カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

紅葉の鍋が滝(阿蘇・小国)

2018-11-08 15:29:36 | おでかけ
 今日は雁俣山に紅葉を見ながら登山をする予定だったのだが、午後から雨の確率が少し高くなっていたので、天気の回復が望める土曜日に延期した。

 夜は確実に雨になるという予報で、夕方まではおそらく大丈夫だろうが、山ということで大事をとった。

 その代わりに、駐車場が近くにある小国の紅葉を見に行くことにした。

 

 阿蘇の外輪山の北側に広がる草原は、ススキがいっぱい。

 立冬になった途端に気温が上がったが、高原の風は爽やかだった。

 小国町の坂本善三美術館の前を通って、小さな橋を渡る頃から道は突然狭くなる。

 しかし少し走ると離合に不安を感じないほどになって、整備された駐車場が出来ていた。

 

 駐車場の直ぐ近くは、もう綺麗に紅葉していた。

 全山紅葉というのではなくて、名物の小国杉などの針葉樹や常緑樹の緑の中に、部分的に顔を現す色鮮やかな紅葉は、一層引き立って見える。

 かなり以前に一度訪れたことがあるが、その頃は訪れる人は少なかった。

 駐車場もなくて道路の脇の舗装してない部分に車を寄せて、谷の下へ降りた思い出がある。

 今は、立派な階段と遊歩道が出来ている。

 

 滝は、変わらず優雅に流れ落ちていた。

 高い場所から大量の水が勢いよく流れ落ちるという類の滝ではなく、高さより横幅の方が広い感じの優美な滝である。

 

 裏側に回ると、深くえぐれた滝の裏は意外に広く水音も靜かである。

 夏場は涼を求め、秋は紅葉を滝の裏側から眺め、冬は凍結した滝が楽しめる。

 季節によってライトアップもされるようだ。

 だんだんと観光客も多くなってきたらしく、第3駐車場の整備が急ピッチで進められていた。

 阿蘇谷を見下ろす高台で弁当を食べたあと、菊池方向へ下るべく阿蘇を後にした。

 
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