夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

ビーズ編みを作っていて思い出すこと。

2012年08月06日 | 手作り
以前たくさんのビーズを買い込んでいろいろなアクセサリーを作っていたが目ン玉が
白内障になり、しばらくビーズから遠ざかっていましたが。目も良くなってまたぞろ
たくさん残っているビーズを使いビーズの処分を考えながら作り始めた。
今作り始めたのがこちら↓3mmのスワロフスキービーズを使いネックレスを編んで
います。目が多少見えやすくなったとはいえ、テグスで細かい作業はチョッとつらい。
休み休み作っているので3日目でやっとこれだけ↓
 
細かい作業はだんだん無理になってきました。ビーズのアクセサリーを作っていると
いつも思い出すことがあります。10年近く前のことです。

学童指導員をやっていた時、母の日のプレゼントにビーズで作ったネックレスを
お母さんにプレゼントしよう。という事になりこのような↓ネックレスを子供達に
作らせました。女の子は喜んで作りましたが、

男の子は遊びたくてなかなか作りません。それでも殆んどの子が仕上げました。
ただkouki君だけは別でした。「(母親に)そんなのプレゼントしたくねぇ」と言って
外に飛び出して遊んでばかり。いつも他の指導員に怒られてばかりいるkouki君を
何とかなだめすかして1週間掛かってやっと作り上げました。後日「お母さん
喜んだでしょう」とkouki君に聞いたら「喜んでた」と一言。そのkouki君が突然の
事故に遭い亡くなりました。お兄ちゃんと一緒に自転車で道路を渡っていてトラックに
はねられたのです。

葬儀の日、喪服のお母さんの首にはkouki君が作ったネックレスが光っていた。
「koukiが作ってくれたネックレスが遺品になってしまいました」と泣き崩れていました。

座禅会で「結跏趺坐(けっかふざ)が上手だね~」とkouki君を褒めたら嬉しそうな顔を
して得意顔で一番に座禅を組んでいたkouki君を思い出す。
コメント (2)
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