素朴な疑問ミサイル防衛網の続きです。
2009/04/05 11:30頃北朝鮮の「ミサイル搬送用に開発されたロケット」が発射され、程なく無事日本上空を通過したようです。とりあえず被害が無く良かったです。
昨日からいくつかのTVを見ましたが、登場した神浦元彰氏のコメントと名前から少し分ってきました。
日本軍事情報センター
2009年3月のWhat New!
http://www.kamiura.com/new3_2k9.html
左のタイトルの
「自衛隊 ミサイル防衛迎撃ミサイル 命中精度に注目」におおよその事が書かれています。
TV報道で分ったことは他に
ミサイル防衛関係で7000億円位かかっている・「整備の途中」であること。
何をどのように整備し、どのくらいのお金がかかるのかは全く不明。
「神浦元彰」を手がかりに、時間をかけて調べて発見。
Weapons School(ウエポン・スクール)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/main.htm
PAC-3の開設 一番下に、PAC-3の性能・諸元が出ています。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/pac-3.htm
次に、ほぼ日本全土射程内とする ノドン 中距離弾道ミサイル(移動式・発射は指令から1時間程度で可能と書かれています)についてかかれています。
日本が対応すべきはこれだとうい。(神浦元彰氏)↓
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/nodong.htm
イージス艦やPAC-3を移動していたのでは、とても間に合わないようでうす。
現状では防衛省の中枢・霞ヶ関位ならなんとかなる????
以上を総合すると、北朝鮮の日本攻撃用?ミサイルノドンを打ち落とそうとすると、「40㎞くらいの間隔にPAC-3を並べなくては打ち落とせないのでは。」との素朴な疑問は解決しませんでした。(でもかなり近づいた感じ)
防衛省のHPは、”わが国の弾道ミサイル防衛の詳細については平成19年版防衛白書をご覧ください
(平成19年版防衛白書:第Ⅲ部第1章第2節1「弾道ミサイル攻撃などへの対応」参照)”とか、
「まんがで読む防衛白書」(リンクが切れている)もある。ずいぶん探しました。
PAC-3など資料19 誘導弾の性能諸元はこれだけ。↓http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9f/a50cc59d47db2b3f568f4efb394fffb7.png
他には、英文のものもあったりしてとても漫画脳の私には無理です。
PAC-3 諸元 のキーワードで、防衛省内を検索すると、出てきたのがこれ↓
http://www.mod.go.jp/j/info/choushi/choushi_pdf/03.pdf
で、同じ程度のものではないかとおもいます。
キーワード「対弾道弾 誘導弾 諸元」 では何もなし。
日本の国民が防衛庁や内閣府・政党や国会議員のホームページでなく
一個人のホームページ(真偽は不明)からしか情報を得られないのも、これまた素朴な疑問です。
自衛隊制服組以外はほとんど知られていない可能性も感じられます。
これではとてもシビリアンコントロールなど不可能ではないでしょうか?
日本は本当に民主主義の国なのでしょうか?
どうもこの国にも、ブッシュの戦争を引き起こしたネオコンみたいな存在が感じられてなりません。
国会審議はこんなありさまなのです。(リンクが違っていました2009/04/06訂正)
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2009/03/26-1783.html
インターネットの中でも、素朴な疑問を抱いている人はななりいるようです。
我国における、ミサイル防衛防衛網の現状と将来計画について、防衛大臣や首相からチャンとした説明がほしいものです。
※ジェーン年鑑