このBlogで何度も掲載した「ハラビロトンボ」の生息地が消えようとしている。
ハラビロトンボは、北海道から本州、四国、九州に分布。
北海道では函館と長万部だけに記録あるとされてきたが、2022年に白老町内で繁殖地が確認された。
北海道レッドデータブックの「絶滅危惧種En:絶滅の危機に瀕している種または亜種」にランクされている。
http://rdb.pref.hokkaido.lg.jp/page/detail1.asp?spc=000000000000000000661
それによると
- 既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準にまで減少している。
- (2) 既知のすべての生息地で、生息条件が著しく悪化している。北海道における生息地は道南地域に集中し、いずれの生息地も悪化している。
というのだ。
その白老町内の生息地が消えようとしている。
非常に残念なことだが、今年で最後になるかもしれないので、2024/08/04 様子をみてきた。
観察できた10種類以上のトンボで、ハラビロトンボが最も多くやや広い範囲で見られた。
ハラビロトンボスライドショー
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