白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

サワシバ カバノキ科

2020-03-09 20:56:53 | 樹木の観察

萩の里自然公園の中央通りを歩いていたら、雪の上に何かの種?が落ちている。

見上げるとサワシバの花穂だ。種は9~10月頃熟すというがまだ沢山残っている。

しかし、種が入っていないものが多いようだ。

                  サワシバ カバノキ科
沢沿いに生える落葉広葉樹。大きくても高さ12m程度だという。
萩の里では大きくても5m程ではないだろうか。
同じ木雌雄別々の花をつける。(雌雄同株・雌雄異花)
5月に開花 左が雌花、右が雄花。 葉は花と同じに展開する。


葉は脈が美しい。

6月
花穂は鱗片がゆるく重なり合い、蓑のように垂れ下がる。鱗片が種を包んでいるようだ。


10月 葉は黄葉する。種は熟しているという。


12月末頃 


雪の上に落ちていたので分解して見た。5m程の種が鱗片に包まれている。


冬芽 互生 鱗芽 4稜がある。

樹皮は浅い菱形の“裂け目”がある。

萩の里自然公園では良く見かける。材は硬いようだ。 日陰にも強いようだ。

 

コメント (2)
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