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FRB議長指名,NYダウ上げるー学校で教えてくれない経済学

2005-10-25 07:23:25 | 経済学
米ブッシュ大統領は、米国の中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)のAlan Greenspan議長の後任に、現大統領経済諮問委員会委員長のBen Bernanke氏を指名した。

10月24日、NYダウは、Ben Bernanke氏の指名のニュースを好感して大幅反発、169ポイント値上がりした。

マーケットは、同氏が、グリーンスパン氏と比べて、金融政策としては比較的ハト派と見られていることから、インフレ懸念からの利上げ継続議論に歯止めがかかるとの読みをしたようだ。

値上がりの目立った銘柄の中には、取引時間中ながら、American Express(前日比+1.9%)、Citigroup(同1.2%)、J.P.Morgan(同 1.5%)など金融株の値上がりが目立った。

グリーンスパン議長は、2004年6月以降、短期の目標金利であるFFレートを0.25%幅で11回続けて引き上げ3.75%とした。比較的ハト派とみられているバーナンキ氏がFRB議長に決まれば、短期金利引き上げスピードにブレーキがかかる。その結果、長期金利と短期金利とのスプレッドが開くことから、金融機関はその分より利幅が稼げるとの読みをしたようだ。

一方、NY原油先物相場(WTI)は、取引期間中ながら、バレル73セント値下がりして59.90ドルで取引された。

NY為替市場は、対ユーロでは、1ユーロ=1.1949ドルから1ユーロ=1.1993ドルとドルが小幅値上がりした。対円では、1ドル=115.92円から1ドル=115.37円へドルは小幅値下がりした。

利上げ継続を悪材料にこのところのNYダウは冴えない展開を続けていた。金融政策ではややハト派と見られる新しい米FRB議長の指名を受けて、投資家はまずはほっとした。

相次ぐ米企業の2005年第3四半期決算発表を控えてNYダウの不透明感は依然払拭されていない。ただ、取引時間中ながらNYダウの大幅反発は、投資家の安堵の気持ちが相場に素直に現れたものと見られる。(了)

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