ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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強足鍼での治療結果はなかなかいい、いいですよ

2024-10-04 08:23:26 | 診断即治療と虹彩学
「足が挙がるわー」


昨日来られた方ですが、2回目の治療です。
病歴と症状は以下の通りです。

①三叉神経痛の手術をして、左顔面に痺れが残った。
②10年前に頚椎症の手術をしてから、右足の曲げ伸ばしに不自由がある。
③右第4趾が曲げにくい

参考として「頚椎症の手術後の後遺症」(個人によって違います)、を書いておきます。
1. 神経症状の残存
  • 手術で神経の圧迫が改善されても、長期間にわたって圧迫されていた場合、神経が完全に回復しないことがあります。手や腕、足のしびれや筋力低下が続くことがあります。
2. 運動機能の低下
  • 手術後に首や肩の動きが制限されることがあります。手術による組織のダメージや、リハビリの不十分さが原因で、可動域が狭くなる場合もあります。
3. 痛みの持続
  • 手術後も首や肩、背中に痛みが残ることがあります。特に、神経の損傷や炎症が原因で慢性的な痛みが続くことがあります。
4. 感染症や創部合併症
  • 手術部位に感染が起こるリスクがあります。また、傷口が適切に治癒しないことによって、痛みや不快感を引き起こすことがあります。
5. 硬膜外血腫
  • 手術後、まれに脊髄の周りに血がたまり、神経を再び圧迫する可能性があります。これにより、神経症状が悪化したり、新たな症状が出たりすることがあります。
6. 脊髄損傷
  • 非常に稀ですが、手術中に脊髄が損傷する可能性があり、これが運動や感覚の麻痺を引き起こすことがあります。
7. 嚥下障害
  • 頚椎の手術後、まれに一時的な嚥下困難(飲み込みづらさ)が起こることがあります。これは通常一時的なものであり、回復しますが、長引く場合もあります。
8. 音声障害
  • 頚椎手術に伴って、喉や声帯の神経が一時的に影響を受け、声がかすれたり、話しにくくなることがあります。
9. 隣接椎間障害
  • 手術で固定された隣接部分の椎間板に負担がかかり、再び頚椎症のような症状が出ることがあります。
後遺症のリスクは、手術の種類や範囲、患者さんの体調や病歴によって異なりますが、手術後の経過やリハビリは、後遺症を最小限に抑えるためにも非常に重要です。



今回来られた時は、
①右足の動きが少し軽くなった。
②右足の第4趾は曲げるのはOKだが、伸ばすことが出来ない。
③顔の硬さは取れたが、あまり変化がない。
④右の人差し指~薬指の3本がシビレは取れてない。

ちょうど「強足鍼」の臨床をしていたので、この方にも強足鍼をしてみた。
すると、膝がかるくなったようで、「うんうん」と頷いていた。
それから、顔面や四肢体幹への鍼をして、巨鍼もやりました。
そして、第4趾には「竅陰」に糸状灸で2壮お灸をした。

治療が終り、待合室で、
「足が挙がるわー。挙がりますねー」と何度も写真のように足を挙げていました。
帰りには、玄関で靴を履くのに、
「これが難しかったんです」
「スッと靴に足入らなかったんです」と話していました。

「強足鍼」は凄いし面白い。\(^o^)/
久しぶりに筋骨系の速効療法テクニックです。
その場で変化がわかるので、患者も術者も精神的に楽ですね。
もっといい名称がないものかと考えています。

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