ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ、商い閑散のなか、26ドル高、2013年、年間で26%高、ドイツ株同26%高、日本株57%高

2013-12-31 17:28:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


花田紀凱(『Will』編集長) の「週刊誌」ウオッチング,2013年、12月28日、産経新聞朝刊コラムに、ニューズウイーク日本版(12/31・1/7新年合併号)は大特集『2014年の世界を読み解く』だけで450円の価値ありと書いていた。立ち読みしてでも、必読の週刊誌と思うが、果たして、日本人の若者で何人が手にとって読んでいるのか一度是非、聞いてみたい気がする。「アメリカなき世界に迫る混沌の時代」(ウイリアム・ドブソン)の記事は中でも秀逸だった。「米債務上限は「カブキ流」に」、ダニエル・クロス氏(ジャーナリスト)の記事には、「米議会で債務上限引き上げ反対の声が出ても、形式的なものでしかないことを覚えておくべきだ。歌舞伎のように誰もが筋書きを知っている演目に人気があるのは、日本だけでない。」と親切にアドバイスしていた。

先のニューズウイーク日本版では「習近平の経済大革命が始まる」のタイトルで、ザカリー・ケック、ディプロマット誌編集記者は「習近平と李克強のコンビは断固として経済改革を進める姿勢。2014年は習の権力基盤がどのくらい固まり、どれほどの経済改革が見極めが出来るかの年になる。その際、清朝末期に起きた、ヨーロッパ諸国との交易で豊かになった沿海部の特権層が交易相手国の支援を得て、中央部に反旗を翻そうとした。沿岸部の特権層が貧しい地域のために自ら犠牲になるだろうか。おそらく彼らは中央が進める改革の足を引っ張るだろう。習が西側の影響を批判するプロパガンダを展開するのは、こうした動きを封じ込める狙いがある。習は生き残りを目指すが果せるか?」と書いていた。

30日にテレビ東京の番組を見ていたら「中国「3中全会」で採択したコミ二ュケの骨子を紹介、「資源の配分で市場に決定的な役割を与える」ことを優先順位トップに上げた。「決定的」という言葉が大事だ」と解説していた。中国は言わずとしれた共産党一党独裁国家である。それが市場に「決定的」な役割を与えると今回の「3中全会」で決めたことが「画期的だ」と言うのである。中国CCTVの放送をワ―ルドWaveMorningで日々聞いていても、延々と項目を読み上げるが、最重要事項は常にトップに置く。

「30日週明けのNY市場は、最終取引をあと一日残して、商い閑散のなか、先週末比26ドル高、16,504ドルで取引を終えた。来週までは、薄商いが続く。年間通して見れば、NYダウはこの日まで25.9% 上げた。 2014年はせいぜい7~8%に止まりだろうと一部の専門家はみている。ドイツDax指数は30日0.4%下げたが、この日まで25.5% 上げた。ピークまで上げ余地を残していると投資家は見ている。日本株は30日、0.7%上げ、年間では57%上げ、2013年の取引を終了した。」と30日付けのWSJ紙電子版でDanStrumpf記者は書いた。NY原油(WTI)は横ばいのバレル99.30ドル、NY金はオンス0.6%安、1,197.20ドルだった。米国債が買われ10年物国債の利回りは2.973%へ再び3%を切った。日本国債利回りは0.732%へ上げた。これを受けて、ドルが売られ、NY外国為替市場では、1ドル=104.95円、1ユーロ=144.90円で取引された。日本では後数時間で2013年が終わる。(了)

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冬のバラ(スケッチ&コメント)

2013-12-31 13:50:51 | スケッチ


冬のバラ

江嵜企画代表・Ken



薬師丸ひろ子のヒット曲に『冬のバラ』という曲があることをヤフーのブログを検索してはじめて知った。「トゲが指に刺さると痛いけど、これが最後のプレゼントなのね」で歌ははじまる。

花のスケッチは、このところすっかりご無沙汰だった。年末になって、2~3日雨が続いたが、やっと雨が上がった29日、一枚描いておこうと思いたって、いつもの更地に出かけた。

スイセンとバラが出迎えてくれた。スイセンには悪かったが、元気よく迎えてくれた方のバラを選んだ。

さっと描いても20~30分は、鉛筆デッサンにかかる。おそらく体感温度は、2~3℃となると、手がかじかんで、さすがに堪えた。大晦日の今日、朝一番で、彩色して仕上げた。

出来ぶりはさておき、仕上がった絵を見ていると、花が喜んでくれているような気がする。描きながら元気をくれたバラに感謝している。

いろいろなことがあった2013年も今日で終る。バラの花がことし最後のプレゼントになれば幸いである。ことし1年多くの方々からご感想、お励ましをいただき、ありがとうございました。良い新年をお迎えいただきますよう、お祈り申し上げます。(了)

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27日、10年物米国債利回り3%、NY原油バレル100ドル、NY為替、1ドル=105円

2013-12-28 10:14:29 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


アメリカの10年物国債の利回りが27日、3%を突破して終った。これは本質的出来事だと28日朝放送の米ブルームバーグ・ニュースに出演AlexSteel記者が総括した。MattMiller記者はドイツ国債との利回り格差が、2006年来最大に開いた。これはアメリカ経済がドイツ経済と比べてより力強いことを示していると話を続けた。26日、NYダウは前日比横ばいの1ドル高、16,478ドルで終えたが、1995年来最も高い水準と27日付けWSJ紙電子版にKaltlynKiernan記者が書いた。同紙によれば、NY原油はバレル100.32ドル、前日比0.8%上げた。一方、NY金はオンス1,216.10ドル、同0.2%高と低迷が続いた。NY外国為替市場では、ドルが対円で買われた。1ドル=105円を突破、2008年5月来高値の1ドル=105.16~19円で取引された。一方、ドルは対ユーロでは、2年来の最安値の1ユーロ=1.38ドル台に接近と書いた。ユーロは対円では1ユーロ=144.45~49円で取引された。

ユーロが対ドルで値上がりしているが、アメリカから欧州株式市場へ資金が流れていることが相場を支えている。WSJ紙によれば、欧州株価総合指数600は2日間のクリスマス休暇明けの27日の取引で1.1%高、2008年5月来の5年6ケ月振りの高値を記録した。ドイツDAX30株価指数は1.1%、フランスCAC株価指数は1.4%,英FTFE株価指数は0.9% それぞれ値上りした。一方、アジア株は、上海総合株価指数は1.4%高、日経平均株価は0.1%高に止まったが6年来の高値と書いていた。一連の流れは、バ―ナンキ米FRB議長の18日の最後の記者会見からはじまった。米FRBが来年1月に国債買い入れ額を100億ドル減らす。2月以降はその時の状況で決めると語った。12月31日号のニューズウイーク誌日本版で「今後の金融緩和の縮小のかじ取りは後任のジャネット・イエレンに託された。バ―ナンキの置き土産をイエレンがいかに料理するかが、彼女の最初の試練になる。」と書いた。

先のニューズウイーク誌日本版は「アメリカなき世界に迫る混沌の時代」のタイトルで「超大国アメリカの「世界の警察官」が不在になれば、アジアや中東各地で覇権争いが激化し国際社会は大混乱に陥りかねない」とウイリアム・ドブソン(スレート誌・外交担当エディタ―)は書いた。「オバマはシリアの化学兵器使用はレッドライン(超えてはならない一線)を超える行為だ」と勇ましく宣言した。アサドはオバマのことばをあざ笑うように軽々と一線を超えた。ホワイトハウスは巡航ミサイル搭載の駆逐艦を地中海に用意しシリア国内の標的リストを用意しているとリークした。ところがシリア攻撃はアメリカの国益と答えたアメリカ人はわずか24%。アメリカ国民は新たな戦争をする気はさらさらなかったのだ。オバマは退任間近かの時期に入り支持率も、民主党をまとめる力も低下している。オバマは14年4月にアジアを歴訪する。同盟国日本と韓国と懸案事項解決を優先議題とする。一方、アメリカ国内は平穏である。冷戦時代と今は違う。アメリカ国民に世界の指導的役割を果たせと説得することは容易なことではない。」と書いた。

2014年はどんな年になるかではない。2014年を自分自身でどう生きるかが先だろう。(了)

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米経済統計好感、NYダウ122ドル高、6連騰、ドル買われ、一時1ドル=104.91円

2013-12-27 12:10:16 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「Abe’sShirineVisitRilesU.S.,Asia(安倍首相、靖国神社参拝、米、アジアを怒らす)のタイトルで26日付けWSJアジア版トップで取り上げた。在日アメリカ大使館のHPで「アメリカ政府は靖国参拝に賛同しない」と書いた。27朝放送のワ―ルドWaveMorningでは、朝6時から9時までだが、ドイツZDFが短く「日本の安倍首相は、26日、靖国神社を参拝した。靖国神社には先の大戦の戦没者と戦犯が合祀されている。」とのみ伝えた。中国CCTVは「王外相は日本政府を厳しく批判した」と伝えた。一方、中国CCTVは多くの時間を割いて毛沢東生誕120年を記念して毛沢東主席がいかに偉大な人物であるかについて称えた後、習近平主席は「今の人物にしか果たせないことを過去の人物に求めてはいけない。」と語る様子をテレビ画面に写していた。香港ATVは「毛沢東120周年記念行事は地味なものだった。」とコメントしていた。シンガポールCNAも「記念行事は控え目だった。」と解説、毛沢東の生れ故郷の様子として毛沢東のブロンズ像が一体65ドル(6,,700円)で観光客が争って買い求める様子を紹介していた。

27日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorningは「世界が伝えた2013年」と題して10大ニュースとして、①位シリア情勢から以下②中国、③欧州経済、④異常気象、⑤エジプト情勢、⑥北朝鮮、⑦イラン核問題、⑧スノ―デン事件、盗聴・情報漏洩問題、⑨米銃乱射事件,⑩フランシスコローマ法王即位を取り上げた。ことし1年のWSJ紙記事から①IT再編成、②アベノミックス、③米政府機関一部閉鎖問題をゲスト出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏が取り上げた。その中で同氏は「マイクロソフトがハ―ド代表のノキアを買収に動いた。ITビズネスは、大胆な行動に出ざるを得ないほど厳しい状況に巻き込まれていることを示している。2014年は米国経済がどうなるかがポイントだと解説していた。

朝6時台放送の米ブルームバーグは、26日、NYダウは前日比122ドル高、6連騰、16,479ドルで取引を終えた。新規失業保険申請件数が大幅に減った。アメリカの労働事情が改善したこと裏付けたと型どおりの解説の後、キャスタ―同士の意見交換では「アメリカ人の所得が増えているわけではない。失業率は10%から7%へ減った。しかし、若者の失業率は増えている。パート雇用者が増えて失業率が減った。雇用増はサービス業中心だ。製造業は増えていない。」などと指摘していた。その他の26日の米経済統計では、NY原油{WTI}はバレル33セント高、99.55ドル、NY金はオンス9ドル高、1,214.10ドルと小動きだった。NY外国為替市場ではソルが買われ、1ドル=104.80円~91円、1ユーロ=143.45~53円で取引された。債券は売られ10年物米国債利回りは2.994% だった。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMアメリカ、大宮弘幸氏は「不確定要因がほぼ払しょくされた。2014年は個人消費が回復する。どこまで設備投資が回復するかどうかだ。シエールガス革命が景気を下支えている。」と強気の展望を披歴していた。安倍首相の靖国参拝に対して日本では今は経済問題に集中して欲しいと期待している。(了)

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米好調な経済統計を受けて、24日、クリスマスイブ短縮取引の中NYダウ62ドル高

2013-12-25 11:29:49 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「世界の気象、2013年は大荒れだった」と25日朝放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで前日の「アジアの気象」に続き詳しく紹介していた。まず1月。南半球は夏。熱波。シドニーで45.8℃を記録した。北半球では、欧州で寒い春。アメリカでは巨大竜巻、アメリカ西部では熱波で53.9℃を記録した。熱波は欧州も襲った。北半球の猛暑と裏腹の南半球ブラジルでは寒波襲来。38年振りの雪が降った。10月に入れば、欧米では早い冬の訪れ。10月には中東に寒波襲来、カイロに雪が積もった。クリスマスイブの24日、欧州西部、特にイギリスは季節外れの暴風雨が襲った。特に北アイルランド、ウエールズが洪水に見舞われた。25日朝放送の英BBCが伝えた。ドイツZDFは洪水はドイツ西部も襲い、エルベ川が決壊した。クリスマスの飾りつけも全て流され仮設住宅で生活する。クリスマス気分になれないと語る様子をテレビに写していた。

クリスマスイブの24日はNY株式市場は午後1時までの短縮取引。24日付けのWSJ紙電子版でKaltlynKiernan記者は「好調な米経済統計発表を受けて、短縮取引、商い閑散のなか値を上げ、NYダウは前日比62ドル高、16,357ドルで取引を終えた。11月米耐久財受注が前月比3.5%増、予測の2%増を上回った。11月の新規住宅販売件数も前月の伸びは下回ったが、予測の44万件を上回る46万4千件と好調だった。」と書いた。同記事によれば「財政問題が議会で年内にクリア、政府機関閉鎖期間にもかかわらず経済データ―は強かった。FOMCでは国債買い入れ額縮小を1月に実施すると決めたが、むしろ経済堅調を裏付けた。FOMC声明文で失業率が6.5%を切った場合でもインフレ率が2%以下であれば利上げは実施しないと明言した。当面、障害物がなくなった。その結果、資金が株式市場に流れ込んできている。最大のリスクは利上げだ。24日、債券が売られ、一時、10年物国債利回りが3%を超えた。今後、アメリカ経済の拡大が進み、その結果、米企業業績改善が利上げによるマイナス要因をいかに吸収できるかだと専門家は見ている。」と書いていた。

25日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三井住友銀行、柳谷政人氏は「好調な米経済データ発表を受けて、株価は上昇、債券は下落、10年物国債利回りが一時3%を超えた。今後のリスク要因は金利。株式市場は金利を意識した展開になろう。外国為替市場ではクリスマス休暇入りで市場参加者も少なく小動きに止まった。」と解説していた。24日、外国為替市場で、1ドル=104.33~35円、1ユーロ=142.64~76円で取引された。NY原油{WTI}はバレル当り前日比0.5% 高、99.22ドル、NY金はオンス0.5% 高、1,205.10ドルで取引された。

その他の世界のニュースではドイツZDFが「世界エンジン2位のロールスロイスが中国、インドネシアへの売り込みで賄賂疑惑が発覚、当局が捜査に入った。幹部の政治責任に発展する恐れが出て来た。」と伝えていた。中国CCTVは農業改革に一段と重視すると語る習近平主席の様子を紹介していた。何を隠し、何を表に出すか。注意して見ておきたい。(了)

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三田市吹奏楽団クリスマス・コンサート風景(スケッチ&コメント)

2013-12-24 16:14:56 | スケッチ


三田市吹奏楽団クリスマス・コンサート風景

江嵜企画代表・Ken



高校中学同窓のMさんが最高齢、75歳出演、激励を兼ねて23日、三田市吹奏楽団X'mas Concert2013会場、郷の音ホール大ホールに同窓生家族も含め併せ11名が会場に駆けつけた。ほぼ満席の会場の様子をスケッチした。

お子さん連れの方も多かった。「小さなお子さまお連れのお客さまへ」のチラシがプログラムなどの資料に同封されていた。①お子さまの行動に十分注意下さい、②他のお客さまに差し障りと思われる場合は、ホール外へ一時待機願いたいと書いてあった。

一部と二部の間のインターミッションを利用して、入場券裏にあらかじめ印刷された番号によるお楽しみ抽選会では地元の協力企業が用意した賞品と当選番号が読みあげられ、会場の雰囲気を和やかにしていた。最後にH楽器店から提供されたギターには会場はどっと湧いた。

演奏会は午後3時からはじまった。第Ⅰ部は~Musidal Theater Stage~と銘打って、①ミュージカル「レミゼラブル」から、②「ライオンキング」サウンドトラックハイライト。③ウエスト・サイド・ストリートから選ばれた。

プレゼント抽選会をはさんでのインタ―ミッションのあと第Ⅱ部では~Fuature&X'masStageとしてクリスマスソング中心の①カンタ―ズ・フォエバー、②4本のクラリネットが活躍するクラリネット・キャンディ、③運動会でお馴染のトランペットの休日などが演奏された。そして最後の曲目は、クリスマス・キャロル・メロディーである。クリスマスムードを満喫した。

きよしこの夜を舞台出演者・会場全員で合唱してお開きとなった。素晴らしい演奏を堪能した。会場出口で出迎えてくれた同窓Mさんのこの日の健闘を祝し、お互いの健康を祈って家路に着いた。

前日、冬至を迎えた。陽は長くなるが、寒さはこれからが本番である。三田は神戸より3℃は寒い。帰路、JR西宮駅まで同窓のTさんご夫妻の車に神戸組2名がお世話になった。感謝、感謝である。(了)

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米国景気拡大確認して、NYダウ73ドル高、一方、世界的異常気象が足かせ(学校で教えてくれない経済学)

2013-12-24 10:50:43 | 経済学
「世界の気象 ことしのアジア」のタイトルで、24日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の気象」コ―ナーで、「冬」中国の大気汚染、各地に広がる、「春」寒暖差大、砂漠にひょう、洪水被害、「夏」猛暑、中国、日本で40℃超、「秋」、台風、発生数31,今世紀最強、フィリピン襲うと紹介、いかに2013年が異常な気象であったか。そして迎える「冬」は昨年にまして「寒くなりそうだ」と気象予報士の坂下恵理さんが総括していた。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日が始まる。英BBCが投獄されていた反プ―チンバンド女性2人を恩赦で釈放したと伝えた。元石油大手ユコス社長、ミハイル・ホドルコフスキー氏恩赦に続いた。23日釈放されたマリア・アリヒョナさんは「ソチがあるから釈放した。あと2ケ月で刑期を終える。実に馬鹿げている。」と話す様子を画面に写していた。ホドルコフスキー氏は「政治の世界に戻らない。」と話したと紹介していた。ロシアRTRは女性バンド恩赦の話はなし。カラシ二コフ拳銃AK47を開発したカラシ二コフ氏が93歳で亡くなったニュ-スとロシア最大の原子力潜水艦進水式を祝うプーチン大統領の様子を写していた。英BBCは脳腫瘍患者から腫瘍を取り出し、それに免疫細胞を移植、出来たワクチンで治療することで余命18ケ月を3年に延ばせる可能性が出て来た。現在脳腫瘍の患者9,000人の内5,000人が死亡していると解説していた。

香港ATVはアップルが中国で7億人市場のiPhon最大手「中国移動通信」ChinaMobileと販売契約を結んだと紹介したあと「今回の取引が果たしてアップルの業績拡大につながるか疑問だ。来年1月17日から販売が始まる。一方、年間平均収入1人当たり4,000ドル(日本円約40万円)の中国市場は価格勝負である。アメリカ国内では1台550ドルも中国では税諸経費込みで700ドルとなる。中国市場での拡販は容易でないだろう。」と解説していた。24日朝放送の米ブルームバーグは、アップルがChinaMobileと販売契約を結んだこととフェイスブックがS&P500銘柄に23日から追加されたことIMFラガルド専務理事のアメリカ経済の上方修正談話を歓迎してNY株式は反発したと解説していた。

23日のNYダウは先週末比73ドル高、16,294ドル、ナスダック株価指数は44ポイント高、4,148だった。NY原油{WTI}はバレル98.91ドル、NY金はオンス1,198.40ドルだった。債券が売られ10年物米国債利回りは2.931%へ再び上昇した。NY外国為替市場ではドルが買われ、1ドル=104.18~19円、1ユーロ=142.65~76円だった。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三井住友銀行、柳谷政人氏は「米議会で財政問題を年内にクリアした。FRBが米景気回復を確認した。米FOMCの債券購入縮小発表後、新興国通貨は値下がりしたが、ウォン高水準に変わりない。ドル高、円売り、日本株高の流れは続く。株式市場へ資金が流れて来ている。」などと解説していた。

砂漠にひようの後で大洪水。地震国日本では活発化する火山活動にも目が離せない。(了)

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米GDP7~9月期、4.1%増へ上方改定、NYダウ、ナスダックともに新高値、ドルは一時1ドル=104.94円

2013-12-21 10:38:09 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ミハイル・ホドルコフスキー(50)、ロシア元石油王が、ベルリン空港で、ゲッシア―元ドイツ外相と握手を交わしている写真と共に、ホドルコフスキー氏の声明文を20日付けWSJ 紙電子版が掲載した。前日、プーチン大統領は、年末恒例の記者会見の後、ホドロフスキー氏の恩赦を発表していた。21日朝放送のドイツZDFは、ウクライナでの反政府デモを取り上げた中で、メルケル首相は「EUとの間の扉は開かれている。平和的デモは可能だ。」と語った。プーチン大統領がブリュツセルを来年1月に訪問し、EU首脳と意見交換する。」と伝えた後、ホドルコフスキー氏がベルリン空港に着いたことを写真入りで報道していた。日本のメディアの当件の扱いはほとんどない。北方領土問題が出て来た時に限って、ロシアが登場する。北朝鮮問題では、拉致被害者問題が起これば取り上げる。北もそのあたりを熟知している。拉致問題をニンジンに日本を巧みに利用する。 

先のWSJ紙によれば「ホドルコフスキ―氏はドイツにいる妻、子供と再会する。モスクワで入院中の母親もドイツに向かう。」と書いていた。こういうニュースを見聞すると表に出ていなかったが、ことは水面下で静かに進められていたことが今明るみに出て来たことがよく分かる。今朝放送の英BBCもホドルコフスキー氏への恩赦、その翌日にドイツの空港に突然現れた。なぜ今なぜなのかと問いかけニュ-スを終えていた。ソチ・オリンピックを50日後に控えて人権問題に対する各国首脳の批判をかわそうとしていることは明らかだろう。ロシアとの関係では、アメリカもスノ―デン元CIA職員の扱いやミサイル防衛システムをめぐりぎくしゃくして来ている。シリア問題、イラン問題もアメリカの対ロシア政策の方向性が揺らいでいる。

一方、20日、NY市場は、アメリカの7~9月期GDP改定値が3.6%増から4.1%へ上方修正されたと米商務省の発表後、NYダウは急反発、あと売られ、前日比42ドル高、16,2211ドルで取引を終えた。ナスダックは46ポイント高、4,104ドルと2000年9月来の高値を更新したと20日付けWSJ紙電子版にMattJarzenmsky記者が書いていた。NY原油{WTI}はバレル99.82ドル、NY金は1205.10ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が買われ、利回りは2.9%台から2.894%へ低下した。外国為替市場では1ドル=104.07~08円、1ユーロ=142.29~34円で取引された。

21日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「米GDP上方改定で2011年第4Q以来の高い伸びを記録した。ドルは一時1ドル=104.94ドルまで買われた。その後米債券が買われ利回りが低下した後、1ドル=103.85円までドルが売られたが後戻した。FOMCで金融緩和縮小がスタート、不透明感が縮小したことがドル買いの背景となっている。株価、ドル共に堅調推移が見込まれ、クリスマス開けには1ドル=105円を試す展開も予想される。」と解説した。(了)

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19日、FOMC会合後一夜明けけて、NYダウ横ばい、10年債利回り2.93%へ上昇、

2013-12-20 12:51:12 | 経済学
NY金相場3.3%急落、オンス1,195ドル(学校で教えてくれない経済学)


米FRBが量的金融緩和縮小に向けて新たな一歩を踏み出した翌日の19日のNY市場では、NYダウは前日比ほぼ横ばいの11ドル高、16,179ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が売られ、10年物米国債の利回りは一時2.935%へ上昇、NY金相場は前日比3.3%安、オンス41.10ドル急落、1,195ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル1%高、98.77ドルだった。原油は続伸、金は急落と明暗を分けた。NY外国為替市場では、ドルが対円、対ユーロ共に上げ、特にドルは対円で2008年10月来の高値を記録したと19日付けWSJ紙電子版で、ChrisDieterich記者は書いた。19日、NY市場で、日本円は、対ドル、対ユーロ共に値下がり、1ドル=104.22~24円、1ユーロ=142.40~42円で取引された。

20日朝放送のワ―ルドWaveMorninng「経済情報」に出演した大和証券CMアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「前日の300ドル近い株価上昇翌日であること、19日発表された新規失業保険申請件数が予想外に増え、一方、中古住宅販売件数が予想を下回ったことも手伝い様子見気分が強かった。今後の金融政策を見る上で、失業率が6.5%を下回ってもインフレ率が2%以下であればゼロ金利政策を続けると明言したバ―ナンキ議長を市場は高く評価した。問題はいつ債券購入を止めるか。個人的意見だが、来年1年かけてゆっくりとしたぺ―スで金融緩和を縮小すると見ている。」と解説していた。引き続いて同番組に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は「米FRBの声明文は米景気がゆっくりとしたペースながら確実に回復していることを明確に表現した。その上で、米失業率が6.5%を下回ってもインフレ率が2%以下ならゼロ金利を継続するとバ―ナンキ議長がコミットした意義は大きい。来年2月に正式に引退するバ―ナンキ議長が勤める最後の記者会見だったが、67分使った。市場との対話に正面から取り組む姿勢が出ていた。米FRBがいかにオープンになったかを改めて示した。」などと解説していた。

その他20日放送のワ―ルドWaveMorningではロシアRTRがプーチン、ロシア大統領の記者会見の様子を時間を割いて紹介した。「会見場に集まった内外の記者1,326人の内、52人の質問にプーチン大統領は答えた。プーチン大統領がいら立つような場面は有りませんでした。」と前置きして、ウクライナに対するロシア支援を聞かれてプーチン大統領は「友達のウクライナが困っているから助けた。ウクライナの製品はEUの規格にまだ合うレベルにない。ウクライナは単なる農業国に過ぎない。ロシアの援助がなければズルズル引き下がってしまう。」と話した。スノ―デン氏に付いては「スノ―デンさんのお陰で世界は考えを変えることが出来た。こんなことが繰り返されないことを望む。スパイは人の歴史で最も古い職業です。最も古い職業はほかにもありますが。」と答えて、プーチンはニャリ。グリーンピ―スについては「自然保護団体の方の仕業だととても思えません。自己PRして誰かにタカるためだと思います。」と答えていた。記者会見が終わったあと記者に捕まえられたプ―チン大統領は「ミハイル・ホドルフスキーさんを釈放します。お母さんが病気だからです。」と話し、ここでまた、二ャリ。役者以上だ。テレビをうまく利用している。(了)

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米FOMC発表を好感、ドル高、NYダウ292ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2013-12-19 11:10:13 | 経済学
ドルは、米FOMCが来年1月からFRBによる債券購入規模を100億ドル減らすとの発表後、5年2ケ月来、最高値を更新した。米FRBは債券購入は減らすが、金利を長期間据え置く。米景気の動向にさらなる改善が今後見られなければ債券購入額を元に戻すとバ―ナンキFRB議長はFOMC会合の後の記者会見で述べたと18日付けWSJ紙電子版でIraLosenbashvli記者は書いた。NY外国為替市場で、1ドル=104.33~38円、1ユーロ=142.67~78円で取引された。NYダウは前日比292ドル高、16,167ドル、ナスダック指数は46ポイント高、4,070へ上昇した。一方、NY原油{WTI}はバレル58セント高、97.80ドル、NY金はオンス4.90ドル高、1,236.10ドルと小幅上昇に止まった。債券市場は米FOMC発表の後も小動きに終始、10年物米国債利回りは年2.895%に止まった。

19日朝放送のワ―ルドWaveMorningでスペインTVEは「米FRBは債券購入額を月あたり850億ドルから750億ドルヘ減らすと発表した。これはリーマンショック後実施した金融緩和から縮小に向けた第一歩である。同時に、バ―ナンキFRB議長は、ゼロ金利政策は継続すると明言した。アメリカの失業率は5年前10%だった。現在7%まで低下した。」と伝えた。同じく英BBCは「米FRBは債券購入額を100億ドル減らすと発表した。米国経済の力強い回復が背景にある。FRBはアメリカは2008年以降債券購入に3兆ドルをつぎ込んだ。今回の決定で、お金がタダで、じゃぶじゃぶ入って来る時代は終わった。債券購入の過度の依存は解消される。今後の課題は、他の諸国も金融緩和縮小に向かうかだ。」と解説していた。

米ブルームバーグは19日朝の放送で「米FRBは債券購入を100億ドル減らすと声明を発表した。投資家は即座に反応した。株価は全業種で上昇した。10年物国債利回りはほとんど変わらずだった。金融株に有利に働くだろう。ことし5月にバ―ナンキは金融緩和縮小を発表した。世界的規模で金融市場は混乱、株価は急落した。資金がアメリカへ逃げ、開発途上国通貨がつれて急落した。今回のFOMCの決定では株価が上がり、途上国通貨も安定している。失業率が6.5%以下になっても利上げはないことも示唆した。」と解説していた。

19日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「FRBは債券購入を100億ドル減らす。今後の政策変更にはインフレ率2%、失業率6.5% をメドに置く。ゼロ金利政策は長期間続けると述べた。その結果長期金利は変動しなかった。市場は一時的に安どした。」と解説した。村尾氏は、具体的には触れなかったが、「多くの不透明感も残している。十分注意が必要だ。」とくぎを差していた。

ワ―ルドWaveMorningの今朝のニュースではドイツZDFが「ドイツ企業が電気料金で大幅割引を受けていることでEU委員会が調査を開始する。大連立スタートの翌日のメルケル政権に早くも難題が降りかかった格好だ。」と解説していた。好事魔多しは健在だ。(了)

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