ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

『日本のハイテク便座買うのは「中国人の恥」、26日付け 中国共産党機関紙「環球時報」が批判、

2015-02-28 10:39:34 | 経済学
春節期間、訪日中国人観光客45万人(学校で教えてくれない経済学)


春節(2月18~24日)の休暇期間に日本を訪れた中国人は約45万人に達した。1~2月合計は約67万8,000人と、前年同期比2倍以上になったと中国国家観光局は発表した。一方、中国共産党の機関紙、人民日報の国際版「環球時報」は26日付の社説で「日本を訪れる中国人観光客が「ウオッシュレット」を買いあさっているという報道について『中国が過去2年間、日本製品をボイコットしてきたことに当てつけだ』と批判した。さらに「環球時報」は「国家が内需低迷に直面しているときに日本に買い物に押し寄せる中国人観光客が誇れるものではないことは明らかだ」と苦言を呈した」と2月27日付WSJ紙電子版でJunHongo記者が書いた。同日附け WSJ紙は英銀行ロイズが27日発表した2014年12月決算で純利益が黒字転換、金融危機後初めての配当を再開するとMaxColchester記者が書いていた。ロイズの配当再開は28日朝放送の英BBCも大きく取り上げていた。

米商務省が27日発表した米10~12月期GDP改定値は前期比年率換算で2.2%増と速報値の2.6%増から下方修正された。4~6月期4.6%増、7~9月期5%増の成長を維持できなかった。ただ、14年通期では2.4%増加した。10~13年の平均2.2%増をやや上回る水準となったと27日付WSJ紙でJeffreySparshott記者が書いた。WSJ紙は『1月の米失業率は5.7%だった。7~9月期には5%を割り込むだろう。その頃まで利上げがなければ国内経済にとって不都合になるだろう』 と米セントルイス地区連銀、ブラード総裁がWSJ紙とのインタビユーで語ったとMichaelS.Derby記者が書いた。イエレン米FRB議長は先の米上下両院での証言ではあと2~3回での米FOMCの会合では利上げの機会はない旨を示唆した。

米10~12月期GDPについて「雇用の伸びは改善し、ガソリンの値下がりは消費者や小規模事業者にとっては大きなプラスになる。こうした状況が後押しし、成長ペースは上向くだろう」とレイモンド・ジェイムズ・アンド・アソシエーツ、チーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は述べたと27日付ブルームバーグ電子版でVictoriaStilwell記者が書いていた。原油、ガソリンの値下がりが景気にプラス効果をもたらすということばが、特にエコノミストの言葉に出てくる。筆者自身の経験でも車が下駄替わりの米国ではガソリンの値下がりに特に敏感に反応する。日本でも当然明るい話だが、明るい話は、何故か取り上げない。

27日、NY原油(WTI)が米国で石油掘削装置リグ稼働の減少が続いていると伝えられて、バレル49.76ドルへ3.3%値上がりした。北海ブレントは同62.01ドルへ値上がりした。ション・エナジー、シニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は「リグ稼働減少と設備投資減少に市場は反応した」と話したとブルームバーグでMarkShenk記者は書いた。米債券が買われ、10年債利回りは1.997%へ低下した。NY外為市場では1ドル=119.51円、1ユーロ=133.83円で取引された。NY金はオンス1,212.30ドルへ小幅値上がりした。

28日朝、フランスF2が過激派ISがシリア遺跡を激しく破壊する様子を写していた。(了)

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「原油価格の下落が需要拡大と供給抑制に働く。市場は数ケ月でバランスを取り戻すだろう」

2015-02-27 11:37:00 | 経済学
:IEA,エコノミスト語る(学校で教えてくれない経済学)


日本の2015年1月の鉱工業生産{速報値}は前年同月比4%上昇、2ケ月連続上昇を記録した。出荷指数は同5.8%上昇した。在庫指数は0.6%低下した。製造工業生産予測指数は2月、同0.2%上昇、3月は同3.2%低下と27日付けブルームバーグニュース電子版で淡路毅記者が書いた。一方、1月の全国消費者物価指数{生鮮食品を除くコアCPI} は2.2%上昇した。プラスは20ケ月連続。ただ、伸び率は6ケ月連続で鈍化した。原油価格の下落が前年比上昇を抑えた。BNPパリバ証券、河野龍太郎チーフエコノミストは『消費税を除くコアCPIは同1.5%上昇を記録後低迷していたが、原油価格の大幅下落を受けて低下ペースが速まってきている。』と述べたと27日付のブルームバーグで日高正裕記者が書いた。日銀は物価が思惑通りに上昇しないことにいら立っているかに見える。しかし、国民経済的に見れば、原油、重油、軽油、灯油、ガソリン、ナフサの値下がりが日本経済を大きく下支えしていることは紛れもない事実であろう。

一方、26日のNY外国為替市場で、米国の1月の消費者物価指数コア(食品エネルギー除く)(CPI)が前月比0.2%上昇したことを受けて、1ユーロ=1.1198ドルと2003年以来の高値に接近、つれて対円でもドルが上昇し、1ドル=119.41円で取引された。円は対ユーロで、1ユーロ=133.61円で取引された。ブルームバーグ相関加重指数ではドルは過去1年、16.3%上昇、一方、ユーロは7.1%下落、円は2.2%下げているとブルームバーグ電子版で伝えた。円が売られて円が安くなっているのではなく、ドルが買われて円が安くなっていることを示している。

26日のNY原油市場でWTI相場は米国内での在庫急増を材料に続落、1バレル=48.17ドルと前日比2.82ドル、5.5%安で取引を終了した。北海ブレント相場はバレル1.59ドル、下げ、バレル60.05ドルで取引を終了した。トラディション・エナジー、シニアアナリスト、ジョージマクギリアン氏は「世界的に原油が供給過剰であることには変わりはない。しかし、だぶつきはアメリカに偏っている。WTI相場と北海ブレント相場のスプレッド(値差)が広がったのはそのためだ」と語ったと27日付のブルームバーグでMorningZhou記者が書いた。一方、IEA(国際エネルギー機関)、チーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は『原油価格の下落が需要拡大と供給抑制につながり、市場は今後数ケ月でバランスを取り戻す見通しである。低価格の結果、需要に上向きの圧力がかかる。』と語ったとブルームバーグニュースでGrantSmith記者が書いた。26日、NYダウは目新しい材料なく前日比ほぼ横ばいの10ドル安、18,214ドルで取引を終えた。米債券が売られ、10年物国債利回りは2.031%へ反発した。NY原油は下げたが、NY金はオンス1,209.60ドルへ小幅反発した。

後藤健二氏などの殺害容疑のIS過激派の覆面男は英国籍モハメド・エムワジとワシントンポスト紙が最初に伝えた。27日朝放送の英BBCはエムワジ容疑者は1988年、クエ―ト生まれ、6歳で英国へ移住、ウエストミンスター大卒、コンピューター専攻と伝えた。(了)

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『写真で学ぶスクレラ分析』新城三六著 近日出版

2015-02-26 17:36:07 | 診断即治療と虹彩学



スクレオロジーってなに?
スクレオロジーとは、白目を分析して、その人の内臓やシステムがどのようになっているかを調べるものです。

たとえば、肝臓に疲労が溜まると「肝ジェリー」というサインが出ますし、白目に茶色いシミができた時も肝臓の疲労と関係している場合が多いもので、脳区の血管が大きくなっていたら、多くの場合頭痛があるものです。

また、白目の血管がどこに向かって走っているかで、どの臓腑に異変が出ているということも察知できるもので、細かいサインのことは後にするとして、臨床現場では白目を見て「どこの経を中心に治療したほうがいい」という目安にもなります。

当院では、初診の時に必ず「虹彩写真」と「スクレラ写真」を撮影するのですが、それは、深く潜んでいる病因を見つけて、根本的に治療したいと考えているからです。

スクレオロジーは、鍼灸学校でも教えていますが、スマホやデジカメでも撮影できますので、学生さんたちは楽しそうに学んでくれます。
なにが楽しいかというと、白目を撮影するだけで、その人の弱点がわかるので、「あ、あんたこっちがおかしい」とか「私はここが悪かったのねー」と、身近な人同士で学ぶことができるからです。

ある医師は、原因のわからない肩こりでやってきましたが、スクレラを撮影して、「ここにあるサインは、この臓器からの反応で、ここを触ると痛みがあります」と、反応点を触ると痛がっていましたが、やがて、

「これはおもしろいですねー。これだと原因のわからない病気もいっぱいあるので、病院で用いても価値がありますねー」と話していました。

そうなんです。
鍼灸と言うと、「古臭い」とか「眉唾モノ」と考えている人もいると思いますが、写真という科学を使って、自分の体の状態が映し出されると、今までの疑いがなくなり、かなり納得してくれます。


この原稿は、2年前にはできていたのですが、どのような出版体系にするかとず~~~~っと考えて、今日になったわけです。(笑)

実は、スクレラ分析を勉強しているときは、画面を拡大して見なければならない時があり、紙の本だとそれができないわけで、何とか画像でできないものかと考えていたのです。
それがDVDを使えば可能であることがわかったので、出版することにしたのです。

つまり、紙の本を出版するのが目的ではなく、拡大できる画像を使える本が必要だったのです。
ですから、この本とほとんど同時にDVDも出版することになります。

DVDには、動画でスクレラの撮影方法も載せますので、よりわかりやすいかと思います。
まだ書きたいのですが、治療中ですので、きょうはこれぐらいにしておきます。
ISBNとJANコードだけは書いておきます。

ISBNは   9784990738112
JANコードは1922047070008

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サウジ石油相「世界の原油需要は拡大している」と発言後、NY原油(WTI)バレル50.99ドルへ反発、

2015-02-26 10:39:15 | 経済学
NYダウ小反発(学校で教えてくれない経済学)


中国の昨年2014年の新生児の数が1,687万人と一昨年と比べ47万人増加したと中国政府が発表した。しばらくの間はベビーブームが続くだろう。しかし、2050年には中国の人口の1/3は60歳以上が占める。今しばらくのべビーブームも人口減少のスピードを少し遅らせるにすぎないと26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」紹介のシンガポールCNAが伝えた。中国の新生児数は1999年の1,800万人をピークに減少に転じ、しばらくは1,640万人前後で推移していた。昨年、中国政府が一人っ子政策を一人子同士の夫婦に第二子を認める政策変更を行った結果であると解説していた。

中国関連では25日付けWSJ紙電子版でJamesT.Aredoy記者が「中国の汚職撲滅運動が抵抗に直面していると新華社通信が伝えた。これは異例のことである」と書いていた。ニューズウイーク誌最新号でも中国汚職撲滅運動が習近平政権にとって双刃の剣だと指摘していた。この日のWSJ紙の記事は「一部の人々は次に誰が標的になるか高官らが緊張状態に置かれる期間が長くなればなるほど習国家主席が党の結束を弱める危険を冒すことになりかねないと懸念している」と書いていた。

26日朝放送の「ワールドニュース」でフランスF2はフランスの1月の新規雇用数が481,000へ増加、失業者が1万9,000人減少した。バルス首相は政府による投資と雇用に対する政策の成果だと述べた。一方、野党は50歳以上の雇用は増えたが25歳以下の若者の雇用は1.4%減少している。これが問題だと批判したと伝えた。フランスF2はフランス国会議員が民間人の資格でシリア訪問、うち3人がアサド大統領と面談した。驚いたことにシリアでアメリカの元司法長官、ラムジー・クラーク氏と現地で出くわした。シリアとの関係改善にそれぞれがそれぞれのやり方でアプローチしている一端だと議員代表団は語ったと伝えた。
英BBCはトルコ経由でイギリス人3人の少女がイスラム過激派組織ISに入った背景を蜜出入国あっせん業者の一人とのインタビューで「トルコとIS支配地域との国境の75%はISが支配している。若者はインターネットで勧誘される。IS渡航を希望する若者は後を絶たない。」と伝えた。ロシアRTRはキプロス大統領と会談したプーチン大統領はウクライナを批判して「ウクライナ政権は、ウクライナ東部に住むウクライナ人400万人からガス、水道、電気、食糧を奪い、事実上大量虐殺の状態に放置している。」と非難したと伝えた。

一方、25日のNY市場は、格段の目新しい材料なし。イエレン米FRB議長の米下院証言も利上げは急がない姿勢を繰り返したことから小動きに終始、NYダウは15ドル高、18,224ドルで取引を終えた。米利上げ時期が先延ばしされるとの見方から米10年物債券利回りは1.1972%へ低下、NY外為市場では、1ドル=118.86円、1ユーロ=135.05円で取引された。一方、NY原油(WTI)はサウジ石油相が『世界の石油需要は拡大している』との発言受けてバレル50.99ドルへ反発、北海ブレントも61.63ドルへ反発した。NY金はオンス1,201ドルと小幅反発。原油、為替、金利の3点セットから目を離すことは出来ない。(了)

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イエレン米FRB議長、「利上げには、辛抱強く対処する」と議会証言、NYダウ92ドル高、

2015-02-25 12:24:46 | 経済学
原油(WTI)続落、バレル49.28ドル(学校で教えてくれない経済学)


昨年、一年間で、海外旅行した中国人は延べ2億7,500万人と昨年比11%増えたと見られる。人民元が上がり、ユーロや円が安くなったことも幸いしたと2月25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で上海RTSが紹介していた。春節最後の日にあたる24日の上海空港でインタビューの中である男性は「大阪と京都へ行ってきました。40%以上が中国人と聞いていますよ。」と答えていた。上海RTSはロシアルーブルが暴落、ロシアへ出かけた観光客が増えたと伝え、同じく上海空港で「モスクワへ行きました。値段がいつもの半分で、たくさん買い物が出来た」と笑顔で答えていた。25日朝放送のシンガポールCNAは台湾政府が中国人富裕層を狙って渡航条件を大幅に緩和したと伝え、今年の春節で350万人の中国人が台湾を訪れた。中国人が全体の44%を占めた。台湾政府は国内の景気が良くない。そのため景気対策として観光客を増やしたい。現在年500万人の中国人観光客を1,000万に増やす計画を立てている。」などと解説していた。

25日朝放送の中国CCTVは春節期間中の規律違反申告件数がナビゲーターの集計では昨年同時期と比べ約10%減少したと語るある汚職監視センターで電話受付ししている女性オペレーターの話を紹介、中国CCTVは規律委員会の取り締まりが成果を上げていることがわかるとアッピールしていた。3月3日付け近着のニューズウイーク誌日本版は「習近平の終わりなき汚職戦争」と題しミン・シンペイ、クレアモント・マッケンナ大教授は「トラもハエも一緒にたたくとのスローガンの元、習近平は過去2年間で大物だけで汚職容疑で71人拘束、13年に汚職で起訴された党員は9,600人にのぼった。習近平は著名な人権活動家や弁護士を逮捕し思想統制を強化する。その一方で共産党に巣食ってきた汚職撲滅という二面作戦を取っている。しかし、民主派弾圧は隠れ蓑かという見方もある。保守派に迎合し一党支配を延命するか、民主派勢力と手を組み中国の夢である自由と正義を実現するか、習はいずれ決断を迫られるだろう。」と書いていた。

ウクライナ情勢に関してはロシアRTRが24日パリで4ケ国外相会議が開かれ、ミンスク合意順守を再確認したと伝えた。ギリシャ問題についてはフランスF2がEU19ケ国外相が電話会談でギリシャ改革案を了承、ギリシャ支援の4ケ月延長が決まったと伝えた。注目のイエレンFRB議長発言では25日朝放送のブルームバーグニュースで「イエレン議長はデータなど精査し利上げには忍耐強く対処する。」などと米議会で証言したと伝えた。ギリシャ問題、ウクライナ問題で当面の危機は回避されたとして欧州株価が反発した。安く始まったNY株式市場は、イエレンFRB議長が利上げに慎重な発言をしたことを確認後反発、NYダウは前日比92ドル高、18,209ドルと史上最高値を更新した。NY外為市場では利上げ時期がずれるとの思惑から、米10年債利回りが1.9720%へ下落、ドルが売られ、1ドル=118.93円、1ユーロ=134.88円で取引された。NY原油(WTI)は続落、バレル49.28ドル、NY金もオンス1,972ドルへ値下がりした。一方イスラム過激派活動は益々エスカレートしている。日本は、人質事件が済めば取り上げない。大騒ぎしてあとケロリと忘れる。(了)

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イエレン米FRB議長議会証言待ちで様子見、NYダウ23ドル安、NY原油(WTI)バレル49.95ドルへ下落

2015-02-24 11:04:00 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


NY原油が23日、続落した。「WTIは、バレル=49.95ドルへ値下がりした。市場は今日も売り浴びせの展開だ。これからも供給は大きく積み上がるだろう。需給悪化から値段は下押し圧力をうけるだろう。」と、ヘッジファンド、アゲイン・キャピタル、ジョン・キプタル氏は語ったと24日付けブルームバーグでMarkShenk記者は書いた。「OPECは緊急会合の予定なし。次回の会合は6月5日。」とOPEC加盟国代表が語ったとブルームバーグでGrantSmith記者が書いた。米国ではシエールオイル・リグ(掘削装置)削減が進んでいると伝えられる。しかし、先のブルームバーグ記事によれば「リグ削減は予想以下だった。火災で一時停止していたリビア原油が再開した」と書いていた。物の値段が半額までしかも半年という短期間に暴落すると元に戻るのは容易でないことを改めて教えている。

次はギリシャ問題。「ギリシャ、支援延長条件の改革案提出を24日に延期」とギリシャ政府高官が23日明らかにしたと24日付WSJ紙電子版が伝えた。一方「欧州委員会、ギリシャのユーロ離脱は想定せず」とモスコビシ議長がフランスF2のインタビュー番組で語ると23日付けWSJ紙は伝えた。24日朝放送のNHK/BSでフランスF2は「ギリシャ市民に希望を与え、同時に、ヨーロッパ連合(EU)を安心させる軽業のような芸当は考えられない。ギリシャ急進左派連合の中で既に分裂が始まっている。今回改革案提出を延期したことでギリシャに対する不信感がさらに増大するだろう。ドイツは改革案を予定通り出すことが支援の絶対条件だと譲る気配は全くない。」と総括していた。

三番目はウクライナ問題。24日朝放送のロシアRTRは2月23日、祖国防衛記念日にあたりプーチン大統領は霊廟に花輪を奉げたと伝えたあと、ウクライナ、ポロシェンコ大統領は「クリミアはウクライナの領土である。必ず取り返す」とネットで自らの見解を流したと伝えた。ロシアRTRはこのあと、RTR記者とのインタビューで①クリミヤ独立はクリミヤ住民自らの選択で決めた、②ウクライナと親ロシア派はお互いの信頼関係を作ることが出来れば問題は解決する、③ミンスク合意は国連安保理でも承認されている国際協定である。合意事項が守られることが大前提である。」とプーチン大統領が語る様子を画面に映していた。

週明け23日のNY市場では、23,24日に控えた米FRB(連邦準備制度理事会)イエレン議長の議会証言待ちで様子見に終始、NYダウは23ドル安、18,116ドルで取引を終えた。米中古住宅販売が予想を下回ったことも相場を下押ししたとNHK/BS[キャッチ!世界の情報](経済情報)コーナーで三井住友銀行、山下えつ子氏は話した。23日、NY外国為替市場では、1ドル=118.83~86円、1ユーロ=134.64~73円と円が対ドル、対ユーロ共にやや値上がりした。24日付けブルームバーグ電子版でSusanWalker記者は「ギリシャがレーダーから外れたわけではない。誰もが受け入れられるような案をギリシャが作れるものなのかどうかについて疑問が出てきている」と三菱UFJ証券、トーマス・ロス氏は語ったと書いた。10年物米国債利回りは2.061%へ低下、NY金は1,200.30ドルへ値下がりした。(了)

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お雛さん(スケッチ&コメント)

2015-02-23 08:43:08 | スケッチ


お雛さん

江嵜企画代表・Ken


2月は逃げると昔から云う。特に今年は、第1週が日曜日の
2月1日からはじまり、第4週の土曜日の28日でおつりなしで
ぴたり終わるせいか、ことのほか早く過ぎるような気がする。

 2月第4週の最初が日曜日に高島屋友の会、日本画教室に
当たり、恒例により、猪熊佳子先生にお雛さんの色紙のご指導を
受けた。たかが色紙と云うなかれ、これがなかなか手強いのである。

 猪熊先生があらかじめ用意された手本はある。しかし、ただ
写せばいいのではない。男雛の烏帽子は何で出来ていますか。
織物で出来ていますから始まる。金属ではない。織物だと
いうことを頭に入れて筆をとる。

 松の葉は一本一本枝からどのように生えていますか。それが
意匠化されたものがお手本に描かれている。着物の模様はどうか。
男雛の裾は絞り。着物の素材は麻で出来ている。着物の模様は
麻を象徴している。

 特に難しいのはお雛さんのお顔である。胡粉を薄く何回も重ねて
仕上げる。横着して一筆で描こうとすると顔にならない。何かの
拍子に簡単に胡粉が剥がれたりする。このたびは初心に返り
日本画を基礎から学ぶ機会を与えられ、収穫大だった。

 長女の娘が今年1月の誕生日で12歳になった。4月には晴れて
中学生になる。本日仕上げたお雛さんの色紙は孫にプレゼント
する予定である。(了)

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ギリシャ支援4ケ月延長暫定合意、NYダウ154ドル高も債券、外為市場は様子見、NY原油(WTI)

2015-02-21 09:46:18 | 経済学
バレル50.34ドルへ下落(学校で教えてくれない経済学)


粉ミルクの国際価格が1年前と比べて55%下落した。中国の輸入価格は6年前トン6,000ドルだった。昨年12月に2,200ドルまで値下がりした。アナリストはさらに一段の下落を予想している。乳製品アナリストのサンディ・チャン氏は中国市場で2013年年末にひっ迫すると判断ミスを犯した」と話した。中国の酪農家のピ・ヒュイさん(53)は『ここ数ケ月で飼っていた牛の2割180頭を処分した。16歳から酪農をしているが、これ以上牛を殺すのは耐えられない』と話した。米国、ニュージーランドの農家も、価格競争、家畜の削減、収入の減少に備えている。世界の牛乳生産量は2015年は2011年の8.6%増となる。」などと20日付けWSJ紙電子版でChuinWeiYap記者が書いていた。

中国が買い控えれば国際相場が下がる。牛乳の国際相場下落は典型的パターンのひとつである。一方、中国が買えば相場は上がる。中国人の「爆買い」のニュ―スを20日付のヤフーニュースが紹介していた。中国メディア環球網調査によれば「魔法瓶、セラミック包丁,洗浄便座、電気炊飯器を例に挙げ、日本で買えば中国より半額もしくは1/3で買える。たとえばタイガー魔法瓶は中国でのネット販売で680元(12,940円)が日本では365元(6,770円)である。東芝の洗浄便座は中国では2,769元(5万2,700円)、日本では734元[13,970円]と日本での値段の方が安い」と書いていた。月2回は日本画教室に出かけるついでに日本橋電気街や黒門市場界隈を通る。春節が始まった今週は中国人、台湾人でごった返していることだろう。日本のデパート全体の売り上げは減っているが、大阪のデパートの売り上げは1月も伸びたと全国百貨店協会が19日発表していた。関西には明るいニュースである。

一方、20日のNY市場では、ギリシャが4ケ月融資延長に合意したと伝えられ、当面の危機は回避されたとして、米国債が売られ、株が買われた。外国為替市場では、ユーロが対ドルで買われ,1ドル=119.01~05円、1ユーロ=135.43~48円で取引された。しかし、依然として様子見気分が強いと20日付けブルームバーグでLananhNguyen記者は書いた。原油はバレル50.34ドルへ下落、NY金は1,204.40ドルへ下落した。10年物米国債は変わらず、利回りは2.115%と前日並み。取引開始後売られていたNYウはギリシャ暫定合意と伝えられた後急速に値を戻し、前日比154ドル高、18,140ドルで取引を終えた。ナスダック、S&P500共に過去最高値を更新した。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」(経済情報)出演の三菱東京UFJ銀行、石丸伸二氏は「来週開かれるFOMC会合後のイエレンFRB議長の発言を注目している」と話した。

21日朝放送の「ワールドニュース」ではウクライナ、ギリシャ問題で英BBC,ドイツZDFが詳しく報道、メルケル首相とオランド大統領がウクライナ問題4者協議以降、政治的には新密度が増したとドイツZDFが取り上げた。一方ロシアRTRは親ロシア派がデバリツェボ制圧、やっと平和が訪れたと喧伝した。英BBCは英国人3人の少女がイスラム過激派ISへ渡航、身の安全が懸念される。過激派ISの宣伝活動に警戒が必要と指摘していた。(了)

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灘の酒で乾杯! (スケッチ&コメント)

2015-02-20 14:16:12 | スケッチ


灘の酒で乾杯!

江嵜企画代表・Ken


「灘の酒で乾杯!灘の酒まつり」イベントが阪神電車「御影駅」
北の広場で2月19日夕方開かれ、楽しみにして出かけた。
灘五郷酒造組合、御影地区まちづくり協議会、兵庫県、神戸市、
西宮市主催と会場広場の看板に出ていた。

 先着100名様は利き酒無料ということで会場へかけつけたが
当たり前だろうがほとんどの人が間に合わず、5時から始まった
主催者挨拶などを所在なさそうに横目で見ていた。

 日本酒を世界へ広めようと、壮大なお心の持ち主にしては、
お叱りを承知で言えば、いかにもチマチマしている業界だなと
思われた方がイベント会場でもおそらく多かったと思われる。

 特別有料試飲会が午後5時20分からはじまった。1セット
500円出せば、柿の種とポチ袋大のじゃこつきで3枚の券が
渡される。7時過ぎまで順番待ちの長い列ができていた。

 空き腹でお神酒をいただいたものだから手元不如意で満足な
絵が出来ず大いに反省している。今回は女性ファンが大幅に
増えたことが一つの特徴として印象に残った。

 たまたま同じテーブルの女性がNHKの取材を受けることに
なった。何をこそこそつぶやいているのかと聞き耳をたてて
いたら、今日本酒が女性に人気だということを念頭に質問
するから、こうこう、しかじかと、答えてほしい、と
根回ししているのだとわかった。

 試飲会ではお馴染みの福寿からスタート、母校甲陽学院に
ご縁のある白鹿の熱燗などをおいしくいただいた。日本酒が
世界をまたにかけて大きく羽ばたいていくことを熱く、熱く
期待する次第である。(了)

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NYWTI原油、米原油在庫増で一時バレル50ドル割れ、NYダウ44ドル安、

2015-02-20 11:01:59 | 経済学
ドル買戻しで1ドル=118.95円(学校で教えてくれない経済学)


「ギリシャとドイツ首脳が電話会談で、ギリシャ支援延長問題打開策探る」と20日付けWSJ紙電子版でMatthewDalton記者は書いた。「ギリシャ支援策は20日暫定合意の可能性とギリシャ、ドラガサキス副首相が語る」と同じくWSJ紙が書いた。一方、ウクライナ問題では、「ウクライナ、ロシア、ドイツ、フランス4首脳は、電話会談で、ウクライナ停戦合意の厳格な遵守を求める」とWilliamHroobin記者が書いた。ところが、20日 朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では、ウクライナ問題をドイツZDF,フランスF2,英BBC,ロシアRTRは揃って取り上げたが、いずれも悲観的見通しを流していた。

フランスF2は「デバリツェボでウクライナ兵は敗走、ロシア派の旗が立てられた。ところが、黒海沿岸の都市マリオポルでは新たな戦闘が始まった」と伝えた。ロシアRTRは「義勇軍はデバリツェボに平和をもたらした。ロシアから続々支援物資が運び込まれている」と伝えた。ドイツZDFは「ポロシェンコ、ウクライナ大統領にウクライナ国内で圧力がかかっている。ロシア、メドベージエフ首相は、デバリツェボへ天然ガス供給を開始すると語った」と伝えた。英BBCは「バルト3国は脅威を感じている。NATOはロシアに再び圧力をかけるだろう。」と伝えた。ギリシア支援問題では英BBCは「ギリシャ支援策延長にドイツが待ったをかけた。再び不安定化している。」と伝え、アテネの街の声として「ギリシャはユーロ離脱を望んでいない。ドイツはギリシャをもっと助けるべきだ」と語る様子を写していた。ウクライナでもギリシャでも国民の誰もが争いを望んでいない。政治が入ると混乱する。皮肉にも国民が新政権を選んだ結果もたらされた結果であることは誠に悲劇である。

シンガポールCNAはウクライナもギリシャも報道なし。インラック、前首相告訴問題で政局が混乱していると伝えた。香港ATVは香港行政庁長官が香港市民を今年の干支に例え、ヒツジは本来従順な動物だと発言したことで日増しに問題化していると伝えた。一方、スペインTVEはヴェノスアイレスで政府の密約捜査検事『疑惑死』に40万規模の抗議デモが19日行われたと伝えた。米ABCは「オバマ大統領が『イスラム教徒とイスラム過激派によるテロと同一視してはならないと演説した』と伝えた。中国CCTVは中国雲南省でコーヒー栽培が人気で茶畑から採算のいいコーヒー豆への転換が進んでいると紹介していた。

一方、19日、NY原油WTIはEIA(米エネルギー情報局)が米原油在庫が6週連続急増したことを受けて、一時バレル49.15ドルまで下げた後51.16ドルへ前日比1.9%安まで戻した。NY外国為替市場では根強い年内利上げ観測を受けて、10年物米債が売られ利回りが2.122%へ上昇、ドル買戻しから1ドル=118.95円、1ユーロ=135.18円で取引された。NY金はオンス1,207.10ドルへ小幅反発した。NYダウはウオールマート決算を嫌気して株安受けて、前日比44ドル安、17,985ドルで取引を終えた。20日出演のシュナイダー恵子氏は「次回FOMCでのイエレンFRB議長発言を注目している』と話した。米国景気が緩やかながらも回復途上にある。異常なゼロ金利を続けるわけにはいかないのであろう。(了)

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