ここが痛いんです
最近は、遠方からの患者さんや、変わった症状の患者さんが増えたような気がする。
この方も、外踝の後ろ辺りが痛いと言います。
通常で考えると、「膀胱経」なのですが、「線を引いたような感じ」と言うのです。
そこで、
「ふむふむ、写真撮らせてくれませんか。ブログのネタにするので‥‥」と、撮影させてもらった。
しかし、そこは触りませんでした。(^o^)
そして、「心経」を治療したのです。
「えっ?」と思うでしょう。
そが七星論の面白いところなのです。
おもしろいというか、
「速効療法のコツ」なのです。
何故ですか。
七星論では、対応経絡と云うのを重視します。
つまり、
督脈≒任脈
水(腎・膀胱)≒火(心・小腸)
金(肺・大腸)≒木(肝・胆)
地(心包・三焦)≒土(脾・胃)
という関係です。
だから、
水(膀胱)≒火(心)となるので、心経を治療して治す事が出来るのです。
ちなみに、この方の治療で、外踝の辺りは、
一切触りもしませんンでした。
もちろん、鍼や灸などもしないで治すことが出来たのです。
仮に、痛みのあるところに鍼や灸をすると、その場は「治ったような感じ」になるかも知れませんが、早々に再発していたと思います。
こんなことをしなくても治せるのですが、「速効的に」となると、難しいです。
これは臨床実践塾(月次セミナー)で教えていく予定の理論になるので、拙著『人体惑星試論奥義書』を読まれた方は理解できていると思います。
あるいは、こちらを参考にすると、多少理解できるかも知れません。