(学校で教えてくれない経済学)
米大統領選候補者でドラルド・トランプ(共和党)とバーニ・サンダース(民主党)の人気が高い。これはアメリカでミレニアル世代(1982~2003年生まれ)と従来世代の人口が拮抗していることが背景だとWSJ紙が取り上げたと31日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」でWSJ紙日本版編集長、西山誠慈氏が紹介していた。トランプ氏は直近の世論調査で25%の支持率を維持、2位のブッシュ弟の12%を圧倒的に引き離している。一方、4月末に民主党の米大統領選候補に名乗りでたバーニ・サンダース氏は、急速に支持率を上げ、支持率トップのヒラリー・クリントンに迫っている。トランプ氏は奇抜な発言が話題になる。しかし、二人の共通点は富裕層への増税、社会保障費の拡充、最低賃金の引き上げ。従来型の保守層を基盤としていないと解説していた。日本ではクリントンで次期米大統領は決まりとの空気が強い。トランプ、サンダース両候補の今後に注目したい。
31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、英BBC,ドイツZDF,フランスF2、豪ABC,米ABCいずれも昨年南インド洋で消息を絶ったマレーシア航空機のものとみられる翼の残骸がアフリカ、マダガスカル沖のリユニオン島で河岸を掃除していたボランタリーが発見、フランス航空事故調査局(BEA)へ送られたと報じた。英BBCは専門の海流学者によれば海流に乗って流れ着いたことは十分考えられると話す様子を紹介していた。ドイツZDFは翼の残骸に付着した貝殻が重要な資料を提供するだろうと専門家の意見を伝えた。フランスF2は長さ2メートル、幅1メートルの翼の残骸とスーツケースが見つかった。マレーシアから調査団が派遣された。657BBというナンバーが記録されていた。墜落後最初に付着した貝を調べれば水面に浮かんでいた期間が分かる。残骸についた穴を調べれば爆発が起こったのかどうかなどの手がかりになるなどと専門家が説明していた。
同じマレーシア航空機がウクライナ上空で何者かによって撃墜された事件の責任者をめぐって30日開かれた国連安保理事会で国際裁判所に提訴を求めたオーストラリアのビショップ国連大使は、ロシアは民間機を撃墜した。極悪非道の行いだとロシアを名指しで非難した。ロシアは拒否権を発動した。反対はロシアのみ。中国、ベネズエラ、アンゴラは棄権したと伝えた。審議に入る前に1分間の黙とうが行われた。全員が揃ったのはこのときだけだった。10月に調査結果が公表される。その時はじめて裁きにかけられると豪ABCは伝えた。
一方、30日のNY外為市場ではドルが上昇、30日米商務省が発表した米GDP統計で今年上半期米国景気が拡大したことを裏付けた。ドルは対ユーロで1ユーロ=1.0932ドルへ上昇、対円では、1ドル=124.16~18円、1ユーロ=135.68~78円で取引された。NY原油(WTI)は小幅下げバレル48.52ドル、NY金の小幅安オンス1,088.40ドルで取引された。米GDP統計を見て9月米利上げの見方が強まりNYダウは5ドル安、17,745ドルと様子見した。
米国ではミレニアル世代の動向が政治を動かす気配である。日本はどうかと気になる。(了)
米大統領選候補者でドラルド・トランプ(共和党)とバーニ・サンダース(民主党)の人気が高い。これはアメリカでミレニアル世代(1982~2003年生まれ)と従来世代の人口が拮抗していることが背景だとWSJ紙が取り上げたと31日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」でWSJ紙日本版編集長、西山誠慈氏が紹介していた。トランプ氏は直近の世論調査で25%の支持率を維持、2位のブッシュ弟の12%を圧倒的に引き離している。一方、4月末に民主党の米大統領選候補に名乗りでたバーニ・サンダース氏は、急速に支持率を上げ、支持率トップのヒラリー・クリントンに迫っている。トランプ氏は奇抜な発言が話題になる。しかし、二人の共通点は富裕層への増税、社会保障費の拡充、最低賃金の引き上げ。従来型の保守層を基盤としていないと解説していた。日本ではクリントンで次期米大統領は決まりとの空気が強い。トランプ、サンダース両候補の今後に注目したい。
31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、英BBC,ドイツZDF,フランスF2、豪ABC,米ABCいずれも昨年南インド洋で消息を絶ったマレーシア航空機のものとみられる翼の残骸がアフリカ、マダガスカル沖のリユニオン島で河岸を掃除していたボランタリーが発見、フランス航空事故調査局(BEA)へ送られたと報じた。英BBCは専門の海流学者によれば海流に乗って流れ着いたことは十分考えられると話す様子を紹介していた。ドイツZDFは翼の残骸に付着した貝殻が重要な資料を提供するだろうと専門家の意見を伝えた。フランスF2は長さ2メートル、幅1メートルの翼の残骸とスーツケースが見つかった。マレーシアから調査団が派遣された。657BBというナンバーが記録されていた。墜落後最初に付着した貝を調べれば水面に浮かんでいた期間が分かる。残骸についた穴を調べれば爆発が起こったのかどうかなどの手がかりになるなどと専門家が説明していた。
同じマレーシア航空機がウクライナ上空で何者かによって撃墜された事件の責任者をめぐって30日開かれた国連安保理事会で国際裁判所に提訴を求めたオーストラリアのビショップ国連大使は、ロシアは民間機を撃墜した。極悪非道の行いだとロシアを名指しで非難した。ロシアは拒否権を発動した。反対はロシアのみ。中国、ベネズエラ、アンゴラは棄権したと伝えた。審議に入る前に1分間の黙とうが行われた。全員が揃ったのはこのときだけだった。10月に調査結果が公表される。その時はじめて裁きにかけられると豪ABCは伝えた。
一方、30日のNY外為市場ではドルが上昇、30日米商務省が発表した米GDP統計で今年上半期米国景気が拡大したことを裏付けた。ドルは対ユーロで1ユーロ=1.0932ドルへ上昇、対円では、1ドル=124.16~18円、1ユーロ=135.68~78円で取引された。NY原油(WTI)は小幅下げバレル48.52ドル、NY金の小幅安オンス1,088.40ドルで取引された。米GDP統計を見て9月米利上げの見方が強まりNYダウは5ドル安、17,745ドルと様子見した。
米国ではミレニアル世代の動向が政治を動かす気配である。日本はどうかと気になる。(了)