カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

故郷の山は正面だけを見せ

2020-12-28 14:21:08 | 日常あれこれ
 今年も残すところ3日になってしまった。

 私の田舎では習わしがあって、正月の飾り付けは29日と31日は駄目。

 31日は一夜飾りだし、29日は語呂が悪いのだとか。

 結局残るのは28日(今日)と30日だが、30日から超寒波が来襲するらしいので必然的に今日になる。

 
 (JAの採れたて市)

 野菜などと共に正月用の花や飾り物などが、並んでいた。

 野菜と、お墓用それに仏壇用の花を買って取りあえずお墓参りに・・。

 お墓は一番乗りで、どの墓もまだ花を飾っているものはなかった。

 メイン道路から墓へのアプローチ道路も、先日みなさんと一緒に整備したので快適に車で進入。

 帰りに、相方の実家の空き家を点検に行った。

 まあ異常なしで、例年私達が草刈りをしたり剪定をしたりしていた菜園も、わりと草が刈り取られていた。

 後を引き継いでいる甥っ子が、時々業者に頼んでいるらしい。

 菜園に侵入していた、隣の家の竹と蔦を除去しておいたので、前年まで枯れそうになっていた柚子も元気になって実をつけていた。

 
 (柚の木)

 一昨年は、蔦に絡め取られて枯れる寸前だった。

 ミカンも柿の木もどうやら枯れないで復活しつつある。

 
 (柚子の実)

 程度の良さそうなものだけ、バケツに入れて持って帰った。

 久しぶりに運動した相方が、腹が減りすぎて倒れそうだと申告したので、直ぐ近くの道の駅に弁当を買いに行った。

 昔から相方は燃費が悪いエネルギー体質。

 多分血糖値の急激な低下ということだろうが、平時は血糖値高めなので、燃費だけを上げるわけにもいかない複雑なエンジン構造。

 私も最近は似たような症状になる。

 
 (鞍岳)
 
 (八方ヶ岳)

 道の駅は国道325号線沿いで、相方の実家からは近い。

 東に鞍岳、北に八方ヶ岳を望む景色は、子供の頃からのお馴染みの風景。

 「故郷の山は正面だけを見せ」・・・・しろ猫。

 子供の頃から見続けた山は、その見た方向から見えた形こそが正面と認識しているものだ。

 「鞍岳」は二つの峰が「馬の鞍」に見えるところから命名されたものと思っている。

 頂上直下には「馬頭観音」も祀られているくらいだ。

 隣町にいくと、頂上部が一つに見えてしまうので正面ではないなと子供の頃から思っていた。

 そこへいくと、お椀を伏せたような形状の「八方ヶ岳」は四方八方から見てもほぼ形が同じように見える。

 どちらにも正面を見せる、八方美人なのだなと理解していた。

 「古里の山に向かいて・・・・」の歌の如く、古里の山はやはり有り難いものなのだ。

 さて・・・・。

 正月飾りは、すべて終わったし・・・。

 天気が良くて、気温が20度越えの暖かい今日は、多分今年最後の洗車日和りかも・・・。

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コメント
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