1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

100%

2005年04月06日 | Weblog
桜はあっという間に開くんですね。
咲き始めると早いです。

月曜日の日記の続きです。

演奏会をすると、いろいろな感想をいただきます。
演奏に限らず、HPでもなんでも、人に何かを発表するということは、評価なり批評なり批判なりされるものです。
まったく反応がないのはさみしいですが、根拠のない批判を匿名で発表されたりすると、相手がわからないだけに反論の余地もなく、気持ちのやり場がありません。

今回のマードレの演奏会に限った話をすると、選曲に関して、1部がよかったという人もいれば、2部がよかったという人もいるし、そういうくくりで考えない人もいる。
マードレの場合、演奏会のためにテーマを企画して選曲する、というやり方をしていません。
練習の目的がまずあって、選曲をし、3年間やりためたものを、演奏会として発表する。
お客様に楽しんでいただく会、というよりは、練習の成果を見ていただく会です。
ですから、一般のお客様に受けるようなポピュラー音楽のようなものは弾きません。

片岡先生は、「何をやっても100%のお客さんが100%満足するなんていうことは有り得ない」とおっしゃっていました。「どの曲についても、誰かが何かを感じてくれればそれでいい」とも。
確かにそうだと思います。
自分達のできることを精一杯やって、何かを感じてくれる人が少しでもいたら、それでいいんです。
そう思ったら、気持ちが軽くなりました。
コメント
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