6月29日 萌芽更新実験地で実生の稚樹を観察していたら、小さな顎を持つ20㎜ほどの虫を見つけた。
クワガタムシの仲間かもしれない。
図鑑などでしらべたら、背中に縦スジが目立つスジクワガタの♀と見られる。
7~8月に、北海道、本州、四国、九州の平地~山地の広葉樹林で、
ハルニレ、ヤナギ、ミズナラ、コナラ、イタヤカエデの樹液に集まる。
クワガタムシはいないかとよく聞かれる。“バナナトラップ”をやってみようか。
6月29日 萌芽更新実験地で実生の稚樹を観察していたら、小さな顎を持つ20㎜ほどの虫を見つけた。
クワガタムシの仲間かもしれない。
図鑑などでしらべたら、背中に縦スジが目立つスジクワガタの♀と見られる。
7~8月に、北海道、本州、四国、九州の平地~山地の広葉樹林で、
ハルニレ、ヤナギ、ミズナラ、コナラ、イタヤカエデの樹液に集まる。
クワガタムシはいないかとよく聞かれる。“バナナトラップ”をやってみようか。
6月24日 中央通りのセンターハウス前でオオアワダチソウを抜き取っていたら、10㎜ほどのホタルに似た虫を見つけた。
北海道・本州・四国・九州の草の間や花に、6~8月に普通に見られる陸生ホタルで、
明滅飛翔は観察されないが、弱く光る発光器を持ち、日中でも飛翔して活動するという。
6月中頃からヒョウモンチョウの仲間が勢いよく飛ぶ姿を何度か見た。
7月になってようやく撮影できた。
ヒョウモンチョウの仲間は似たものが多くなかなか難しいが、オレンジ色がやや濃く、普通に見られるというコヒョウモンではないだろうか。
7~8月頃、北海道と中部・部関東以北の本州の山地~沢沿いの草原で見られる。成虫は開長55㎜前後の大きさで、幼虫はオニシモツケの葉を食べて育つという。
萩の里自然公園のエントランス広場でエゾヤマザクラを見ていたら、きれいな蛾がじっと止まっていた。
7~8月頃に、北海道、本州、四国、対馬の山地で見られるシャクガの仲間だが、その生態はよくわかっていないという。
シャクガ科の幼虫はシャクトリムシで、多くは広葉樹の葉を食べるので山間の雑木林に多い。日中活動する種類も多いそうだ。
蛾と蝶は、生物分類学上では特に違いはなく、昼間の環境に特化して飛翔力の鋭敏な一群を蝶、それ以外を蛾と呼んでいるのだそうだ。