卒業式

今日は中学校の卒業式でした。
私は卒業生の母ではないですが、役員をやっている（やっています、一応。一番ラクな委員会をしっかりチョイス）ので、パトロール係りで学校に行きました。

寒い雨の中、９時半から１２時過ぎまで、門番のようなことをやるのが仕事です。
私が中学生の頃は、一部に相当なツッパリ（今でいうところのヤンキー）がいて、卒業式というと、殴りこみだのお礼参りだの、不穏な空気が流れていたんです。

でも、今日はとても平和で表立った騒動は起きませんでした。
雨だったことも幸いしたようです。

でも、式が無事終わる頃、車に乗ってやってきた見るからに派手な男女のグループが・・・。
ストライプのスーツにサングラス、赤いファーコート。なんかあまりにすごい服装で、思わず笑ってしまいました。
声を掛けてみると、格好とは不釣合いなほど、どの子も素直で安心しました。
なんでも後輩（つまり遊び仲間のことらしい）が卒業だからお祝いに来た、と言っていたので、結構律儀な人たちみたいです。

例年通り（これは今日初めて知りました）私服刑事が５人も来てましたし、バイクで巡回する警察官も多く、いざ何か起きても安心な状態でしたが、何事もなく終わりました。
そう書くと、荒れてる中学校のようですが、警察官は付近で行われているほかの中学の卒業式も全部回っているそうです。念のため、ということなのかもしれません。

今日の朝刊に載っていた「朝の詩（うた）」、いいなぁ、と思いました。
転載は禁止かもしれないので、しばらくしたら消します。

「電話」
福島市　丹治計二

今朝　起きてまもなく
優しい人からの
電話があった

そして　思う
そのために
今日一日を
心穏やかにいて
得たものの
何と豊かだったか

そして　また思う
もし怒りつつ
すごすなら
そのために
失うもののどれほどか