白老の自然情報

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今日のウヨロ川   2008/09/16

2008-09-16 21:15:59 | ウヨロ川フットパス
ウヨロ川には遡上するサケがますます増えています。

うよろ橋の上からも遡上するサケを見ることが出来ます。


上の写真を撮りながら、去年のベニザケのことを考えていました。
メス一匹でウヨロ川に迷い込んだあのサケはあの後どうしたのだろうか?


ベニザケ

美々川

絶滅の危機に瀕しているベニザケ


オーシャンファオームでは、秋の日を浴びて、馬がのんびりと草を食んでいました。


この牧場付近から上流がこの川の中流域で、サケの産卵に適した場所が多くあります。

いたるところで産卵行動や産卵した場所が見られるようになりました。


喧嘩する♂


勝った♂が、産卵のため砂利を掘る♀に寄り添っています。


イレスナイ川へ上ろうとするサケ

サケの上を歩いて川を渡れる??
明治時代になるまではこんな状態だったのかもしれない。
北海道の開拓が進むにつれ、和人による河口での大量捕獲や
川の環境の変化などで遡上するサケは激減したという。
北海道では、1888年(明治21年)に石狩川の支流千歳川で資源回復のため
本格的にふ化放流事業始められたといいます。

イレスナイ川が合流する地点から上流のサケは、自然産卵で生まれたサケです。
ここからから下流では、♀より♂の数がはるかに多いように見えますが、
上流では、♂♀ほぼ同数くらいに見えます。ふ化放流が関係しているのでしょうか?

カッケンハッタリ(カワガラスの淵)では、ウヨロ川付近に住んでいたアイヌが、
遡上の途中一休みするサケを捕獲したといわれています。
カッケンハッタリにもサケが遡上していました。

この辺りから川は大きな石がゴロゴロしており、産卵に適した場所がどこにあるのか分かりません。
一度さらに川を遡ってみたいと思います。

フットパスはここで、ウヨロ川と分かれます。

ウヨロ環境トラストのウヨロ小屋を過ぎると、エゾクロウメモドキの実が
熟し始めていました。


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