ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米・中首脳電話会談で「安定的進展期待」と中国通信報じると30日付ブルームバーグ電子版(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-31 10:59:13 | 経済学
「トランプ・習、米中首脳は30日、長時間の電話会談を行った。トランプ大統領は「年初に米中貿易協議での進展を期待できる」とツイートした。一方、中国海外向け通信社は「中米両首脳は安定した進展(Stable progress)を期待すると述べた」と31日付ブルームバーグ電子版が伝えた。30日付のWSJ電子版は「トランプ大統領とメキシコの壁をめぐる会談で民主党との溝は埋まらず、話し合いは平行線をたどった。一部政府機関閉鎖は2019年にずれ込む。政府関係施設閉鎖で観光客もまばらだ。特に小規模施設の閉鎖が目立つ」と伝えた。WSJ紙は「ケリー前ホワイトハウス補佐官は「メキシコ国境の壁の完全閉鎖は出来ないことは既に決まっている。何をいまさら議論しているのだと非難した」と書いた。

30日付英フィナンシアルタイムズは「中国株の時価総額は2018年、2兆ドル(約220兆円)減少した。アジア全体では5兆ドル減少した。」と書き「①中国は米中貿易交渉進展を熱望している、②米国は中国とアフリカ諸国との摩擦が今後増加する、③米国はパートナー諸国との連携を深めより多国間貿易が求められる。」と総括した。ここ数日のNHK/BS「ワールドニュース」での中国CCTVの論調でも米中貿易協議再開を中国側が熱烈希望していることが外務省含め中国政府の報道官の言葉遣いにそれが如実に表れていることでわかる。

30日付WSJ電子版は「2018年、米国全体では出生率の伸び率鈍化がみられた。8州で伸び率増加が見られた。増加した洲はネバダ、アイダホ、ユタ、アリゾナ、フロリダ、ワシントン、コロラド、テキサスと西部もしくは南部に集中した。出生率伸び率鈍化には米国人の生活の欧州スタイル化が進んだことと州別に所得面で格差が進んだことが背景として指摘できる。」と米国勢調査局(US Census Bureau)が30日発表した。

日本に住んでいると「アメリカは」とニュースで聞くとアメリカは一つの国、アメリカ人は同じ考えの持ち主だと、つい錯覚するがそれは違うようだ。50年近く前の話で恐縮だが「首都ワシントンDCのマンション管理人のご婦人が「ワシントン以外に出た経験がない。Ken(筆者のこと)はうらやましい」と当たり前のように話していた。人種差別や男女差別も日本人が想像する以上に厳しい。アメリカは豊かな国だというイメージを日本人はもつが事実でないことが現地で生活してわかる。現在もさほど大きく変わっていないことが米メディアの報道でも垣間見ることが出来る。MeToo(ミーツー)運動や銃規制の動きが事件のたびに取り上げられるがいつの間にか消えてしまう。それが生身のアメリカなのかもしれない。警戒し過ることもよくないが、どこかの国の首相のように無防備でアメリカに近づくと梯子を外されるどころか一発パンチをあごに見舞われ、臍を噛むことになるだろう。

30日付のWSJ電子版は「インドネシア、クラカタウ火山噴火が益々活発化している。ジャワ島とスマトラ島の間の狭い海峡に海底で噴出したマグマが海水を押し上げ津波発生の可能性を高めている。少なくとも400人以上が今回の津波の犠牲者となった。」と伝えた。(了)

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西北スペインバル「チャコリ」にて(スケッチ&コメント)

2018-12-30 09:08:55 | スケッチ


西北スペインバル

江嵜企画代表・Ken



コンサートフラメンコギター協会(℡:072-793-8684)月刊機関誌「ふぁるせぇた」に先日、12月15日(土)開かれたギターコンサート(於:西宮北口「チャコリ」)記事が光栄にもスケッチを添えて掲載された。文字その他小さいため見ずらいが添付ファイルでご紹介させていただいた。原文は「スケッチ&コメント」をご覧いただければありがたい。

吉川二郎さんは2019年1月12日(土)午後2時半から、川西市キセラホールで「多目的スタジオ」でSaturday Concertを開催される。入場整理券が必要だが最寄りの方はご参加いただければありがたい。

今回もそうだが、コンサートや講演会があると時間が許せば出かけ会場の様子をスケッチ、文を添えて「スケッチ&コメント」を作成し、かれこれ10年以上愛読者に送信してきた。体調次第にもよるが、今年末で休刊予定にしている。

愛読者から「スケッチ&コメント」だけは継続してほしいという暖かいエールをいただいたことに感謝申し上げる次第である。「絵だけ描く男はいる。文だけ書く男はいる。スケッチを描いて文を添える男はユニークだ」という身に余るコメントを元朝日新聞記者の原康さんからいただいたことが強く印象に残っている。

原記者は先日まで朝日夕刊コラム「経済気象台」を執筆しておられたベテラン経済記者の一人である。原康さんは日米繊維交渉渦中、米ワシントン駐在記者だった。原さんとのご縁はその時いただいた。原さんからいろいろなことを教えていただいた。

その中で元大臣の宮沢喜一さんのお話で「僕の記事を宮沢さんが読んでおられる」と思っていつも記事を書いていた」ということばが特に印象的だった。「ひとりだけでもいい。あの人が読んでくれていると思いながら書いていた」と話しておられた。

「宮沢さんはご自身の手帳にその日その日の日経平均株価の終値をつけておられた。そのような方は宮沢さんだけだったように思う」と原さんは話しておられた。日本人には株嫌いの人が多い。しかし、株価は経済に関わらず、その時々の人々の心を映す鏡のような存在でもあると勝手に思っている。

今回吉川二郎さんがご自身の機関誌に筆者の「スケッチ&コメント」を多くのページを割いてご紹介下さった。吉川さんのご厚意にひたすら感謝である。(了)


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NYダウの乱高下は世の終わりではない。過去100年で100回乱高下した。人間、ロボット、市場が相場を動かしているとWSJ紙が書いた(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-29 16:17:05 | 経済学
「28日のNYダウは一日の取引時間内に19回上下した。ここ3ケ月NYダウは乱高下の連続だった。」とWSJ紙は書いた。28日付のブルームバーグ電子版でElenaPopina記者は「過去100年間で今年の年末と同じことが100回あった。乱高下は今にはじまったことではない。人間、機械、市場が相場を乱高下させている。ロボットが市況を動かしているが、世の終わりではない。」と書き、パソコンをロボットがたたく絵を掲載した。28日のNYダウは安値22,954ドル、高値23,353ドルと400ドル幅で激しく上下、前日比76ドル安で取引を終えた。NY外為市場ではドルが引き続き売られ、1ドル=110.27円、1ユーロ=126.26円で取引を終えた。英ポンドが引き続き売られ、イギリスのEUからの合意無き離脱を知らせている。NY原油(WTI)はバレル45.12ドルへ小幅に反発した。NY金はオンス1,283.30ドルとほぼ横ばいで取引を終えた。

日本では年末年始の休暇に入った。NHK/BS「ワールドニュース」の」放送は年明け1月7日までお休み。欧米では12月にはいるとクリスマスムードに変わる。50年近く前になるが昔住んでいたワシントン郊外の家々にはクリスマスツリーやクリスマスカードを窓の外に並べている家々をよく見た。大晦日は新しい年を迎えてカウントダウンする町中の様子をテレビ中継していた。1日は休むが2日から通常業務が始まる。紅白歌合戦が日本大使館で実況中継された。今どうなっているかしらない。日本に住んでいると紅白も特別の感慨がないが外国に住んでいると昔と変わらず、日本を思い出すよき縁となっているであろう。

28日付のNYタイムズ電子版トップは「アメリカの石炭産業がオバマ規制見直しで元気を取り戻しつつある。」と出ていた。トランプ大統領が選挙公約で石炭産業復活をぶち上げ実績を上げている。メキシコの壁問題もトランプ大統領の選挙公約を実行するためだからわかり易い。アメリカの大統領は昔から大差で大統領になれば公約に捕らわれない。僅差で大統領になったトランプ氏はその意味では当然の結果かもしれない。NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ電子版揃ってトランプ大統領は議員がお里帰りしたあとも連日、ツイートしてメキシコ壁予算をブロックしているのはひとえに民主党のせいだと書いたと伝えた。

NYタイムズは「トランプ大統領はシリアからの米軍の撤退を決めた。トルコ、エルドアン会談でエルドアンだけが知っていたに違いない。トルコはクルド人をテロリストとみなしている。アメリカはシリアでクルド自治部隊を支援していた。トルコのクルド陣掃討作戦がトランプ声明後始まった。」と書いた。WSJ電子版は「北朝鮮は制裁下にも関わらず裏資金を活用して活発に諸外国と金融取引を継続している。」と伝えた。WSJは「南北朝鮮の鉄道、道路開設のお祝いの会が開かれた。しかし、国連の制裁決議下に置かれている現状ではセレモニーに過ぎない。北朝鮮は制裁解除を強く訴えている」と伝えた。WSJは「ホワイトハウスはパウエル・トランプ会談を計画している。しかし、受け身のパウエル議長にはリスクになる」と書いた。日本ではどっぷり休みに入る。一方、欧米はエンジンがかかる。(了)

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学校で教えてくれない経済学愛読者の皆様へ

2018-12-28 12:27:48 | 経済学
学校で教えてくれない経済学及びスケッチ&コメント
愛読者の皆様へ

長年のご愛読ありがとうございました。今年もあっという間の一年間でした。
つたないレポートにも関わらず長くお付き合いいただきありがとうございました。
何時かはやめる時が来るものとは思っていましたが年末をもちまして配信を止めさせていただくことに決めました。勝手お許しください。

昨年1月、体調を崩しました。幸い回復し医学の進歩に感謝している次第です。針とお灸による処方も併用願っており諸先生にひたすら感謝いたしております。生身の身体、人間いつかはやめなければならないと考えておりました。今年80歳、傘寿を迎えました。一つの区切りと考えております。

先般、断筆ご案内に対して熱烈ファンから多くの励ましのメールをいただき厚く御礼申し上げます。「ボケ防止のためだ。お前の健康のためになるから継続を望む」「止めたら多くの人が見て居るんだから,石を投げられまっせ。」という暖かいお言葉もいただきました。肝に銘じてひたすらお言葉に感謝致しております。

同時に「健康第一だ。決して無理するな。毎日でなくてもいい。論説なども入れて時に送ってくれたらたらいいよ」というお言葉もいただきました。一方、「経済学は毎日読んでいる。やめてもらうと困る」という声もありました。

意見は様々です。「為替や原油や金利は誰でもわかっている。スケッチ&コメントは多くの人が楽しみにしているのではないか」というご意見もいただきました。スケッチ&コメントはいらないというご意見はありませんでした。

「干支の絵を年賀はがきに使ってもいいか」というメールをいただきました。「ご遠慮なく」とご返事しました。こういった愛読者と筆者との心の交流があり配信継続を支えていただきました。何ひとつ反応がないほど人生さみしいものはありません。

熱烈ファンの方々の暖かい言葉をいただいて初めて継続出来ました。1月に眼の手術で1週間休みますが来年以降も健康である限り「経済学」と「スケッチ&コメント」双方、配信ご希望の方に限り継続させていただきます。

本当に長い間ご愛読下さりありがとうございました。改めて厚く御礼申し上げます。

江嵜健一郎 平成30年12月28日記

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NYダウ乱高下のあと260ドル高、米中貿易摩擦懸念から一時600ドル以上急落後反発、年明け4日米雇用統計まで様子見(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-28 11:24:55 | 経済学
ファ―ウエイ製、ZTE製電子部品の販売を米国内で来年1月1日から禁止でトランプ大統領が大統領令に署名したと伝えられた後一時600ドル以上下げたNYダウは、あと取引終了にかけて買い戻され260ドル、1.1%高、23,138ドルで取引を終えた。ナスダック(0.4%高)、S&P500(0.9%高)と共に値上がりした。米株式市場の乱高下は収まっていない。27日朝放送の米ブルムバーグニュースは「小さなニュースにコンピューターが瞬時に反応して上にも下にも大きく反応している。」と専門家が出演して解説した。メキシコの壁建設予算がホワイトハウスと米議会首脳とのやり取りが今もってまとまらず、一部米政府機関閉鎖が越年する可能性が出てきていると)と伝えた。

週明け年初、1月4日に12月の米雇用統計、5日のISM製造業景気指標、主要米経済指標の発表が控えている。NY外為市場では株急落を受けて、ドルは、一時1ドル=110.46円のあと買い戻され1ドル=110.94円まで値上がりした。対ユーロでは1ユーロ=126.82円で取引された。NY原油(WTI)は反落バレル44.41ドル、NY金はオンス1,281.80ドルと小幅続伸した。28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは米東北部が悪天候に見舞われていると伝えたあと「米格式市場は乱高下が収まっていない」と伝えた。

28日朝放送のフランスF2は27日、チュニジアで貧困を放置していると暫定政府に抗議した青年の焼身自殺に端を発して一部若者が暴走し警官隊と争う事件が起きた」と伝えたあと「米国での大手中国電子機器メーカー、ファ―ウエイ社によるスパイ容疑が表沙汰になってきた。英国も同社による英国の通信網介入疑惑が出て来た。ファーウエイは次世代通信網5G作戦を加速化させていることに警戒感が強まってきている。英国のようにフランスはまだ携帯電話規制迄の措置はとっていない。フランスは慎重姿勢だ」と伝えた。

28日放送の中国CCTVは「中国版GPS「北斗」が世界規模での通信衛星システム運用を27日開始した。中国は2020年にかけて「北斗」2号を打ち上げサービスの一段向上に努める」と伝えた。28日朝放送のシンガポールCNAは「インドネシア、クラカタウ海底火山が活動を活発化させている。警戒レベル4段階の上から2番目に引き上げ、火山上空の飛行禁止区域を火口から2キロから5キロまで拡大した。」と伝えた。28日朝放送の中国CCTVは「高峰中国外務省報道官は「マティス米長官のトランプ大統領宛ての辞任表明書簡の中でロシアと中国を特別警戒対象国と書いたが全く事実無根だ。マティス長官辞任はあくまで米国の国内問題だ」と述べた。」と伝えた。28日朝放送の韓国KBSは「英調査機関が「北朝鮮は2020年に英国の半分の核弾頭100個を保有する」と警戒した」と伝えた。(了)

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NYダウ1,000ド超え急反発、①FRBパウエル議長安泰、②米中貿易協議年初に再開、③クリスマスセール好調で急落の後の割安感台頭で(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-27 09:49:46 | 経済学
個人消費は健康を維持している、②ホワイトハウス高官が「パウエルの身分は100%安全」と発言したことを受けて26日のNYダウは5%近く急騰した」と26日で付NYタイムズ電子版で伝えた。NYタイムズは「トランプ米大統領は米政府機関一部閉鎖やシリア、アフガニスタンからの米軍撤退を決めた中、イラクを電撃訪問し米軍を慰問した」と伝えた。ワシントンポストはトランプ大統領のイラク米軍電撃訪問をトップで報道し下段に「クリスマスセールが空前の賑わいを見せたことに加えて大幅値下がりのあと割安感からNYダウは1,000ドル以上上昇した」と伝えた。26日付ブルームバーグ電子版は「米中貿易協議が1月早々にも再開されること原油相場が急反発したことを受けてNY株式市場は急反発した」と伝えた。26日付英フィナンシアルタイムズ電子版は「2018年のクリスマスセールはオンラインによる大幅売り上げ増加が寄与して6年来最高の5.1%増加した」と伝えた。

26日のNY市場ではNYダウが1,086ドル、5.0%高、22,878ドルで取引を終えた。ナスダック(5.8%高)、S&P500(5.0%)も共に大幅値上がりした。NY外為市場では株価急反発を受けてドルが買い戻され1ドル=111.29円、1ユーロ=126.36円で取引された。NY原油(WTI)はバレル46.22ドルと大幅反発して取引を終えた。NY金はほぼ横ばいオンス1,273.00ドルで取引を終えた。27日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「①FRBに対する信頼感の回復、②米中貿易協議再開、③割安感からこの日のNY株式市場は大幅反発した。その一方で、米政府機関閉鎖が継続すると悪材料になる。政府機関閉鎖が早急に解決すれば株価に好影響が出る。トランプ大統領の発言を引き続き注視する必要がある。」と解説した。

27日朝放送の米ABCはトランプ米大統領はメラニア夫人を伴ってイラクを電撃訪問、3時間ほど現地に滞在した。兵士たちと気軽に写真に納まった。トランプ大統領は5,000人近い兵士の前で演説し「2年前に大統領に就任した。当時はまだISに占拠された場所は国全体が赤く大きく塗られていた。今わずかだ。シリア、アフガニスタンからは米軍は撤退する。初めからアメリカは望んでいなかったからだ。」と伝えたあと「米クリスマスセールでオンラインショッピングが伸び8億5,000万ドルの売り上げを記録した。6年ぶりの高い水準だ。ナスダックはこの日は上げたがまだ年初来高値から8%下げた水準にある。不安定な状態が今後も継続すると見られる」と伝えた。

豪ABCは「インドネシアで火山噴火に伴う津波で少なくとも430人が死亡、行方不明159人。スンダ海峡では1883年に3マ人以上が火山に伴う地震で死亡した。インドネシア気象局は地震警報の基準を従来のM7.0以上からM3.4以上迄引き下げると発表した。依然火山活動は活発で警戒態勢を続ける」と伝えた。ドイツZDFも「インドネシアでは依然火山活動が活発で警戒が必要だ」と伝えた。フランスF2は「イタリアエトナ山が12月22日に噴火、同26日にM4.8の地震が発生、犠牲者が出ている。」と伝えた。(了)

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腸骨と仙腸関節を同時に整える方法 於・臨床実践塾

2018-12-26 18:06:52 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



腸骨と仙腸関節を同時に整えるテクニック 



腸骨も仙腸関節も、それぞれに整えればいいのですが、臨床現場では、できるだけ時間短縮を考えて治療を行います。
そして、それが患者さんの負担を少なくする方法でもあるのです。

先日の臨床実践塾では、腸骨の前傾と仙腸関節の歪みを同時に整える方法を解説しました。
実技を公開している時、モデルになってくれた方が、たまたま膝関節がおかしかったようで、矯正をしていたら、膝がバキバキと鳴るのです。

「えっ?」と思い、

「膝がおかしかったんですか?」と聞くと、

「今朝から膝がおかしいなー、と思っていました」ということでした。

結果は聞かなかったのですが多分、良くなったのではないかと思います。
というのは、このテクニックを使うと、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節が整うからです。

このテクニックは、自分ではできないし、他の方に施すときも、場合によっては、術者の足まで使います。
上の写真を見ると、マスクを掛けた先生が、右足をベッドに乗せて、右膝でモデルの方の膝に当てているのがわかると思います。

ですから、ちょっと器用さも必要になってきます。
しかし、あまり器用でないと思われる人は、腸骨と仙腸関節を別々に矯正すればいいので、「問題はない」と言えば、問題はありません。

ただ、このテクニックを使うと、「O脚矯正」もできるので、O脚の患者さんが来られた時には、このテクニックを使った方がいいと思います。
そして、上の写真では、ベッドの上に目の粗いシーツが敷かれていますが、それだと患者さんの足を下側に滑らせにくいので、できれば滑りのいいシーツの方がいいです。

話は変わりますが、その日に行った「新・頸椎矯正法」はほんとに良かったと思います。
参加された方からも、「あれはいいですね」とメールも来ていましたので、多分そのテクニックを使ってみたのではないでしょうか。

多分、新・頸椎矯正法に関連する上部胸椎の矯正も一緒に使ったのではないでしょうか。
と言うのは、新・頸椎矯正法の前に、座位で1~2分上部胸椎を矯正するだけで、頚椎矯正の結果がだいぶ違うからです。

正直言うと、私自身、頚椎矯正がこんなにもいろんなところに変化を出すとは思ってなかったので、改めて頚椎矯正の重要性を認識したぐらいです。

頚椎矯正で、一番問題になると思われたのは、

① 正確に頚椎1番を触ることができるか

② 頚椎の歪みをどう判断し、どう矯正するか

の2点だと思います。
私もカイロやオステオパシーの講習を受けたり、DVDを購入して勉強したりしたのですが、今回私が考えたようなこの新・頸椎矯正法のようなテクニックはなかったのです。
あるかも知れませんが、私は出会うことがなかったのです。

ですから、上手く矯正するための角度や力は何度も試しました。
この方法なら手技療法に慣れてない鍼灸師でも使うことができるので、もう一度、来年にでもセミナーを開催しようかと考えています。

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[メキシコの壁建設が出来なければ米政府機関閉鎖は終わらない」とトランプ大統領語る、一方、世界的株安連鎖にホワイトハウスと米FRBの対立が唯一問題と香港ATV(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-26 09:42:36 | 経済学
クリスマス休暇で25日のNY市場は休場。25日付英フィナンシアルタイムズは電信版トップで「打ち砕かれ予測がつかない年を迎えることになる。投資家は先に控える大荒れの相場に備えようとした。その結果24日、クリスマスイブのNY株式S&P500は高値から20%以上値下がりした。」と書いた。26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で香港TVEは「24日、アジア株式市場は世界経済減速を懸念して日本、香港、韓国ふくめ軒並み大幅値下がりした。特に日本は5%超えて急落した。上海は2.5%値下がりした。トランプ米大統領によるパウエル米FRB議長解任のうわさが出た。ホワイトハウスとFRBの対立が唯一の懸念材料だ。ムニューシン米財務長官が米大手金融機関幹部に電話してアメリカは心配ないと伝えた。それがむしろ逆効果になり金融不安をさらに悪化させた。」と伝えた。

25日付のNYタイムズは「トランプ米大統領はメキシコの壁が出来るまで米政府機関の閉鎖は終わらない」と述べた。メキシコの壁予算に18億ドルを提示した。当初は50億ドルだった。一方、トランプ大統領のパウエルFRB議長攻撃が止まらない。市場は大嵐の中に置かれている。いかに被害を少なくできるかに傾注する必要があると専門家は見ている」と書いた。26日朝放送の英BBCは「トランプ大統領はアメリカの景気はとても良い状態にある。米企業は最高の業績を上げている。米国経済の先行きを何も心配していない。」とホワイトハウス記者会見で述べた。トランプ大統領は「あなたはパウエルFRB議長を罷免しょうと考えているのか」とのある記者の質問に「彼はとても良い考えで仕事をしている。」と答えた。「メキシコに壁を作るのか」と聞かれたトランプ大統領は「壁建設が認められないと政府機関閉鎖は終わらない」と答えた」と伝えた。

フランスF2は「ケリー前日産CEOが25日、37日ぶりに7,000万円払って保釈された。ゴーン前最高責任者は3,200万円を隠し持っていた罪で新たな公金横領の疑いで1月1日まで拘留される。」と伝えた。フランスF2は「フランス政府はクルド部隊を引き続き支援すると発表した。」と伝えた。26日朝放送のアルジャジーラは「トルコはクルド人部隊掃討作戦を再開した」と伝えた。

シンガポールCNAは「中国の福建省でテロ事件が起こり警官含め5名が死亡、21人が負傷した。」と伝えた。中国CCTVは「中国は改革解放40周年を今年迎えた。個人民間部門がGDPの60%を占め、31億5,700万人が個人民間企業である。」と伝えた。26日放送のロシア国営テレビは「25日、ロシア最高裁は家畜につけた無線機は違法ではないと判決を出した。一方、隠しカメラで個人を監視する行為は現行法通り処罰の対象となる」と伝えた。

26日朝放送の英BBCは「ローマ法王は「世界の人々は互いに敬い合うことが大切だ」とクリスマスメッセージを送った。一方、エリザベス女王はメッセージの中で間接的にイギリスのEU離脱問題に触れ聖書の言葉を引用してイギリス国民に団結を求めた。」と伝えた。(了)

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日本画家、森田りえ子画伯から、東大寺2019年版絵馬届く(スケッチ&コメント)

2018-12-25 21:11:33 | スケッチ


東大寺2019年版絵馬届く

江嵜企画代表・Ken



日本画家、森田りえ子画伯から2019年版の東大寺絵馬が本日届いた。森田りえ子先生の絵馬を拝見していると難題山積の2019年も無事クリアできそうな感じになり、大いに元気をいただいた。親子のイノシシさんにお任せあれとの彼女からのメッセージなのであろうか。

株価は全てではないが、休み明け25日の東京市場では日経ダウは20,000円の大台をあっさり割った。ドルが売られ円相場は1ドル=110円割れ寸前まで迫っている。原油(WTI)はバレル42ドル台に暴落した。株安、ドル安、原油安のトリプル安で日本経済も動揺を隠しきれないでいるようだ。

トランプ米大統領が米FRB総裁を首にすることを考えているとの物騒なうわさも流れている。この度のホワイトハウスの混乱は尋常でないと市場は警戒感をあらわにした結果が世界同時株安だと見ることもできる。

ドルがいくらになるのか?原油がいくらになるのか?株価がいくらになるのか?個々の動きを追いかけることももちろん大事である。しかし、今回3役そろい踏みで下げ相場に転じた意味は無視できまい。

トランプさんが米大統領で居座り続けるとこの先アメリカはどうなるのか。まだパニックにはなっていない。しかし、この先、世界はどうなるのか。自分の国は?自分の家族の将来は?と身近な問題として不安心理が、体の中が変調をきたし、それがオデキや蕁麻疹よろしく相場の形で、体の表面に噴き出してきたのかもしれない。

ここ数日の欧米の論調に、アメリカという国が方向感覚を失い、とんでもない泥沼に足をとられかねないとの懸念が目立つようになってきた。25日付のNYタイムズ、ワシントンポスト、英フィナンシアルタイムズの論調にもそれが見られた。

森田りえ子画伯の絵馬を改めて見ていると逞しい母イノシシの姿に圧倒される。その一方で、母親に遅れまいぞとばかり、足元に年端もいかぬ、つぶらな瞳の子イノシシが描かれている。機会があれば、森田りえ子画伯に今回の絵馬の心を是非聞いてみたい。(了)

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足根骨と足挙げテスト: 於・臨床実践塾

2018-12-25 12:36:53 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



足を持ち挙げてもらってもこれぐらいしか挙がりません 




足根骨を調整したら、自力で写真のように挙がりました 



マスクをしているのは、顔を隠すためではありません。(^_^;)
今回の臨床実践塾は、頚椎矯正をするときに、術者とモデルの顔の距離が近づくので、マスクを用意して、全員にマスクを着用してもらったからです。
セミナーではマスクは遠慮してもらっていますので、誤解のないようにお願い致します。


先日の臨床実践塾では、頚椎に関係のある部位の調整法を解説しました。
頚椎はいろんなところと関係していますので、肩関節、上腕、前腕、手指骨、上部胸椎、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節、足根骨等々、「全ての骨格」と言ってもいいほど広い範囲に跨ります。

肩関節や上肢の関節や筋肉なら分かりやすいのですが、下肢の関節は、ちょっと想像しにくいかも知れません。
なので、足骨の矯正も含めたのです。
臨床実践塾では、毎回の実技で、体が変化するのを見てもらい、皆さんでやってもらい、「それで納得してもらう」という手順でやっていますので、今回もいろいろやりましたが、参加者の皆さんから

「おおー!」と声が上がったのが、この足骨矯正の変化でした。

と言うのは、最初に足を挙げてもらったのは、他の方に手伝ってもらったのですが、1~2分、足骨を矯正したら、モデルになった方が自分でサッと足を挙げたのです。

ご存知の方も多いと思いますが、足の踵骨(踵の骨)の内側にある「水泉」と言うツボを押して、痛みがあれば、頚椎が歪んでいる可能性があります。
そして、そこに鍼灸を施すと、首の痛みが治ったりします。

このように説明すると、足根骨の矯正で足が挙がり、足根骨の矯正で頚椎が整うというのも理解できるのではないでしょうか。
つまり、頚椎は、頭骨(頭痛や顎関節の治療で頚椎矯正を使う)だけでなく、体幹につながる全ての関節に影響があるということなのです。

さらに、七星論で観ますと、頚椎と臓腑の関係まで分かります。
頚椎1番が「水:腎・膀胱」、頚椎2番が「金:肺・大腸」、頚椎3番が「地:心包
三焦」~~~、というようなつながりです。
それが理解できれば、頚椎を矯正するだけでなく、再発を防ぐ治療までできるようになるわけです。

ですから、頚椎ヘルニアなどは別にして、首の痛みや違和感が取れないという人は、臓腑の異変を疑ったほうがいいのです。
臓腑の異変で多いのが、心臓、心包、肺などですが、肝臓や腎臓からの影響で首がおかしくなっている人もいます。

そこは、やはり専門的に仕事をしている人に診てもらったほうが賢明です。
何故なら、たとえば心臓や心包の異変だと思い、そこだけ狙って刺激(温灸や指圧)を与えていますと、たまに痛みが強くなる人がいるからです。

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