カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

益城町の今を歩いて見る

2020-12-25 11:45:57 | 熊本地震
 年賀状・柳誌の校正・機関紙の編集・大掃除・買い物PAT-1等がトントン拍子に進捗して、自分で驚いている。

 例年より早く、頭の髪の毛でも手入れしようと散髪へ。

 と、言うのも散髪屋さんの方から電話があって、年末は早く店を閉めたいとのこと・・。

 

 早速誘いに乗って、散髪に出かけた。

 随分昔の話になるが、暮れの散髪屋さんは大忙しで、除夜の鐘が鳴り終ってもまだお客の髪を切っていたものだ。

 何でそんなに押し迫って散髪にくるのかと、子供こころにも不思議だった。

 コロナや自然災害に見舞われて、気持の上でもパッとしない一年だった。

 行動を阻害する事象が次々と発生すると、復旧・復興作業にも影響を及ぼすが、それでも復興は続いている。

 
 (完成した体育館)
 
 地震直後から、多くの避難者でごったがえした体育館も、建て替えられた。

 
 (橋梁の架け替え)

 町の橋梁の半分以上が壊れて、現在はあと2~3箇所を残して掛け替えが進んでいる。


 
 (道路拡幅工事)

 両側の民家や商店が道路に崩落し通行を阻害し、緊急車両の通行もままならなかった狭隘道路は拡幅工事実施中。

 あと5~6年で4車線化工事完了予定だが・・さて。

 
 (解体撤収される仮設住宅と復興住宅の一つ)

 復興公営住宅の建設が終わり、町内にあった仮設住宅団地は現在1箇所に縮小・集約されている。

 残った仮設団地の住民の中には、中心部の復興のための再開発事業の進捗待ちで自宅再建が出来ない人達も多い。

 
 (活断層:横ずれ断層)

 活断層の横ずれが、地表面に現れた貴重な場所として残されている。

 隣の畑も、その隣もという具合に畑の畦が同じ位置で屈曲している。

 町内にはこうした断層が地表面に現れた場所が数カ所ある。

 これらは震災遺産として後世に伝える計画である。

 次々と目の前で災害が発生し、コロナまで追い打ちをかけているので話題も霞がち。

 時々は、復興の現状を見つめながら明日を考えてみたいものである。

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする