「4日、NY市場はトランプ米大統領の追加関税引き上げ、それに対する報復関税発表による不透明感が広がり値下りした。市場は7日発表の2月米雇用統計を注目している。トランプ米大統領は4日夜、米議会で施政演説を行う」と4日、ロイター電子版が伝えた。4日、ワシントンポスト電子版は「①トランプ米大統領はメキシコとカナダに25%、中国に20%関税を実施した。中国は米国からの大豆、肉、小麦など農産物に10~15% の報復関税を実施した。②ゼレンスキー大統領は米国と和平交渉目指し、部分的停戦を受け入れた。ホワイトスは和平交渉受け入れなければウクライナ支援の一時停止を発表していた。」と伝えた。
4日,NY市場でダウは42,521ドル669ドル1.55%安。S&P500は5,778と71ポイント、1.22%安、ナスダックは18,285と65ポイント、0.35%安で取引きを終えた。恐怖指数VIXは23.51と3.20%上昇。米10年債利回りは4.246%と1.58%上昇。NY外為市場で1ドル=149.71円、0.32%高、1ユーロ=159.04円、1.47%高、1英ポンド191.58円、0.91%高。NY原油(WTI)は67.85ドル。0.76%安、北海ブレント、同71.47ドル、1.84%安。NY金はオンス2,904.92ドル。1.98%高。ビットコインは8万8,155ドル。2.25%高で取引きれた。
5日朝放送のNHK/BSワールドニュースでフランスは「ゼレンスキー大統領はトランプ米大統領のウクライナへの一時的支援停止発表の後SNSに「空域と海域での戦闘を停止する」と述べた。アメリカから受けている640億ユーロ支援無くしてウクライナは持ちこたえられないからだ。米国のパトリオットのお陰でロシアの超音速機の攻撃を防いでいる。一方、トランプ大統領は5日に米上下両院議会で演説する。トランプ大統領は4日、メキシコ、カナダに25%と中国に20%追加関税を実施した。3国ともアメリカの農産物中心に報復関税実施を表明した。EUのホンデアライアンス委員長は3日「EUはウクライナに8,000億ユーロ支援すると発表した。欧州の銀行が保有する凍結ロシア資産を活用する。欧州では一部で反米的動きが見られる。」と5日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランス2が伝えた。
英BBCは「トランプ米大統領はウクライナ支援を一時停止すると発表した。同日ロシアによるキーウへのドローン攻撃で死傷者が出た。ゼレンスキー大統領は「平和を目指す」と表明した。スターマー英首相はこれを歓迎した。スターマー英首相はトランプ氏にウクライナへの支援停止発表前日にトランプ氏と電話会談した。ルーズベルト米大統領とチャーチル首相が並ぶ銅像があるが今のアメリカには予測不可能なトランプ大統領がいる。」と伝えた。ドイツZDFは「アメリカはウクライナへの支援を一時停止すると発表した。ロシアは歓迎した。」と伝えた。問題は日本である。様子見専門で日々暮している。(了)