白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科

2016-07-14 17:58:21 | 植物(草本)の観察

オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科 皆伐更新実験地の植物

山野の日当りの良いところに生える50㎝ほどになる多年草。葉は茎を抱くように対生する。

葉には赤から黒色の斑点が点在する。花の径は1.5~2㎝ほど。

花期:7~8月

 

昔、ある鷹匠は、鷹が傷ついたときの秘薬として弟切草を使っていましが、弟がうっかり他の鷹匠に話してしまう。兄の鷹匠は弟を斬り殺してしまう。これが「弟切草」という物騒な名前の由来だという。葉の斑点は弟の血しぶきの跡だという。

 

このオトギリソウを大きくしたような、トモエソウ(巴草も昨年よりはるかに多く咲くようだ。

花期は同じ7~8月なのでもうすぐ咲くだろう。

 


オニシモツケ(鬼下野)バラ科

2016-07-14 17:07:34 | 植物(草本)の観察

オニシモツケ(鬼下野)バラ科 皆伐更新実験地の植物

高さ1~2mの大型になり群落をつくることが多い多年草。和名の「鬼」はここからきているらしい。

葉は手の平のように切れ込んだ大きな頂小葉が目立つが、葉奇数羽状複葉だという。

小さな花が散房状に多数付き、花弁と萼片は5枚。多数の雄しべが付き出る。

花の色は白~ピンクと変異があるようだ。日当りの良いところではピンクになるようだ。

萩の里自然公園の皆伐更新実験地では、伐採した2年後に目立って分布を広げびっくりした。

2014年伐採地 7/11