夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

篆刻(てんこく)12月の月例競刻の講評が届く

2019年01月04日 | 篆刻
篆刻サークルの先生から先月の月例競刻の
講評が届きました。
12月の課題は「今年一番心に残った漢字
一字、楷書で刻す」
印の大きさ八分印(約2、5cm)


小生、若い頃、禅に傾注したことあり大変興味ある
一語である。文字の起、終筆が柔和で優しい風味が
出ている。逆に点画を鋭くするのも又一興であったかも。
辺縁堂々たり。


「災」の字から、今年も災害が色々あったことを
思いおこす。しっかりと一文字を中央に配し周縁の
界線を入れることで、印面が締まっている。
撃打による変化もいい。意味を強化している。


小字なれども、この字の持つ意味の重さを感じ
させられる作である。文字回りに印刀の角を
打ちつけた点描の風趣が何ともいえぬ別世界の
ようである。独特の表現である。


一点一画を丁寧に刻しており上達が伺える好印である。
右半の「青」の横画が小ぎみよくすばらしい。
しっかりと気を抜かずに彫り切った。辺縁の撃辺
やや強すぎたか。


楷書であるがやや行書の風味を出し動きを感じる作である。
「雁塔聖教序」の古典の風味を出し、細身ながらも強い
線質である。辺縁の右が弱くなった右上角のカットも一手。


「慈愛」の「慈」いつくしむの意である。楷書の筆勢が
よく出て点画がしっかりと刻されている。丁寧の刻である。
印の回りを削り丸みをつけており、柔和さが心地よい。


文字刀線に細太変化をつけ勢いありて見事の作たり。
筆力を感じさせる秀逸作である。横線がすばらしい。
辺縁も力感十分にて、その表現は他の範といえり。


点画の多い「寿」を丁寧に刻している。
「にんべん」との差が大きく「寿」を大きく左に
寄せたらいかがか。回りの空間が広いので
二重辺縁にするのも一興かと思う。辺縁細太変化を。


墓誌銘を参考にしているとのこと。
むしろ雁塔聖教序の趣があり伸びやかさが秀逸である。
特に下半分がよく伸展している。辺縁も十分な
力感ありて出色の出来。


朱文印とほぼ同じ風合いであるが、異体字の趣を持つ。
古拙感がよく出ている。辺縁はかなりいびつに
変化させているが、ここまですることもなかろう。
一考のこと。


皆さんそれぞれの思いが込められていてすばらしい。
コメント (2)
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我が家の仕事始め

2019年01月04日 | いろいろな事
正月三が日も終わり、我が家も仕事始めです。
今日は風もなく暖かだったので父ちゃんは
「薪割りでもするか」
 
我が家の暖房は薪ストーブ(ダルマストーブ)を
使っているので薪割りは必須となっています。
暮れに来て薪ストーブにあたっていったMさんは
「軽井沢の別荘に来たみたい」なんて言ってましたが
薪ストーブはかなり労力が要ります。
幸い我が家は薪をもらえる宝の山
「薪があるよ〜」と声をかけてくれる方がいるので
しばらくは薪に困らない。
父ちゃん薪割りで運動不足解消です。

私は暖かい縁側で要らなくなったカーテンを
紐状にカットしました。化学繊維は細かく
切り刻むと結構繊維の屑がでる。
こういう作業は外でやるのに限ります。

ロープ状にしてナイロンタワシを編みます。
カーテンが使い易いナイロンタワシに変身します。
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