、考え方、などが書かれているのです。

人は、そこに共感を覚えるのです。

もちろん、「回旋鍼」も本で公開するのは初めてなので、鍼灸師なども関心を持ってくれたと思います。

でも、嬉しいことです。

私のミッションは「論理的な七星論でわかりやすい鍼灸にして多くの方々に役立てる」と考えていて、その一環として「kindle本」の出版をしているからです。

kindle本は、これまで関わって来た先生方にお願いして書いてもらっているのですが、今後も未発表のテクニックをたくさん出版する予定です。

七星鍼法のテクニックは、「診断から治療まで一貫しています」ので、鍼灸学生でも理解できます。

そのことを拙著『人体惑星試論奥義書』にまとめたのですが、肝心な「易の部分」が難しかったようで、そこを飛ばして読んでいる人が多いようなのです。

ですから、それをわかりやすく分解してkindle本に変えているわけです。（^o^）

これまで出したkindle本もそうです。

お勧めの本や最近出版した本は、

脈診に関しては：新城三六著『七日で学べる脈診』　

七星鍼法の原理：金井謙治先生の『七星論ってなに？』

筋骨系の治療は：中西奎介先生の『筋腱鍼は効く』

捻れの矯正には：神田清嗣先生の『回旋鍼と足関三穴』

鍼灸に勉強には：新城三六著『鍼灸が素早く上達』

になりますが、どれも「速効療法」として使えるテクニックになっています。

2月米消費者信頼感指数予想以下で利回り差低下、木曜日のＣPI様子見（学校で教えてくれない経済学）

米2月の消費者信頼感指数が106.7【予想：115.0・1月;114，8】と予想外に低下した。1月米耐久財受注が前月比6.1%減少した【予想：4.5%減】。民間航空機減が響いた。米債券が買われ利回りが低下した。NYダウは小幅安、ナスダックは小幅に上げた。

 

27日、ロイター電子版は「ロイターが2月23~25日の米大統領選挙世論調査で「民主主義の脅威」が有権者の「懸念項目」のトップ（21%）、2位「経済」（19%）をわずかに上回った。党派別では「民主党支持派」では「過激思想懸念」（38%）でトップ。2位「経済」（10%）を大きくリード。「共和党支持派」ではトップは「移民」（38%）、「過激思想懸念」（13%）。「無党派」では「過激思想懸念」（33%）、「移民」（20%）だった。トランプ氏は4件の起訴を受けている。トランプ氏は「起訴の全てが政治的動機に依るものだ」と一貫して批判している。今回の調査結果はバイデンにやや「有利」。」と伝えた。一方、27日、NYタイムズ電子版は「①バイデン大統領のイスラム支援政策はミシンガン予備選で不利に働く。民主党支持層にも浸透してきている。②バイデン米大統領は「ハマス、イスラエル間で停戦合意が出来つつあると聞いていると語った。ハマスは否定している。③米百貨店Macyが27日、150店舗点閉鎖を含む持続的利益可能化を目ざす改革案を発表した。」と伝えた。

 

27日、NY市場でダウは38,972ドル、96ドル、0.25%安、S&P500は5,078と8 ポイント、0.17%高、ナスダックは16,035と59ポイント、0.37%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは13.43と2.26%低下。NY外為市場で1ドル=150.43円、0.15%安、1ユーロ＝163.14円、0.19%安、1英ポンド＝190.77円、0.16%安。NY原油(WTI)はバレル78.53ドル、1.19%高、北海ブレント、同82.24ドル、0.62%高。NY金はオンス2，039.60ドル、0.22%安。ビットコインは5万7，042ドル、4.68%高でそれぞれ取引された。

 

28日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で「

フランス２は「①マクロン仏大統領はＥＵのウクライナ支援会合のあとの記者会見で「ロシアに勝利させてはならない。フランスはいかなる選択肢も排除しないとしてフランスが地上部隊派遣を示唆した。ホワイトハウスはいまのところそのような合意はないとマクロン発言を否定した。ウクライナは「良い方向だ」と歓迎した。ポーランドは否定的だ。シュルツ独首相はドイツもNATOもそのような合意はないと明快に否定した。フランス国内ではマクロン発言に怒りの声が沸騰している。アメリカはレオパルドをウクライナに供与を既に実施している。②フランスでいまジャガイモの値段が昨年の2倍以上に高騰している。フランスのジャガ芋畑はピークから30%減った。オランダ、ベルギー農家が買いとった。フランス人は一致団結して自国のジャガイモ畑を守るべきだと指摘が出てきている。」と伝えた。

 

ドイツZDFは「①ショルツ独首相はマクロン仏大統領発言に「地上戦兵士のウクライナ派遣合意は全くない。」と語った。ショルツ首相はドイツ製タウルス巡航ミサイルのウクライナ供与さえ否定している。ウクライナに渡せばロシア本土攻撃に使う可能性が否定できないからだ。②ZDFが独自に入手したプーチン２０２４計画書によれば「ロシアはウクライナ占領地のロシア化を積極化している。当地のパラボラアンテナを切断し全てロシアからの電波に切り替えるおう命じている。さらにウクライナ全ての思い出を絶つべく書籍含め破棄するよう命じた。6億ユーロを予算化した。」と伝えた。スペインTVBは「米アラバマ州のアラビア系アメリカ人の2020年にバイデンを支持した民主党支持者がイスラエル、ハマス戦争でバイデン大統領がイスラエル支持していることを理由にバイデンに投票しないと公言している。ミシガン州予備選の結果を注目したい。」と伝えた。

 

韓国KBSは「ガザ地区の住民が飢餓危機に直面している。パラシュートで投下された食料の奪い合いで死亡者も出た。ある住民はロバの餌で飢えをしのいでいると話した。バイデン米大統領は週末にもラマダン停戦を楽しみにしていると語った。一方、ハマスもイスラエルも否定している。イスラエルのガザ空爆は27日も全く収まっていない。」と伝えた。

 

問題は日本である。日々国際情報が氾濫している。日本の顔がほとんど見えない。声も聞こえて来ない。良くも悪くも今世界は戦争状態にある。声を出さないと命に係わる問題であるが、日本では実感として伝わってこない。一方、厚生労働省は27日、「2023年の国内の出生数が過去最少の75万7，631人、婚姻数は90年振り50万組を割った。死者数は159万503人」と発表した。死者数は年々増える。出生数は減る。どうなるかは足し算引き算の問題であるから小学校の生徒でも理解するだろう。時にNHKはじめ大谷さんが2ランホームランをオープン戦で打ったと大歓びで伝えた。現実が厳しいからどうしても大谷さんに流れるのであろう。ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」は終わったが「どうする日本」を忘れず特に為政者は心して日々行動して欲しい。（了）

NY,木曜日、発表予定のＣPIコア統計控えて様子見、小幅安、一方、ハンガリー議会がスエーデンのＮＡＴＯ加盟承認を欧米メディアがトップで配信（学校で教えてくれない経済学）

週明け、26日、NY市場は、現地29日、米FRBが金利の指針とする米個人消費指数CPIコア（エネルギー、食料除く）統計発表待ちで小幅下げて取引を終えた。日本の一般紙は、34年振りの日本株最高値と報じている。同じ期間米国は14倍。繰り返すが、2023年の日本の新生児数は72万人。労働市場という「池」の水は腰を抜かすほど少ない。一方、「政倫審」とかで国の指導者は「猫」そっちのけで「ネズミ」だけの相談を連日続けている。まずは人材を確保する。それなりの待遇を用意する。国民の懐を国がかりで温かくすることに集中する。それが元旦早々の能登大地震という大変な不幸に対するお返しであろう。むしろ、経営者、特に為政者にとって、今こそ得点を稼ぐ好機である。「あの大変な時によく思い切って人を採ってくれましたなあ。」「よく賃上げに踏み切られましたなあ」と2024年という年を後年語り草になる年にして欲しい。

 

26日、NY市場でダウは39,069ドル62ドル、0.16%安、S&P500は19ポイント、0.38%安、ナスダックは15,976と20ポイント、0.13%安。恐怖指数VIXは13.74と0.67%低下。米10年債利回りは4.281%と0.49%上昇。NY外為市場では1ドル=150.65円、0.08%高、1ユーロ＝163.45円、0.35%高、1英ポンド＝191.07円、0.18%高。NY原油（WTI）はバレル77.60ドル、1.45%高、北海ブレント、同81.73ドル、０．04%高。NY金はオンス2，040.90ドル、0.41%安。ビットコインは5万4,488ドル、5.33%高でそれぞれ取引された。

 

27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英保守党、アンダーソン議員がイスラム国に対する差別的発言を批判され議員辞職した。スタイマー英労働党首は「彼の発言をスナク首相は差別的と述べなかった。」と批判した。ハマス、イスラエル戦争がもたらした典型的な議員発言と見られる。評価の難しい戦争になって来た。②ハンガリー議会がスエーデンのNATO加盟を承認した。長年NATO加盟に反対していたトルコに次ぐ最後の国となった。ロシアの出口はさらに狭くなる。③EU本部のあるブリュッセルに農業者による反対デモ隊と警官隊との小競り合いが起こった。「農業は余りにも無視され来た」と訴えた。④英国の若者の18~24歳の34%がメンタルヘルス問題を抱えている。特に女性は男性の１．５倍と多い.」と伝えた。

 

ドイツZDFは「① ハンガリー議会がスエーデンのNATO加盟を承認した。形式的手続きを経て正式承認される。スエーデンは兵力2万人に過ぎない。しかし潜水艦含め有数の海軍力がある。バルト海警備が強化される。ただ、トランプ氏は「経費を負担できない国は守らない」と明言している。それが今後のNATOの課題だ。②EU農業団体がブリュッセルに集合。ＥＵの官僚主義、厳しすぎる規則、手続の簡素化を強く求めている。デモの結果ＥＵ内部で動きが見られる。③CO2を海底に沈める動きがドイツでも始まった。環境団体は海洋資源の汚染を懸念している。④ドイツに中国ＢYD社がＥＶ車一台3,000ユーロに値下げ、ドイツ車に対抗して来た。中国でも7,000ユーロを3,300ユーロまで下げた。BYDはＥV車で世界ナンバーワンを狙っている。」と伝えた。フランス2は「①EU本部前にＥU農業業団体のデモ隊がトラクターで集結した。②自動車保険加入後の猶予期限を80歳以降を5年から2年に変更した。車がないと買い物が出来ないと多くの高齢者が反対している。」と伝えた。

 

シンガポールCNAは「①インドの農民デモが待遇改善をモディ首相に求めデリー市内にトラクターで集まった。2021年の価格保証する「約束」が3年たっても果たしていない」と抗議した。モディ首相は5月の総選挙で3期目を目指す。人口の2分の1を占める農民の支持がモディ首相にとって不可欠である。②マレーシアのアンワル首相は60%を超える財政赤字立て直しに直面している。政府は年4，5~5%成長を目指すが良くて3.0%と先行きは厳しい。」と伝えた。韓国KBSは「大学医学部定員を2000人へ倍増をユン政権は発表した。研修医8000人の内6,800人が職場を去った。ユン政権は2月29日までに職場に復帰すれば罪を問わないと発表した。研修医師は「刀を後ろに隠していながらの態度は応じられない」と反発している。解決のメドは立っていない。例えばソウル大学病院は医師不足のため手術も受けられず閑散としている。」と伝えた。上海、東方衛視は「米国は新たに制裁を課されたロシア企業と取引のある中国企業に制裁を課した。WTOルール違反を即刻止めるべきだと毛報道官は述べた。」と伝えた。豪ABCは「①パレスチナ首相がアッバス議長に辞表を提出した。ハマス、インラエル膠着状態が背景にある。②韓国で研修医デモが収まらない。彼らは余りにも待遇が悪い。医学部枠の25年度からの実施でさらに悪化する」と政府を非難している。」と伝えた。

 

問題は日本である。様々な国際的情報が日々氾濫している。一人でも多くの日本の若者が世界の動きに少しでいいから関心をもって一日一日を送って欲しいと祈っている。（了）

鍼灸が素早く上達：kindle版を出版しました

出版しました（kindle版）

鍼灸が素早く上達: 七星鍼法 七星論 (鍼灸治療)

鍼灸師として考えながら行動してきたことを、何年か前にまとめたのですが、ようやく出版しました。

鍼灸治療を学ぶときには、多くの人がテクニックを追いかけますが、テクニックよりも先に学ぶことがあるように思い、本書を出版することにしたのです。

鍼灸テクニックについても少しは触れてありますが、もっと大切なのが「上達への路」ではないかと考えながらまとめたのが本書になります。

ですから、本書は「鍼灸書」というのではなく、鍼灸技術を早く上達させるための「心得」と考えていただけたらいいと思います。

そして、一流の技術者（鍼灸師）というのは、どのようなものかを解説してみたのですが、これは月刊誌『致知』の藤尾秀昭氏が考えた「一流」を参考に斯界に当て嵌めて整理したものです。多分多くの技術者にも通用するのではないかと考えています。

多くの先生方からお叱りを受けることを覚悟していますので、お叱り頂きましたらご享受させていただきます。

バーレーンから帰国した審判：足が痛い

左足はリスフラン関節の少し上、右足はリスフラン関節より少し下

ご本人が言うには、「革靴を履いて何日も、長時間立ちっぱなしだったので痛くなった」とのことでした。

この方は審判なので、何時間も立ちっぱなしになるわけです。

「審判」と聞くと、厳しいイメージがあるのですが、この方は20代の可愛い女性です。　

でも、審判の試験はヨーロッパでしかやってないそうで、ヨーロッパに行って試験を受けるそうですよ。＼(◎o◎)／！

そして、きょう帰国したばかりなので、フライト疲れもあると考え、できるだけソフトな治療を心掛けた。

最初に七星経絡治療で整えてから、患部の治療に入ろうと考えたのですが、経絡治療が済んでから患部を触ると、大した異常は感じられませんでした。

なので、そのまま背部を「脊柱鍼」で整えました。

それから患部を診たのですが、

「あ、これは大したことはない」と思ったので、そのまま中足骨を指で動かし、手技療法で調整したらそれで治ってしまいました。

でも、それで終わると申し訳ないので、軽くアジャストなどを加えて終了した。

治療費をいただくときに、

「ユーロがいいですか、ドルがいいですか・笑」と聞くものだから、（^o^）

「日本円でお願い致します」と、円でもらった。（^o^）

ユーロやドルを貰っても両替に行かなければならないので、手間がいるだけだからです。

講談師 玉田玉秀斎氏 大いに語る、西宮文化協会ニ月行事（スケッチ＆コメント）

文化講演会会場風景

講談師　四代目・玉田玉秀斎氏を迎えて令和6年2月18日（日）午後1時半から西の宮文化協会二月行事　文化講演会が西宮神社会館であり楽しみに出かけた。いつものように会場の様子をスケッチした。

 

吉井良昭、当会会長から「本日は今年最初の講演会となります。講師に講談師の四代目、玉田玉秀斎氏をお迎えしました。昨年秋,上田城を訪ねました。真田丸ゆかりの地です。「猿飛佐助」「真田十勇士」の講談はなんども聞きました。」との話の後「本殿の仮設足場をご覧になられ驚かれたと思いますが、本殿の瓦２万3,000枚葺き替え工事をはじめました。11月に完了します。本殿は昭和20年8月終戦4日前に被ばく後、再建、昭和63年に葺き替え、今回は36年振りとなります。」と挨拶があった。

 

玉田玉秀斎氏は「講談というと落語とよく間違えられます。今、大学でも教えています。最近はなくなりましたが最初の頃、学生の感想文に必ず「今日の落語は面白かった」とありました。」と講演を始めた。

 

「講談は物語りです。物語は歴史の事です。講談師は人の歴史を語りお金をもらう仕事です。講談にはひとの喜怒哀楽が詰まっています。その講談が日本でどんどんなくなっていきました。明治になって江戸時代と比べガラッと変わりました。勉強とはなんのことか。歴史を勉強することが勉強でした。落語家は先生を師匠と呼ぶ。講談師は物語を語る人。先生と呼ぶ。」と話しを先に進めた。

 

「江戸時代まで日本に60以上の国があった。200人以上のお殿様がいた。明治にそれを一つの国にする。強引な改革だった。明治20年は国会が開設された年です。発言に責任を持つ。そのため発言をそのま速記した。議事録です。速記は地方議会でも広まった。落語も講談も速記しました。速記をまとめて本にする。関東だけでも50以上の出版社が生まれた。そのなかでたった一つ残ったのが「講談社」です。」と話しを続けた。

 

玉田玉秀斎氏はロータリー交換留学生としてスエーデンに留学中、「日本のことを聞かれたが答えることが出来なかった。日本のことを知らないとダメなんやないかと知った経験がある。大学は法学部で学んだ。24歳の時、弁護士を目指して司法試験を受ける準備をしていた。その時たまたま起こった出来事が講談師にのなるきっかけとなった。」と話した。

 

「ある日たまたまかけた電話先で三代目、玉田玉秀斎の話を聞かされた。０７９８の西宮の局番は忘れられない。いま100人近くいるが、当時講談師は60人ほどだった。講談師も弁護士もお尻に「し」がつく。弁護士も講談師も同じだ。講談師をやれ。」と言われた。このままでは講談がなくなる。何もわからず講談の世界に入った。」

 

「今回の講演のタイトルに「西宮で起きた、たまたまの奇跡」と書いた。なにもかもたまたま起こったからだった。なんども西宮の師匠の家に通った。今でも阪神西宮駅に来ると怖い先生の顔が浮かぶ。いい思い出はない。講談師になりたくてなったのではない。講談には600年の歴史があることを知った。先生の家には足の踏み場もないくらい本が積み重なっていた。全部読んだ。全てが講談話を速記して出来た本だった。」と話した。

 

一息いれたあと「講談」ならず「口演」と前置きしての約20分「猿飛佐助」を堪能してお開きとなった。「猿飛佐助」は忍術を教える人。講演の冒頭に四代目、玉田玉秀斎氏は「猿飛佐助によれば忍術とは「油断するな」という教えだと師匠から聞いた。」と話された。「猿飛佐助」の物語を聞き改めて「油断するな」ということを教えられた次第である。

 

貴重な機会を用意いただいた西宮文化協会事務局にひたすら感謝である。（了）

脊髄梗塞の方への新しい治療法がうまくいきました

上がビフォー、下がアフター

きょうは「大阪マラソン」があり、テレビをチラ見しながらブログを書いています。

昨日来られた脊髄梗塞の方です。

新しい治療法を説明してから、「やってみますか？」と聞いたら、

「はい。やってみます」と言うので、新しい治療法をやってみました。

この方には始めてですが、他の脊髄梗塞の方々にはやったことのある方法です。

正直言って、こんなに変化が出るとは思いませんでした。

脊髄梗塞を知らない方々には、わかりにくいかも知れませんが、足挙げの角度がこんなに変わるのは少ないことです。

そして、ご本人も「軽く挙がりました」と言っておりました。

それが嬉しかったのか、足に電気刺激を与えて、ふくらはぎを痙攣させて、足を背屈させる器具の話をはじめました。

話によると、その器具はずいぶん前に買ったそうで、メモリが0～20まであるそうです。

それを奥さんが使うと、高い数値では痛くなるそうですが、この方は最高値に上げても痛くなかったそうです。

しかし、当院に来てから、最高値に上げると痛くて上げられなくなったそうです。

「ここに来てからは、痛くて上げられなくなったんです。それは大きな変化ですかねー」というような話をしていました。

ニコニコしながらです。（^o^）

七星論を学びたい方は以下のkindle本を参考にしてください。

脈診に関しては：新城三六著『七日で学べる脈診』　

七星鍼法の原理：金井謙治先生の『七星論ってなに？』

筋骨系の治療は：中西奎介先生の『筋腱鍼は効く』

捻れの矯正には：神田清嗣先生の『回旋鍼と足関三穴』

速効的な治療を学びたい方は、これらを勉強したらいいと思います。

ＮY株、23日は様子見、ダウ小幅高、ナスダック小幅安、一方、イスラエル・ガザ戦争、停戦合意の方向もイスラエルはパレスチナ独立は拒否（学校で教えてくれない経済学）

週末23日、ＮＹ市場は材料難から様子見、ダウは62ドル高、ナスダックは44ポイント値下がりした。底流に米利下げ開始時期の遅れ観測が流れている。同時に相場自身に休みたがっている兆候が見られる。一方、イスラエル。ガザ戦争にイスラエル、ハマス、エジプト、カタールに米国が参加、停戦と人質解放が合意に向けた動きが伝えられる。ただイスラエルはパレスチナ独立国家成立には断固拒否の立場を変えていない。

ロシアのウクライナ侵攻から2年になる。ＥＵのウクライナ支援継続は確認された。しかし、米国議会はウクライナ支援で二分化が進んでいる。バイデン政権のイスラエル支援に対する風当たりは強くなっている。11月の米大統領選を控えて選挙後の世界の米国政治への対応の模索が既に始まっている。

23日、ＮY市場でダウは39,131ドル、62ドル、0.16%高、Ｓ&P500は5,088と1ポイント、0.01%高、ナスダックは15,996と44ポイント、0.28%安。恐怖指数VIXは13.75と5.43%低下。米10年債利回りは4.252%と1.74%低下。NY外為市場では1ドル=150.52 円、0.01%安、1ユーロ=162.87円、0.02%安、1英ポンド＝190.72円、0.09%高。NY原油（WTI）はバレル76.61ドル、2.54%安、北海ブレント、81，71ドル、2.34%安。NY金はオンス2，045.80ドル、0.74%高。ビットコインは5万1.012ドル、0.56%安でそれぞれ取引された。

24日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ナラニヌイ氏の遺体返還を求めた同氏の母親にロシア捜査当局は遺体を1週間以内に埋葬すると回答した。ロシア国内で当局に反対するグループが1万人を超えた。3月大統領選挙を控えてプーチン政権は警戒を強化している。②スペイン、東部バレンシアの14階建ての集合重合住宅の火災で少なくとも１０名が死亡した。以前から防災警告が出ていた。③米NASAは23日、民間初の無人船が月面着陸に成功したと発表した。月の状態を調べる足掛かりとなる。」と伝えた。ドイツZDFは「大麻の合法化で連邦議会で可決された。細則で問題を残しているが4月から実施される。フランス２は「農業グループによるトレーラーデモがパリに着いた。23日ら農産物見本市が開かれる。」と伝えた。

シンガポールＣＮＡは「エジプト、カタールが進めていたハマス、イスラエル停戦、人質解放の交渉にイスラエル戦時内閣が代表を送ると発表した。イスラエルはパレスチナを独立国家として認めていない。」と伝えた。韓国KBSは①「研修医師7,000人の内5,600人が退職に政府は保健医療法違反として医師免許取り消しを準備していると伝えた。ソウル市内の病院は閑散としている。救急車は特に緊急手術を必要とする患者をのせて地方の病院探しに忙殺されている。②韓米日が北朝鮮のミサイル攻撃に備えてF３５Ａ戦闘機などによる実践訓練を２２，23両日行った。」と伝えた。上海、東方衛視は「①金門島での漁船衝突で2名の中国人死亡で台湾当局は初めてミスを認めた。②バイデン大統領は中国製ドローンの輸入規制を発表した。中国企業に機会を与えるべきだ。断固反対すると毛報道官は語った。」と伝えた。ブラジル、バンデランチスは「①デング熱が流行している。早急なワクチン接種が指示された。22日、リオデジャネイロで開催されたG20が閉会した。」と伝えた。

問題は日本である。日本では多くの企業が規模の大小を問わず、人手をいかに確保出来るかに経営指導者の鼎の軽重が問われる。むしろ大企業と比べ条件の厳しい規模の小さな企業ほど「賃上げ」という「種」を勇気をもって今、撒いて人材を確保しておかないと自らの命を決める「木」という「事業」を残すことが出来ないだろう。

今年1月のインバウンド統計によると268万人が日本観光に訪れた。天皇誕生日の祝日、JR大阪駅隣接の大型量販店を訪れたが人人人でごったがえしだった。韓国語を多く耳にした。レジでの感想では「中国からのお客様が増えた」と教えてくれた。中国人観光客がどこまで回復してくるか注目される。

買い物の後レストラン街で軽く食事した。大勢の客人が順番待ちしていた。店員のメニューの確認、配膳の対応にスピード感を感じた。経営者の意志が客先に徹底されていることを実感できた。テーブルの上に準備されたパーコードによる注文が出来る。複雑なメニューに高齢者は対応が出来ない。たまたま入った店だけかもしれないが笑顔で瞬時に対応してくれ当店の従業員に好印象を受けた。

植田日銀総裁も「インフレと認識している」と21日、発言した。この先インフレと賃上げ含め労働の価値を評価した従業員の待遇改善に即対応できる企業だけが生き残れる当たり前の時代が日本にも始まるかもしれない。時に株価は社長さんの通信簿ともいわれる。俗に言うゾンビ企業の市場からの追放も併せ実現される日が待ち遠しい。（了）