秋に設置したシラネアオイ群生地をエゾシカから守る網を点検した。
散策路が貫通する部分は「仮の網」なので、ほぼ自由に入っているようだ。
それ以外に出入りしている所があるなら、修繕しておかなければならない。
もう一つは、網の目が12㎝ほどなのでキタキツネやエゾタヌキ、テンの仲間などが、通過出来ているかどうかも確認したい。エゾシカの出入りは困るが、それ以外の動物は自由に出入りしてもらいたい。
キタキツネ 体長:45~90㎝、肩高:35~45㎝、体重:2.5~5.4Kg
エゾタヌキ 体長:50~60㎝、体重:4~8Kg ずんぐり体型
網に沿っての内側を歩き調べた。エゾシカも網に沿って歩いている。
外に出たかったようだが網があるので出られないようだ。
エゾシカの足跡がたくさんある。何頭位が出入りしているのだろう。
出ようといて網を破ろうと試みた痕。
皆伐更新実験地での経験から、放置すると同じ場所を狙ってくるのでその都度修繕しなければならない。
侵入しようと試みた痕
ここは出入りしているようだ。
大きく破り完全に出入りしている。
エゾリスの足跡。簡単に出入りできているようだ。
キタキツネは出ようとしたがあきらめたようだ。目に付いた足跡はこれだけだった。
キツネは網を通過できない可能性が大きいので、出来るような対策が必要だと思われる。
これは通過しているように見える。エゾクロテンかもしれない。
エゾクロテン 体長:35~56㎝、体重:700~1800g 細長い体型。通過できるのかもしれない。
散策路の西側だけで、エゾシカが網を破ろうとしたり破った痕が、15か所あった。
昼頃一時やや強く雪が降ってきた。
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