なにかと忙しくUpが遅れました。
2月18日久しぶりにウヨロ川を訪れました。
この日の1週間程前にNHKの朝のローカルニュースの時、ウヨロ川でサケの稚魚が浮上して泳いでいる映像が10秒ほど?ながれました。
などでも紹介しましたが、秋サケ不漁の原因などについて、新聞などでも度々報道されています。
ウヨロ川では「ウライが強固なものに改修」されたため、親ザケが殆んど遡上できません。
昨年は9月18日の台風による増水でわずかに遡上できただけでした。
この時の親ザケの子どもが浮上する時期にあたるので、観察に出かけました。
0℃に近い流木によりできた小さな二次流路でもみられました。
今年もサケの稚魚が泳ぎ始めました2018 02 16ウヨロ川-1
こちらは大群です。 なかなか太陽がでないので苦労しました。
今年も野生のサケの稚魚元気に!2018 02 16ウヨロ川-2
小さな「ワンド」といわれる所です。
このすぐ上流の川底の砂利の中は今頃でも6~7℃ほどあるはずです。ここも少し水温が高いので多くの稚魚が集まるのではないだろうか。
かつて、雪の下で冷凍状態のホッチャレを食べるタヌキやキツネの足跡がいっぱいあった河原はこんな感じです。
サケ卵確保、計画下回る 平成以降初 道東で特に深刻(北海道新聞 2/20)
沿岸の海水温が高まる夏前に稚魚が回遊できるようにと、一部の漁協では放流開始を例年の4月下旬から上旬への前倒しを検討しているという。
主群4、5年魚が極度の来遊不振 (Yahooニュース)
一方、 今年の来遊について道総研・さけます内水面水産試験場 2013年、14年春ごろの海水温が平年より2~3度低いなどの厳しい海洋環境で減耗率が高かった可能性があるという。
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