カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

鉢植えの物語

2018-11-15 10:01:50 | 日常あれこれ
 相方の友人に花などを育てて楽しむのが趣味の人がいる。

 どちらが退屈しのぎなのかは知らないが、よく呼ばれて出て行くからお互い暇なのだろう。

 帰りには花などを貰って帰って来る。

 三本仕立ての大輪の菊も貰いものだが、ついでに「カンノンチク」も貰ってきている。

 
 (カンノンチク)

 1m以上に育っていてかなり大きめの鉢に植えてあるが、更に芽が増えそうなら大きめの鉢に植え替えも必要だろう。

 我が家には10年以上前に植木市から買ってきたカンノンチクがあって、成長につれて鉢を大きくしていたら、本数も増えて背丈も2mを遙かに超える大物になっている。

 
 (初代カンノンチク)

 あまりの鉢の大きさに容易には動かせないが、台風などには極めて強く上部だけ風になびいて鉢はビクともしない。

 しかも夏は日除けになって、ここだけはスダレもいらない。

 グリーンカーテンといった風情で、外からの目隠しにもなるし朝顔やゴーヤなどよりずっといい。

 庭には大きくなる種類の木は植えないことにしているので、大きくなる可能性のあるものは皆鉢で育てている。

 
 (貰い物の竹と勝手に生えたキンモクセイの鉢)

 水やりは欠かせないが、我が家の樹木は住人と運命を共にするシステムに組み込まれている。

 それに、転勤6回及び引越11回を経験すると身軽が一番という考えが骨身にしみ込んでいる。

 よって、持ち家も3度買い替えながら移動したが、何処にも大きくなる可能性のある木は植えなかった。

 現在の住居は25年目を迎えるが、相方共々に終の棲家と云いつつも引越の可能性は皆無ではないと思っている。

 遠くない将来には自宅介護だの施設入所だのと、引越と同じ運命が待ち受けているし、これは避けて通れない。

 近所にも高齢で施設に入所したままの空き家が何軒もあるが、例外なく樹木が茂ってジャングル状態になっている。

 手入れ等をする近親者が近くにいればいいが、そうでない場合の方が多いようだ。

 樹木や花々も、動物を飼うのと同じ心配りや覚悟が必要のようだ。

 
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