団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

女優の顔がみんな一緒に見えてしまう

2008-07-31 08:08:59 | Weblog
 地上波デジタルに2011年に切り替わるが、それより先にCATVに契約しているわが家は、アナログからデジタル放送に切替えた。
 以前からCSは見ることができたが、BSの民放放送もこれによって見ることができた。BSの多くの番組は再放送が多い。わが家でよく見る2時間サスペンスも再放送ばかりだが、それがけっこう古く20年前のものもある。
 内容はほとんど覚えていないから、けっこう楽しめる。それにしても、20~15年前と現在を比べると、変わったものが多い。
 女房が気がついたのは、女性のコートの肩パット。この頃はみんなコートの肩が盛り上がっていた。いまは肩パットは入れない。それで時代が分かるが、もうひとつは女性の化粧法。
 この頃に出演している女優は、あまり顔を作っていなかった。眉は自分の眉だし、唇もそんなに輪郭をはっきり書かなかった。どちらかといえば、化粧が濃くなく地顔に近かった。
 ここ20年近くテレビから遠ざかっていた女優が復帰したが、その顔をみて「整形かしら」と女房がいった。整形ではなく、化粧がまったく当時と変わり、顔の印象が一変している。
 最近の化粧は、つるりとした美白の肌に、吊り上ったような眉の形、大きくぱっちりと見える眼、鼻筋が通り、くっきりとした唇の形、細い顎、というひとつのパターンが見える。そして、同じような髪型をしている。
 花椿のシャンプーのテレビコマーシャルに出てくる女優の顔がこのパターンで、ちょっと見では区別がつかない。これは典型だが、最近のテレビに出てくるタレントや女優の顔の区別が、ほんとうにできなくなってきた。
 こちらの加齢による観察眼の衰えがあることは否定しないが、最近の2時間サスペンスでも、ぼんやり見ていると、女性が被害者の場合、誰が殺されたのかも分からない。刑事と同じ顔をしているケースもある。
 流行といってしまえばそれまでだが、整形美人が結局、同じような顔になってしまうのは、美人の原型があって、それにしたがってパーツを整えるから、似たような顔になってしまう。化粧も同じで、パーツごとを美人のそれに当てはめていけば、結局同じ顔になる。
 これも流行で、それが去れば、また違った美人の顔が生み出され、みんなまた似たような顔になるのだろう。できれば、もっと個性を大切にする顔にしてほしい。その方が、2時間サスペンスを安心して観ることができるからだ。http://www.blogmura.com/ にほんブログ村

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