白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

春から夏へ 萩の里自然公園

2009-06-01 22:58:26 | 萩の里自然公園
久しぶりに駐車場から歩き出すと、サクラスミレはもう見えません。
左手にメギ(目木)が咲いていました。トラストの森のヒロハノヘビノボラズと同じ仲間です。


ヒロハノヘビノボラズは、炭窯を見えるように伐採したミヤマザクラの下敷きになりそうでうです。
マイヅルソウ(舞鶴草)が林床を覆っています。

鶴が舞うようにみえるでしょうか?


エゾノワトコが満開です。

近づくとこんな花です。


ヤマグワ(山桑)があちこちで咲いています。
実を付けるのは上か下か?




懐かしい童謡を!
http://momo-mid.com/mu_title/akatonbo.htm

シラネアオイ(白根葵)の花はほとんど終わりです。
2つのめしべが受粉を終えて、これから実になるところです。

         ↓


シラオイエンレイソウももうすぐ終わりです。


日当たりの良くないところでは、オオバナノエンレイソウがまだ咲いています。


チゴユリ(稚児百合)ももうすぐ終わりです。


コウライテンナンショウ・マムシグサ
どちらが雄花・雌花?





答え

帰りにシロスミレ(白菫)・シロバナスミレ(白花菫)の様子を見ると、もう実になっていました。

いつ頃種が熟し、何に運ばれて子孫を残すのでしょう。
このスミレを見たのは、ポロトのポロト温泉の駐車場看板の傍と、ヨコスト湿原です。
いずれも、スミレと一緒です。生育に適した環境がほぼ同じなのでしょう。

ミズナラが花盛りです。
ぶら下がっているのは雄花です。雌花はなかなか見ることができません。


太陽が出て暑さを感じていると、セミが鳴きだしました。→■■

エゾハルゼミだそうでうです。←(ここの鳴声は大きいのでボリュームを下げて聞いてください)

萩の里自然公園は、春から夏への模様替えの季節です。

忘れそうになりました。もう一つこれから咲く桜があります。
シウリザクラです。
あと10日ほどで咲くでしょうか?


そろそろ虫対策をお忘れなく!



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ウヨロ環境トラストの森の夜明け

2009-06-01 20:22:57 | 炭焼き

5月30日からウヨロ環境トラストの森で、伏せ焼きという方法で炭を焼いてみようと思いましたが天気予報が雨なので29日からやりました。
炭を焼くには一晩徹夜になってしまいます。空気口と煙筒の開度と
煙の温度と色を監視し記録を取ります。
まだ実験みたいなもので、なかなかうまくいきません。
ある程度うまく焼くには、データが必要だろうと思います。
徹夜で何時も楽しみなのは、夜が明け始める頃です。
真夜中の静寂…野鳥が鳴き始め、徐々に種類が増えて、天気が良いと大合唱になります。
雨が降りそうな天気でしたが、3:30頃から、オオジシギ、ツツドリ、アカハラ、カッコウなどが順に加わりました。
鳥はほとんど知りませんのでその他は分りません。5時を過ぎると、ウグイスも加わりました。
その様子をどうぞ(ボリュームを上げてお聞き下さい)



トラストの森では、ミヤマザクラ(深山桜)が満開です。




ヒロハノヘビノボラズ(広葉の蛇登らず)も満開で、ミツバウツギ(三葉空木)が咲き始めです。
ヒロハノヘビノボラズ


ミツバウツギ


萩の里自然公園では山菜として採られてしまい、散策路ではその花をほとんど見ることができなくなった、ユキザサ(雪笹)が咲いています。




ズダヤクシュ(喘息薬種)も満開です。


肝心の炭の方は、頭の準備が出来ていなくて、前回よりもうまくはいきませんでした。雨がやんだ6月1日、炭を取り出しました。

久しぶりの一晩の徹夜……改めて年齢を感じさせられました。

昔の炭釜の跡に咲くオオバナノエンレイソウ。

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