萩の里自然公園の尾根道で、ナニワズ(難波津)が開花しました。
ずーと出番を待っていました。お待たせしました!
雄と雌が別の木なのだそうです。
こちらが雄花で雌より大きい。突き出した雄しべに花粉が付いているのが見えます。
こちらが雌花だと思います。
花の盛りには甘い香りがしますが、全草に有毒成分を含むそうです。夏には葉を落し赤い実をつける。
実に毒があるかは不明だが、苦くて食べられないそうです。(夏に試してみます)
別名 エゾオニシバリ(蝦夷鬼縛り)とも言います。
鬼をも縛り付けることができるほど樹皮が丈夫なことからで、ナニワズはオニシバリに対する長野の方言だとういう。
なぜ「難波津」と書くのかは不明。分ったような分らない話です。
またの名を、エゾナツボウズ(蝦夷夏坊主):夏に一度葉を落とすことから。
別にアイヌの人々の呼び名もあり、合計4つですか。
すぐそばに、私のようにくたびれたやつが居ました。
エゾフユノハナワラビ(蝦夷冬の花蕨)シダ植物
春から夏の間休眠し、秋のはじめに新しい葉や胞子茎を出すという変わった生活をするそうです。お疲れ様でした。
名前は実にすばらしいとおもいませんか。
小鳥たちが競ってさえずっているように聞こえる萩の里自然公園です。