カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

難しい名前

2018-11-28 10:19:24 | 日常あれこれ
 今朝の新聞に平成の30年間につけられた子供の名前について、多い順に掲載されていた。

 男の子:翔太~翔~健太~蓮~大輝

 女の子:美咲~葵~陽菜~さくら~愛

 PCで打ってもほぼ一発変換するところをみると、かなり一般化した名前なのだろう。

 私も蓮・大輝・陽菜以外は、ほぼ間違いなく読めた。

 難しいのは読めないのではなくて、何と読ませようとしているかが不明だからである。

 我が家にもややこしくも、似たような名前の植物がある。

 
 (ピラカンサス)

 いろいろ数種があるそうで、トキワサンザシとかタチバナモドキとかいうのもあるそうな。

 
 (キリタンサス)

 今年はかなり早くから花芽が伸び始めている。冬場に咲く花で毎年室内に移動して咲かせている。

 この「キリタンサス」と前述の「ピラカンサス」の名前が、二つ同時に出て来ない。

 一つの名前を思いだした瞬間、もう一つの覚えていた筈の名前が頭から吹っ飛んでしまう。

 じつは、先日の川柳大会のジュニア部門を担当してみて、100%自信をもって読める名前は一人も居なかった。

 投句用紙には必ず「ふりがな」を振るようになっている。

 ところが、「愛衣」という名前でふりがなに「あい」と書いてあると、「ああ、そうなんだあ」となる。

 何百という投句している子供達の名前が、特性を持たせた字の組み合わせや読み方の工夫で以外とダブらない。

 親の思い入れや工夫が効を奏しているわけだが、個性的にすればするほど難解・難読になるわけで、子供は将来に亘って何度も名前を聞きただされる宿命を負う事になるだろうと思う。

 〇〇作家などに、ペンネームや雅号に首を捻るようなものがあるが、これはこれで強く印象づけるためのテクニックの一つだと思っている。

 ただ、ややこしい名前の連発がこうも続くと、昔ながらの〇〇子などの方がかえってスッキリと目立つから不思議だ。

 「またしても選者泣かせの漢字です」

 
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コメント
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