夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

正派若柳流のチャリティーショウに行く

2018年12月02日 | いろいろな事
ご近所のOさんから誘われて昨年も行った日本橋公会堂に行きました。
今日は地下鉄茅場町下車。私はスマホを持って
いないので茅場町の駅員に
「日本橋公会堂はどちら?」と聞いたら

「出口6を出たらすぐに道路を渡って
 行ってください」と地図を出してくれ
親切に赤いペンで記しをつけてくれた。

婆さんには親切にしてくれる駅員さんが多い。

茅場町には会社の研究所があったのでよく来たことが
あるのに、今ではどこが何処やらまったく分からない。
地図を見たら「すぐに渡れ」と言われた道路に
横断歩道も信号もない。一番近い信号を見つけて
渡り、高速道路が見えたのでそちらに進んで
行くも高速道路の下は川(水)がない。
高速道路の下をくぐると地下鉄「日本橋」が
見えてきた。
「日本橋?おかしいじゃない?」私はそっちに
行く筈じゃない。道間違った!と気づき近くの
コンビニで地図を見せて聞いたら
「逆方向ですね。ここをまっすぐ行って
 大きな交差点を左に曲がってください」と
コンビニの優しいお姉さん。

ここで往復10分のロス。
交差点を左に曲がると高速道路が見えてきた
高速道路の下には川が流れていた。
やれやれこれで行けると思ったけど、これからが
またおかしくなった。公会堂の近くまで来て
いるのにどの辺か?もう一度車の運転手に
聞いてみたら
「あの交差点の角ですよ」という。
何かおかしい?今歩いて来たところには
そのような公会堂はなかったが、もう一度
戻ってみた。やっぱりなかった。
「あの運ちゃんに騙された」ともう一度
今度は自転車に乗った男の人に聞いてみた
「あそこ(さっきの所)の少し先」
という事でさっき来た道をまた逆戻りで
ようやく辿り着いた。
「日本橋公会堂」と書いてある看板目印は
ちょっと引っ込んでいるので近くに行くまで
見えない。やれやれどうにか到着した。
ホールに上がっていくと丁度midoriさんと
出くわして「やれやれ会えて良かった」
 
踊りを一幕見て
「お弁当にしましょう」とランチタイム
若柳吉芳鏡さんが用意してくれたお弁当を
頂きました。天一のてんぷら弁当です。

MさんやKご夫妻も来ていて華やかな日本舞踊に
どっぷりと浸かりました。途中でチャリティの
寄付金贈呈式(全国重症心身障害児者)が
行われ、障害者を伴った母親が
「生まれた時から心臓を患い脳にも
 障害が残った子供が24歳に
 なりました。ありがとう
 ございます」と挨拶。

障害者を持つ親は大変です。
こうしたチャリティーを若柳流は50回も
続けている。

midoriさんとMさんは次の予定があるので
少し早めに退場。私は一人で4時近くまで
踊りを拝見して吉芳鏡さんにお礼の挨拶を
して帰って来ました。

会場を出ようとしたら、ガードマンの
おじさんがいたので
「地下鉄水天宮はどちらですか?」と聞いたら

「説明するの面倒だから途中まで
 一緒に行ってやるよ」といってくれた。

「この辺りも随分変わりましたね。
 50年前とは随分違う」

「そりゃあ50年も経つと建物が関わって
 違う街になっちゃう」

「水天宮さんだってあんなにきれいじゃなかった」

「そうそう、昔はあんなんじゃなかったね」と
変わってしまった東京の街を歩きながら話した。
「ほら、あそこに水天宮が見えるから
 すぐそばに地下鉄があるよ。気をつけてね」

「ありがとう」と親切なガードマンのおじさんに
助けられて帰って来ました。

いやはや東京の変わりようは本当に激しい。
滅多に行かない東京にキョロキョロするばかり。
どんどん変化する街で浦島婆さんになった気分でした。

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篆刻(てんこく)サークルの展示

2018年12月02日 | 篆刻
打瀬公民館で篆刻サークル「石門印会」で
月に一度篆刻を習っていますが、12月は
篆刻サークルの作品展示会を行っている。
今日は篆刻作品の展示をしてきました。

9時半からの展示作業ですが、私が到着したら
みなさんすでに展示作業に入っていた。

先生の作品とNさんの刻字(板などに
文字を彫ること)初心不可忘
 
今年もみなさん素敵な作品が揃いました。
Nさんの今まで刻した干支の印

Sさんの作、私たちよりずっと篆刻習得年数が
浅いのに上達が早い。
 
Nさんの作品は額がアマゾンのダンボール箱
 
「面白いね〜」とみんな、
青墨で落ち葉を写し取ってあるのが素敵です。
こちらはTさんの作品
「affection」(穏やかな)愛情とある。

「これはお菓子の箱?」
「そう、和菓子の箱で中にロクシタン
 包装紙を貼った。綺麗な包装紙が
 あると捨てられないのよね〜」
そうそう、きれいな包装紙は誰でも取って
おきたくなる。
こちらはSさんの作品
「Charles Aznavour」

「黒い模様はどうしたの?」
「新聞広告に載っていたものを使ったの
 素敵でしょ」
これもなかなか洒落てます。
「今年シャルル・アズナブールが来日して
 コンサートに行ってきた。満員だった
 日本でコンサートして帰国してすぐに
 なくなってしまった」
シャルル・アズナブールさん94歳でした。
アズナブールと言ったら何と言っても
この曲でしょう。
「それにしても最近はシャンソン歌手が
 こなくなったね」
「アダモもこなくなったし・・・」
なんて話しながら作業を進めてどうにか
終了しました。記念写真を撮って

お疲れ様でした。と散会。

今回私が出品した作品で一番苦労した作品は
こちら↓

小倉百人一首の 
 天の原 ふりさけ見れば 春日なる
       三笠の山に 出(い)でし月かも
            安倍仲麿(7番)
の下の句を
朱文で刻しました。石の大きさは一寸五分(約4、5cm角)
その側面(4、5cm×6、5cm)に刻しました。

石は以前、篆刻をやっていた習字の先生から
頂いた物です。

あまり良い石(青田石)ではなかったようで
ガラス質が多くなんとも刻しづらく往生しました。
が、昨日なんとか出来上がり出品できました。
作品の展示は23日まで、興味のある方は
ご覧になってください。 
 
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